【警告】EA任せの人へ。そのFX口座、確認しましたか?|PHP問題とGMOのVPS不正アクセス
EAを動かしている方は、この記事を読む前に、一度だけ取引履歴と残高を確認してください。
いつもどおり動いているつもりでも、自分の知らない取引が入っていないか。
今回、先に見てほしいのはそこです。
PHPの重大な脆弱性によるホームページなどへの影響。
そして、GMOの「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセス。
相場の読みが合っているかとは別のところで、口座を守る必要が出ています。
※2026年10月25日に確認した公式情報をもとにしています。対応状況は変わるため、利用先の最新案内も確認してください。
PHPの問題と、VPSへの攻撃。まず分けて確認を
PHPは、ホームページやWebサービスを動かすために広く使われているプログラミング言語です。
10月21日に公表された脆弱性について、JPCERT/CCは、悪用されると外部から不正なプログラムを実行される可能性があるとして、対策と侵害の有無の調査を呼びかけています。
自分でホームページを運営している方は、制作会社やサーバー会社に対応状況を確認しておきたいところです。
一方、GMOの件は、FXの自動売買などに使う「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスです。
GMOは10月24日の第4報で、サービス環境への不正アクセスと、利用者の情報が外部へ持ち出された事実を確認したと公表しています。
不正取引による損失の補償方針も公表されていますが、対象や手続きは公式案内で確認する必要があります。
出典:GMOの第4報
この二つを、同じ原因による事件と決めつけることはできません。
ただ、FXをしている側として、利用中の環境と口座を確認する理由は十分にあります。
該当するVPSを使っていた方は、口座の保護を先に
GMOの最新案内では、取引に使用していない別の端末からのパスワード変更に加えて、ログイン中の全セッションを切断するよう求めています。
セッションというのは、口座につながっている接続のことです。
パスワードを変えても、FX会社側の仕様によっては、以前からの接続が残る場合があるそうです。
僕も、パスワードを変えれば接続まで切れると思いがちなところです。ここは、変更と切断を別々に確認しておきたいですね。
- 取引に使っていないスマートフォンや別のPCから、口座・取引ツールのパスワードを変更する。
- 全接続の切断方法を確認し、分からなければFX会社へ依頼する。
- 取引履歴と残高を確認する。身に覚えのない取引は、記録を残してFX会社へ連絡する。
- 提供されている場合は二段階認証を設定し、使い回したパスワードも見直す。
GMOは、手元の端末のウイルススキャンやバックアップも呼びかけています。
不審なメールのリンクや添付ファイルは開かず、普段使っている公式窓口から確認してください。
使わない資金を、口座から退避させる選択も
ここからは、僕自身の資金管理の考え方です。
該当するVPSで使っていた口座について、安全な接続環境を確認できない間は、追加資金を入れたり、急いでEAを再稼働したりするのは控えたいです。
運用に使わない余剰資金は、FX会社へ相談したうえで、自分名義の銀行口座へ出金して退避させることも検討してください。
正確には、資金があるのはVPSそのものではなく、FX会社の取引口座です。
ただし、ポジションを持ったまま資金だけを抜けば、証拠金が足りなくなり、強制決済につながるおそれがあります。
保有ポジション、必要な証拠金、出金条件を確認してからです。不審な取引があれば、先にFX会社へ連絡してください。
出金さえすれば口座の問題が解決するわけでもありません。
接続の切断や認証情報の変更と合わせて、資金を守る手順を進める必要があります。
EAだけに任せている人ほど、止め方を確認してほしい

今回の被害を、EAを使っていた人の判断ミスで片づけるつもりはありません。
サービスを信頼して使っていた方が被害に遭う。それ自体、あってほしくないことです。
そのうえで、僕たちがこれからの運用で考えたいことがあります。
EAが動かなくなったとき、口座の状態を自分で確認できるか。
知らない注文を見つけたとき、どこへ連絡するか分かるか。
そして、相場が合わなくなったときに、今日は止めようと判断できるか。
例えば、サーバーが止まっていても、すでに口座にあるポジションまで消えるわけではありません。
EA側で動かしていた管理が止まる可能性もあります。
どの注文が残り、どの管理が止まるのか。
自分のEAの仕様と、FX会社側の注文状況を確認できるようにしておきたいです。
毎日利益や損失だけを見ていたら、接続を切る方法まで確認する機会は少ないですよね。
今回をきっかけに、僕も運用の確認項目へ入れておきたいです。
やっぱり僕は、裁量が最強だと思っています

自分の目でチャートを見て、今は待つ、ここは見送る、想定が崩れたら撤退する。
例えば、価格が激しく上下していて、どこで損切りすればいいか決められない。
そんなときは、注文せずに待つ。
入った後に想定した動きが続かないなら、決めていた損切り条件に従って終える。
そういう選択を、自分でできることに価値を感じています。
もちろん、裁量なら不正アクセスを防げるわけではありません。
口座や端末の安全対策は、どんな取引方法でも必要です。
裁量でも負けますし、取り返そうとして判断を崩すこともあります。
だからこそ、入る理由と損切りする条件を自分で確認し、記録して、次に直す。
この練習方法やその時の気持ちを残しておきたいんです。
EAを使いながらでもできます。
全部任せきりにせず、道具を使う側の判断を育てていく。
僕が案内している黄金ラインスナイパーAIも、ここでは裁量判断を補助するサインツールとして見ていただきたいです。
サインが出たら何も考えずに入る。
その使い方で終わらせず、自分のチャートと照らし合わせて判断するために。
GOLDの裁量を学びたい方には、GOLD特効薬も案内しています。
どちらも僕の販売商品です。
利益やセキュリティを保証するものではありません。
完全に任せきりで運用したい方には、この記事で伝えている使い方は合わないと思います。
僕はやっぱり、自分で判断できる裁量が好きです。
入ることだけでなく、やらないことも自分で選べるので。
まず今日は、使っているVPSの公式案内と、FX口座の履歴・残高を確認してください。
資金を守る対応を済ませたら、次は、EAを止めた日でも自分に何ができるか。
そこを少しずつ増やしていきましょう。
※FX・CFDには損失のリスクがあります。
資金の移動や運用の再開は、保有状況と利用先の案内を確認して判断してください。