【順向抑制の罠】FXを長く独学した人ほど新しい型を覚えるとき昔のルールが手順に割り込んでくる理由
新しい手法を学び始めたのに、気づくと以前使っていたラインやオシレーターを確かめている。そんな経験はありませんか。
心理学には「順向抑制」という言葉があります。
先に覚えたことが、あとから覚えたことを思い出す邪魔をする現象です。FXを長く独学してきた人ほど、この影響を受けやすいのかもしれません。
昔のルールは消えずに割り込んでくる
たとえば、新しい型では決めた時刻に条件を確かめるだけなのに、手が勝手に水平線を引き始める場面。あるいは損切りの位置を決めたあとで、昔の癖から「前回の安値の少し下」へずらしたくなる場面です。本人は新しい型で売買しているつもりでも、手順のあちこちに古いルールが紛れ込んでいます。
独学の期間が長いほど覚えてきた知識も多く、そのぶん割り込みも起きやすくなります。それだけ努力してきた証でもあるので、自分を責めなくていいと思います。ただ、古いルールが混ざったまま結果を見ても、新しい型が自分に合っているのか判断しにくくなってしまいます。
古いルールが割り込みやすい場面
- 確認時刻より前にチャートを開いたとき
- 負けが続いて不安になったとき
- 条件が半分だけそろっていて迷うとき
投資スキルシェアの型は古い手順の出番を作らない
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この手法のルールで、初期証拠金100万円から売買した場合の損益推移です。レバレッジ25倍と1,000倍の2つを載せています。
古い知識は無理に捨てなくていい
順向抑制に向き合うには、昔の知識を無理に忘れようとするより、新しい手順を同じ順番で何度もなぞるのがよいといわれています。思い出しやすさで新しい手順が上回れば、古いルールが割り込む隙は減っていきます。同じ時刻に、同じ順で、同じ条件を確かめる。その繰り返しが、新しい型の通り道を太くしていきます。
古いルールが混ざってしまった日があっても、落ち込みすぎなくていいと思います。どこで古いルールが顔を出したかを一行だけ書き留めて、次の確認時間に持ち込まない。そんな小さな積み重ねから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事のまとめ
- 先に覚えたFXの知識は、新しい型の手順に割り込んでくることがある
- 古いルールが混ざったままでは、新しい型が合っているか判断しにくい
- 時刻と条件が決まった型なら、古い分析を持ち出す場面そのものが減る
- 同じ順番の反復と小さな記録で、新しい手順を思い出しやすくしていく
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