【開発録】検索広告を一から作り直した結果 — 全121キーワードの掲載実績(表示17回・クリック5回)
【要点】
・前のキャンペーンは全て破棄し、ゼロから作り直した
・11月5日時点(全期間):表示17回、クリック5回、平均クリック単価¥296、費用¥1,479
・121語のうち、表示があったのは12語。クリックは4語に付いた5回で、すべて「悩み・不安」グループ
・検証・バックテスト系、指名系の語は、まだ表示ゼロ
■1. なぜ作り直したのか
前のキャンペーンは、121語を設定しても表示されない状態が続いた。
原因は、悩みの言い回しをそのままキーワードにしたことにある。
「EA バックテスト嘘」のような語は検索ボリュームが少なく、管理画面上で「無効」と判定されるものが多かった。検索されない語は、何語並べても広告が出ない。
構造としては単純な話である。 今回は、前のキャンペーンの設定を引き継がず、全て捨てて一からやり直した。キーワードも広告グループも組み直している。
■2. 作り直した構成
語数は同じ121語で、広告グループは6つ。各グループに入れた語の例は次のとおり。
・悩み・不安:「fx ea 勝てない」「fx 自動売買 危険」「シストレ 儲からない」
・検証・バックテスト:「mt4 ストラテジーテスター」「ea 検証」「バックテスト とは」
・作り手:「ea 作り方」「mt4 ea 作成」「ea 自作」
・成績の数字:「プロフィットファクター」「最大ドローダウン」「ウォークフォワード分析」
・運用環境:「mt4 vps」「mt5 vps おすすめ」
【画像:fig38_keyword_groups.png】
マッチタイプは、フレーズ一致88語、インテントマッチ30語、完全一致3語。
完全一致は指名(ラボ名)の3語のみに使っている。
ステータスは117語が「有効」で、4語が「制限付き(低品質)」または「対象外(低い掲載率)」だった。前のキャンペーンで多かった「検索ボリュームが少ない」型の停止とは、状況が違う。
【画像:fig41_status.png】
グループ別の実績は次のとおり(全期間)。
・悩み・不安(69語):表示14回、クリック5回、費用¥1,479
・作り手(15語):表示3回、クリック0回
・検証・バックテスト(21語)、成績の数字(11語)、指名(3語)、運用環境(2語):いずれも表示0回 また、キーワードプランナーで検索ボリュームを確認した語(「fx ea 勝てない」「mt4 バックテスト やり方」など)も含めている。
■3. 掲載結果
管理画面のグラフでは、10月末までほぼゼロで、11月に入ってから表示とクリックが出はじめている。 ・表示があった語:121語中12語(計算値)
・グループ別の表示:悩み・不安14回、作り手3回、それ以外0回
・クリック:悩み・不安の4語に計5回
【画像:fig42_group_shown_words.png】
【画像:fig39_clicked_keywords.png】
クリックの内訳をマッチタイプで分けると、インテントマッチが2回(fx ea、ea 自動 売買 詐欺)、フレーズ一致が3回(ゴールド ea おすすめ、mt5 ea 無料 おすすめ)。
費用は4語の合計で¥1,479になる。
【画像:fig40_match_type.png】
表示があった12語の内訳は、ゴールド ea おすすめ(4回)、fx ea(3回)、mt5 ea 無料 おすすめ、ea 自動 売買 詐欺、ea とは fx、自動売買 システム、ai 自動売買 システム、ea 自動 売買、ea ロジック 公開、mql4、mt4 自動売買 作り方、mt5 自動売買 作り方(各1回)である。
【画像:fig43_shown_12words.png】
表示が1回だけの語は、作り手の「mql4」「mt4 自動売買 作り方」「mt5 自動売買 作り方」、悩み・不安の「ea ロジック 公開」「自動売買 システム」などだった。
■4. 読み取れること
クリックが付いたのは、EAを探す段階の人が打ちそうな語だった。
クリックされた4語は、いずれも「ea」を含み、「おすすめ」「無料」「詐欺」のように、選ぶ・見極める文脈の語が多い。
一方、検証・バックテストの21語、成績の数字の11語は、表示がゼロである。
月100〜1000の検索ボリュームがある「mt4 バックテスト やり方」も、現時点では表示されていない。
検索ボリュームと実際の表示回数は、別の指標だと分かる。
つまり現時点で反応しているのは「EAを選ぶ段階」の検索で、「EAを検証する段階」の検索には、広告がまだ届いていない。
【画像:fig44_planner_vs_shown.png】
表示ゼロの語が多いことは、そのまま失敗を意味しない。まだ掲載の初期段階の数字であり、語ごとの優劣を比べられる段階ではない。
指名の3語も表示ゼロで、ラボ名での検索は、広告に出るほどの量にはまだ達していないと見える。これは、いまのラボの認知度を示す数字としても、記録しておく。
■5. この数字の限界
用語を整理しておく。
表示回数は広告が検索結果に出た回数、クリック率はクリック数を表示回数で割った値、平均クリック単価は費用をクリック数で割った値である。
今回は¥1,479÷5回で、約¥296になる。
クリック5回は、傾向を語れる件数ではない。
管理画面のクリック率29.41%も、表示17回が母数では判断材料にならない。
また、クリックされたことと、検証アプリが使われることは別の問題であり、後者は現時点で計測できていない。 表示の少なさの理由(入札、掲載順位、季節性など)も、今回は確認できていない。
今回の記録は、キーワード単位で数字を分けて残したものにとどまる。
語ごとの差を見るには、表示がもう少したまる必要がある。
以上は観測の記録であり、結論ではない。
我々Semura Lab.は、検証の数字と同様に、集客の数字も実数で記録していく。
広告の話題でも、EAの検証でも、気になる点があれば、よろず相談所で気軽に声をかけてほしい。