【開発録】順位チェックツールの選び方 — Google順位を取るために、6つのツールを検討・試用して分かった基準
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【要点】
・ラボは、LPへの入口の状態を知るため、検索順位を追っている。従来のGRCはYahooの順位のみで、Googleの順位が取れなかった
・GRC以外に、Nobilista、Ranktracker、SEO PowerSuiteのRank Tracker、BULL、Rekam、Gyro-n SEOを検討・試用した
・選定の基準は、Google対応、取得範囲、課金形態、キーワード数、動作の軽さ、地域・デバイスの指定の6点に整理できた
■ 1. 背景:なぜ順位を追うのか
LPへの入口を増やすには、検索結果でどう見えているかを、継続的に把握する必要がある。
これまでは、GRCでYahoo検索の順位を追っていた。
しかし、GRCで取得できるのはYahooの順位のみで、Googleの順位は取れない。
実際、手動でGoogle検索をすると、Yahooで圏外のキーワードでも、Googleの1〜2ページ目にLPが表示されることがあった。
Yahooの結果だけを見ていると、実態より低く見積もるおそれがある。そ
こで、Googleの順位を取得できる別のツールを探すことにした。GRCは10月27日に解約している。
■ 2. 検討・試用したツール
表は、検討・試用したツールを、自分の環境での結果としてまとめたものだ。
ツールの優劣を示すものではなく、特定の条件(Googleの順位、30位程度までの取得、月額2,000円以内の予算)に照らした結果である。
■ 3. 選定基準(6点)
試用を通じて、次の6つが判断軸になると整理できた。
Googleの順位が取れるか
Googleは、検索流入の中心になりうるため、Yahooのみの取得では不十分だった。
取得範囲は何位までか
入口の状態を見るには、10位までの取得では足りない。30位程度までは見たい。
実際、Nobilistaは取得範囲が10位までで、この点が合わなかった。
課金形態:月額か、年額一括か
予算は月2,000円以内と決めている。
年額契約のみのサービスは、この条件に合わなかった。S
EO PowerSuiteの有料版は年間一括、BULLは2週間の無料体験があるものの、契約は年額のみで、いずれも見送った。
キーワード数と、地域・デバイスの掛け算
登録できるキーワードの数は、ツールの上限だけでなく、地域とデバイスの指定で、実質的な消費数が変わる。
Rekamでは、PCとスマホを両方取ると、1デバイスごとに1件と数えられる。
28個のキーワードを、PCとスマホの両方で取ろうとすると、数え方としては2倍になり、無料プランの上限を超えた。
そのため、まず10語を手動登録して試している。
動作の軽さ
インストール型のツールは、端末への負荷も判断に入れる必要がある。SEO PowerSuiteのRank Tracker無料版では、28個のキーワードを取得したところ、1時間に確認できたのが1語で、予定終了まで5時間以上かかる見込みになった。検索エンジンが2つ指定されていたことも影響したかもしれないが、原因は特定できていない。そのうえで、起動エラーや取得停止が続いたため、使用を中止した。
保存と自動取得ができるか
無料版では、結果の保存と自動取得ができない場合がある。順位は、1回の取得値ではなく、推移で見て初めて意味を持つ。履歴が残らないと、変動の原因を検討する材料が不足する。
■ 4. 順位を観測するときの注意
順位は、地域や端末、検索履歴によって変わる。
ツールでは、地域を滋賀県大津市、デバイスをPCとスマホに指定して取得することにした。
手動で検索した結果と、ツールの取得値が、完全に一致するとは限らない。
また、ツール間でも、取得値は一致しないことがある。
実際、Rank Trackerでは「semuraラボ」が1位、「ロジック検証EA」が2位と出て、精度がよさそうに見えた。
しかし、1つのツールで1回取得した値だけで、判断を固めるのは早い。
複数回、複数の条件で取得して、傾向を見る必要がある。
■ 5. キーワードを絞る
GRCから持ってきたキーワードは104個あった。
これをRank Trackerに入れたところ、取得が終わらなくなったため、28個に絞った。
現在のGyro-n SEOの枠は、10個である。
絞り込みの観点としては、次のようなものが考えられる。
・ブランド名に近い語(ラボ名など)
・キーワードプランナーで、実測の検索ボリュームが確認できた語
・用語集のように、入口として機能しているページに対応する語
ボリュームの実測では、「fx ea 勝てない」が月間100〜1000だった。「MT4 バックテスト やり方」も、100〜1000の範囲にある。こうした語は、枠を割り当てる優先候補になる。
■ 6. 現状と今後
現在は、Gyro-n SEOのスタータープラン(3か月無料、10キーワード)を使っている。
サイト登録名はSemura_Labである。
無料の期間は、プランやオプションを変更すると終了するため、変更は加えない。
Rekamは、運営からの返事待ちで、並行して保留している。
今後は、無料期間のうちに、順位の推移を蓄積する。
そのうえで、有料に移るかどうかを、予算(月2,000円以内)と照らして判断する。
我々Semura Lab.は、ツールの選定そのものも、条件を明文化して、記録として残していく。
順位計測やアクセス解析の進め方で気になる点があれば、よろず相談所でお気軽にどうぞ。