【借金完済の極意】高利息の借金から返済してはいけない理由
こんにちは、下山です。
老後資金は結局いくら必要なのか?
いつまで経っても議論は尽きませんが、
ニッセイ基礎研究所が、3200万円という金額を提示しています。
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「50代で最も多い年収500万~750万円未満の層は
65歳までに3200万円必要になる」。
ニッセイ基礎研究所は65歳以降も生活を
変えないことを前提に、こんな試算を出した。
年収が1000万~1200万円未満の世帯の不足額は6550万円に上るという。
日本経済新聞
(7月24日付 日刊『日本の針路2019』より)
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2000万円とか3000万円とか
色々な試算がありますが、一切働かず、
生活スタイルを変えないのなら、
普通に考えて3000万円の貯金でも
足りないように思います。
必要なのは生活費だけではありません。
例えば、医療費や入院費用。
個室じゃないと絶対嫌な方も
いらっしゃると思いますが、
そうなると入院費用は
1日あたりだいたい1.5万円の費用がかかるようです。
1ヶ月入院したらそれだけで45万円です。
生活費の他にも突然発の出費は
生きていれば必ず出てきますので
いざという時のために
ある程度の貯蓄は絶対に必要です。
一方で、
「貯金なんてしている場合ではない」
という意見もあります。
例えば最近、
『あり金は全部使え(マガジンハウス)』という
ホリエモンこと堀江貴文さんの本が
出版されました。
かなり刺激的なタイトルですね。
共感される方、反対される方、
様々だと思いますが、
「あり金を全部使え」という言葉を
心地よく感じられる方も
いらっしゃるでしょう。
お金を使うことは楽しいですからね。
しかし
「あり金を全部使え」
という心地良い言葉を鵜呑みにするのは危険です。
堀江さんはきっと
お金の使い方が上手い方なんだと思います。
著書の中で
「物欲が無い」ということを
語られていましたが、物欲が無いからこそ、
無駄なものにお金を使わず、
必要なものだけにうまくお金を使うことが
できるのかもしれません。
一方で、一般的にはお金の使い方がうまい方は
少ないように思います。
物欲に支配されがちで、広告などに惑わされ
価値以上のお金を払わさせられている方の方が
多いのではないでしょうか。
そういったタイプの方が単純に
「そうか、あり金をどんどん使えば良いんだ」
と考えて、散財すると、
後に何も残らず終わる可能性の方が
圧倒的に高いので
どうぞお気をつけください。
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借金返済の極意
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「いや、貯金どころか借金で困っている。」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
借金があるのなら
何よりも優先して返済すべきです。
でも、借金返済は
そう簡単なことではありません。
特に、
あまりに多額の借金を抱えてしまった場合、
あまりに先が見えず、
挫折される方が大半です。
そこで借金返済について
1つアドバイスをさせていただきます。
多くの方は借金を返済するとき、
利息が高い借金から
返済しようとされます。
合理的に考えて
間違っていませんよね。
金融アドバイザーなど専門家に相談しても
同じことを言われるでしょう。
でも、
利息が高い借金から返済するという方法では
なかなか完済にたどり着きませんし、
ほぼ間違いなく途中で挫折します。
なぜか?
絶望感が尽きないからです。
例えば
高利息の借金1000万円があったとして、
そのうちの3万円を返済したところで
何も嬉しくないですよね。
それどころか、
完済までの道のりが遠すぎて
絶望感が増すかもしれません。
借金返済は結局のところ絶望感や無気力との戦いです。
途方も無く長い道のりを根気よく歩き続けられることが
何よりも重要なのです。
そして、
そのことを前提とすれば
高利息の借金から返済する方法は
合理的に見えて実は理にかなっていません。
ではどうするべきか?
1つお勧めしたいのが、利息の大小に関わらず
金額の小さい借金から返済するという方法です。
小さな達成感を積み重ねて
モチベーションを継続させるのです。
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気の遠くなる作業と直面して、
本能的に逃げたいと思ったときは、
作業を細分化するべきだ。
つまり、変化を細かくするのだ。
絶対に実現できるくらいまで
変化を小さくしよう。
ひとたび一部屋を掃除すれば、
または一つの負債を返済すれば、
恐怖は消え去り、
状況は雪だるま式によくなっていくはずだ。
チップ ハース, ダン ハース
『スイッチ!(早川書房)』2016年10月15日
P.180より
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ここにあるように、
単純に金額は小さくとも
1つの借金を完済できれば
ポジティブな感情が生まれるはずです。
小さい達成感を味わうことができるでしょう。
この小さい達成感の積み重ねが
やがて大きい変化を生み出すのです。
今もしあなたが借金を抱えていて
どうしようもない絶望感に浸っているのであれば、
まずは小さい返済を完了させてみてください。
1万円でも、完済は完済です。
あなたの心に
大なり小なり希望が湧いてくるでしょう。
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トレードでも同じです。
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今お伝えした
借金返済の話はいろんな場面で応用が効きます。
例えばトレードにも応用できます。
例えば
あなたが塩漬け株を持っていて
含み損が溜まっているとしたら。
絶望感に負けて
ポジションをほったらかしにしてしまっているかもしれませんが、
そういうときは
小さな変化を起こしてみることが肝心です。
例えば、
最も含み損が小さいポジションを
消してみるのはどうでしょう?
他のポジションを使って
抱えている含み損の分だけ利益を出し、
相殺決済をして
含み損を抱えたポジションを消すことを考えます。
あくまで例えばの話であって、
きちんと戦略を立てなければ
うまくいきませんが、
途方もなくヤバい状況に陥り
戦う気力を失ったときは
とにかく小さくてポジティブな変化を
起こしてみることを考えてみてください。
一筋の希望が見えればあなたの感情は必ず動きます。
それでは本日も
最後までご覧いただきありがとうございます。
あなたの中にポジティブな変化が起こることを
心より願っています。
下山敬三
ใช่ไหม?