テクニカル分析なし・高確率で相場の大暴落を察知する方法
コロナショックにより、各国の株式市場が暴落し、為替相場も大荒れとなりました。
しかし、私は「そろそろ暴落しそうだなあ」とコロナショックの数か月前に気がついていたので、一切ポジションを持たず、チャートを眺めるだけにしていました。
もちろん損失は一銭たりとも出していません。
なぜ暴落を察知できたのか?
それは・・・
「マスコミが騒ぎ始めたから」です。
日経平均株価は、2019年末に年初来高値更新でお祭り状態となっていました。
同じくNYダウも史上最高値を更新し、やはりお祭り状態でした。
当時、マスコミに雇われたであろう専門家が「日経平均株価はいずれ3万円に到達する」とコメントをする映像が繰り返し流れていました。
日経平均株価が3万円・・・。
何を言っているんだこの人は・・・。
もしあなたが、加速する少子高齢化社会に何の対策も取らず、経済が内需で成り立っているにもかかわらず増税ばかりして、原発事故が未だに収束していない国の株価が今後も上がり続けると思っているのなら、申し訳ありませんが株式投資はやめておいた方が無難です。
マスコミが「今、株式市場が盛り上がっています!株価がどんどん上がっています!」と報道をすれば、証券口座に資金を寝かせている人、投資に興味があっても勇気が出ない人、「儲かる」と聞いてすぐ飛びつく人、いろんな人が市場に資金を投じるようになります。
そのため、株が買われすぎて次第に株価は上がらなくなります。
さらに、「今は株高だから、そろそろ売っておこう」と株を売却する人も増えます。
すると、次第に株価が下がり始め、市場は調整局面を迎えるか、悪材料が出て一気に暴落するかのどちらかになります。
一気に上がりすぎたもの、下がりすぎたものは長く続きません。
これは株でも、為替でも、ビジネスでも、人生でも同じです。イナゴタワーは必ず崩壊しますし、人気が急上昇して話題になった一発屋の芸人や歌手の寿命は非常に短いです。
話を戻しますが、日経平均だけでなく、個別株でも、年初来高値更新等の好材料で株価が上昇し、マスコミや投資家向けのメディアが騒ぎ始めると、やはり上記の通り急落・暴落が起こる確率が高まります。
マスコミが報道した時点で、そのバブルやトレンドは既に終焉を迎えていると思ったほうが懸命です。
彼らが猛プッシュするモノや人、出来事には必ずワケがあります。
踊らされず、騙されず、惑わされないよう気をつけてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。