【フジトミ】日経平均反発 円高基調一服 懸念される地政学的リスク
日経平均株価は反発して、前日比67円57銭(0.36%)高の1万8664円63銭で取引を終了した。前日の年初来安値を更新での自律反発を狙った買いや円高一服を好感した買いが優勢だった。午前10時すぎに米軍がシリアにミサイルを発射したと報じられると、地政学リスクへの警戒感が台頭し、円高・ドル安進行となった。日経平均は売りが優勢となり下げに転じる場面があったが、米軍によるシリア攻撃は1度限りと報じられ、過度な警戒は一服した。引け際に、プーチン大統領がシリア攻撃は侵略とみなす、国際法違反などと述べたと報じられ警戒感が引け後広まった。また、北朝鮮が核実験の準備をしているとのも伝わり、欧州時間帯に懸念が残った。北朝鮮の動向を衛星写真から分析しているアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは、最新の衛星写真から、北東部のプンゲリ(豊渓里)にある核実験場で車両や人と見られるものの動きが確認され、活動が続いていると指摘したとNHKが報じた。
TOPIXも反発して、9.59ポイント(0.65%)高の1489.77で取引を終了した。東証1部の売買代金は2兆7654億円、売買高は24億145万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1475、値下がりは430、変わらずは107銘柄だった。
×![]()
Is it OK?