天井と底を当ようという天才的独創性溢れる異端児インジケーター
多くのインジケーターには、それぞれ計算式というか、計算方法があります。
※時間表示インジケーターなど、特殊なものは除く
大体は、数字を元に計算されてますが、
時に、数字ではなく、何がどうなったら、というような計算のものもあります。
ともかくそれでも、前に出現してる、それまでの値動きを元にした判断を行います。
世界中のトレーダー、アナリストなどが、長い年月、試行錯誤で開発してきたインジケーターたち、
その発想はほぼ出尽くしたくらいに、さまざまな発想を元に開発されてきました。
その中でも、かなり特殊、というか、
独創性溢れるインジケーターが
TD Sequential(TDシーケンシャル)
開発したのはトム・デマークという人で
チャート分析における世界の第一人者として広く知られている方です。
トム・デマークは、テクニカルなシステムや指標を開発、マーケットにおけるタイミング分析を生涯に渡って研究したそうな。
そのトム・デマークの最高傑作と言われてるのがTDシーケンシャル
です。
人物や、TDシーケンシャルの詳細な仕組みについては、興味が沸いた方はご自分でお調べください。
ごく簡単にですが、その見方、使い方はといいますと、
値動きから条件が揃うと、「1」~カウントされていきます。
「9」「13」が、限界というかマックスというか、
ともかく、ピークを示します
「9」(または「8」あたり)
もしくは
「13」
の数字の箇所を見てください。
結構、天底に近いところに表示されていることがわかります。
とはいえ、もちろんですが完璧でもなく、絶対でもありません。
結構多く、、、というところです。
しかしまぁ、様々なインジケーターを使ってきましたが、
これはかなりすごい、、、
利確の根拠に使っても良いかと思います。
私どものEHMtrade手法の、
トータルで10pipsを捕るというプランニングにおいては、
なかなか相性が良いんじゃないかとも思いますので。
実際、導入するならと考えて、
カスタマイズして、必要な数字のみ出す、という風にしてみたりして、検証始めました。
かなり前から知ってはいたインジケーターで、
なくてもいいものではあるんですが、
あった方が気分的に楽にトレードができるか、
やっぱり結局無くてもいいか?というところの検証です
。
以下、ごく簡単にではありますが、
カウントのロジックを書いておきます
【TDセットアップ】
新しいトレンドが始まる場所
現在のトレンド内に修正が入る場所を検知
価格の反転によって、プライスフリップが発生
プライスフリップの発生条件
■下落→上昇
最後の終値が4本前の終値より高く、1本前の終値は5本前の終値より低い。
■上昇→下落
最後の終値が4本前の終値より低く、1本前の終値は5本前の終値より高い。
この条件が揃い、「1」~カウントがされていく
継続すればそのままカウントされていき、
「9」を付けるまえにカウントがストップすれば、また「1」からカウントが始まります。
9以降も10、11、12、13、14・・・とプライスフリップが起こるまでカウントは続きます。
【TDカウントダウン】
トレンドの長さを計算
トレンド終焉の瞬間
新しいサイクルの価格変動要素の出現を検知
9以降で続いたセットアップのカウントが終了したら、カウントダウンのフェーズに
カウントダウンの発生条件
■上昇しているときの場合
最後の終値が2本前の終値より低いor等しい。
■下落しているときの場合
最後の終値が2本前の終値より高いor等しい。
セットアップと異なり、カウントダウンは連続する必要はないので、ローソク足を1本や2本飛ばしても、条件を満たせばカウントされていきます。
もうひとつ、最後の条件
■上昇への転換を示唆
13番目の足の安値は8番目の足の終値より安い。
■下落への転換を示唆
13番目の足の高値は8番目の足の終値より高い。
ここまでの条件が揃い、「13」が点灯する仕組みとなります。(購入者への公開はこの部分を書き換えてください)
よろしいですか?