FXインジケーターと自動売買の違い
ゴールドのチャートに矢印が出ました。では、注文も自動で入るのでしょうか。
矢印が出ても、注文が自動で入るとは限りません。条件がそろった場所を表示する機能と、注文を出す機能は別だからです。
MT5では、相場分析に使うインジケーター(指標)と、EAを別の種類として扱います。
EAは注文や取引の終了を自動化できるプログラムですが、すべてのEAが自動売買をするわけではありません。
名前だけで決めず、表示・判断・注文のどこを担当するかを確かめます。
表示・判断・注文は別
インジケーターは、値段の動きを線、数値、色、矢印などに置き換えて見せるツールです。画面に矢印が出ることと、実際に注文が出ることは同じではありません。
その表示をどう使うかを決めるのが「判断」です。注文する場合は、買うか売るか、どの数量にするかなどを指定します。
表示、判断、注文は、ひと続きに見えても別の役割です。表示を見たあと、注文せずに待つことも、見送ることもできます。
インジケーターが表示するもの
インジケーターが何を計算し、いつ表示を更新するかは、ツールごとに違います。
たとえば、価格が線より上か下か、長い時間と短い時間で向きが同じか、決めた条件がそろったかを、線や数値、色、矢印で示します。
矢印の意味も同じではありません。たとえば、チャートの一本が確定した時点で、決められた条件がそろったことを示すものがあります。
表示専用のツールがしないこと
表示専用のツールは、相場情報を画面などに示します。注文を出す処理や、取引を終える処理は行いません。表示や通知の範囲は、ツールごとに異なります。
表示のあとに決めるのは、たとえば次の3つです。
・注文するか、見送るか
・買いか売りか、どの数量にするか
・損失を抑えるため、どの価格で取引を終えるか
ゴールドの4時間分を一本で示すチャートに矢印が出ても、注文量や取引を終える価格までは決まりません。想定する損失額も同じです。
表示専用のツールなら、矢印を出しても、注文や取引の終了は行いません。
表示専用と自動売買の違い
表示専用ツールは、線や数値などを表示しても、注文や取引の終了は行いません。自動売買ツールは、設定された条件に沿って、注文や取引の終了を自動で処理します。
自動化する範囲は製品ごとに違うため、商品説明や取扱説明書で確認します。
使う前に確認する3項目
ツールの説明や取扱説明書で、次の3点を確認します。
1. 何を、どの条件で表示するか
2. 注文や取引を終える処理を自動で行うか
3. 注文する量と取引を終える価格を、利用者とツールのどちらが決めるか
表示専用なら、矢印が出ても注文は入りません。「何を表示するか」と「何を自動で実行するか」を分けて読むと、使う前に確かめる範囲がはっきりします。
あわゴルが作った「あわてないEA」は、自動売買をしない無料のMT5表示ツールです。今の向きを示す半円メーターと、一本分の値動きが確定してから付く矢印は、別々に計算します。
注文量、取引を終える価格、想定損失額を決める機能はなく、表示内容と利用条件は商品ページで確認できます。
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/89463