【反省点を一つに絞る手順】注文の前に見る一行だけ決める
週末に反省点を六つ書いたのに、水曜にはどれも守れていなかったことはありませんか?
書いている時は、来週こそ全部直せる気がしてくる。
月曜の朝は、その全部を頭に入れてチャートを開く。
直したいことが増えた時、どれから手をつければいいんでしょうか?
こんばんは!
まさしです^^
ここ二回は、振り返りの話を続けてきました。
一回目は、大きな一敗より、毎週同じ形で繰り返す小さな負けを回数で見つける話。
二回目は、持っている間に見る一点を、入る前に決めておく話でした。
今回はその締めくくりです。
見つけた負けの形も、持っている間の一点も揃ったのに、直したいことがまだ山ほど残っている。そんな時の話です。
✅ 反省点を六つ書いた日曜の夜
昔の僕は、週末の振り返りがとにかく長かったんです。
一週間分の記録を並べて、負けたところに印をつけていきました。
気になったことを、思いつくまま書き出していきます。
・入るのが早い
・損切りの位置が毎回ちがう
・昼の薄い時間に触りすぎている
・勝った直後に数量を上げている
・壁と壁の真ん中で入っている
・利確が早い
ノートの一ページが埋まると、なんだか一週間をちゃんと反省した気になれました。
書いた量が多いほど、真面目にやった感じがしたんですよね。
✅ 書き出した数の多さは、直った数とは関係ありませんでした。
? 当時の週末: 【反省点を六つ書く/月曜から全部守るつもりでいる】
❌ 水曜にはどれも守れていなかった
月曜の朝は、六つ全部を守るつもりでチャートを開きます。
ところが、注文の前に六つを順番に思い出そうとすると、三つ目あたりで分からなくなるんです。
四つ目は何だったかとノートを見に行っている間に、価格はもう動いています。
慌てて入って、結局どの反省も確かめないまま注文していました。
火曜には、半分くらいが頭から抜けていました。
そして水曜。気づいたら、六つのどれも守れていなかったんです(;'∀')
六つを同時に守ろうとした週は、一つも守れていませんでした。
⚠ 水曜の記録: 【注文の前に思い出しきれない/ノートを見ている間に動く/慌てて入る】
? 一度に変えると、効いた理由が消える
週末にもう一度記録を見返して、もっと困ったことに気づきました。
少しは良くなった日もあったはずなのに、六つのうちどれが効いたのか、まったく分からなかったんです。
「手法を変えても勝てないのはなぜ?」という言葉を、よく見かけます。
実はこれ、手法の中身より先に、変え方で止まっていることが多いと僕は思っています。
一度に三つも四つも変えると、結果が良くても悪くても、理由がどれなのか分かりません。
分からないまま翌週を迎えると、また別のところを変えたくなります。
そうして変える場所だけが増えて、手元には何も積み上がっていかないんです。
✅ 変えた場所が多いほど、何が効いたのかは見えなくなります。
? 結果の理由が分からない週は、次に何を残せばいいかも分かりません。
? AIに直しを頼んで気づいたこと
この感覚は、AIと一緒に仕事をしていて、はっきり分かったことでもあります。
僕は普段、文章の直しをAIに頼むことがあるんです。
ある時、ざっくり読みやすくしてほしいと頼んだら、一度に何か所も直して返ってきました。
言い回しも、段落の切り方も、話の順番も変わっていました。
全体としては良くなった気もする。
でも、どこが良くなったのかを自分では説明できませんでした。
それからは、この一か所だけ直してほしい、と頼むようにしています。
レビューで戻された箇所も、一番多かった一か所を、次に書く前に見る確認項目にしています。
一か所だけなら、直す前と後を並べて自分の目で決められます。
? 文章でやっていること: 【戻された一か所を、次に書く前の確認項目にする】
? 全部直さないと同じ負けを繰り返すのか
この話をすると、こう聞かれることがあります。
「一つずつなんて遅すぎる。残りを放っておいたら、また同じ負けを繰り返すでしょ?」
僕も昔は、まったく同じことを思っていました。
分かっている欠点を放っておくのは、怠けているような気がしたんです。
ただ、残りの五つを捨てるわけではありません。
記録の下の方に、順番待ちとして置いておきます。
それに、一つ直ると他の反省が一緒に減ることもあります。
壁と壁の真ん中で入らないと決めた週は、入るのが早いという反省も一緒に減っていました。
どちらも、待つ場所が決まっていないところから出ていたからなんですよね。
残りの反省点は捨てずに、順番待ちに置いておきます。
? 記録の並べ方: 【一番上に今週の一つ/下に順番待ちの残り】
? 直す一つは回数で選ぶ
では、六つの中からどれを選ぶのか。
僕が選ぶのは、いちばん回数の多い形です。
一回目の話で、負けを金額の順ではなく、同じ形が何回出たかで並べ直すと書きました。
そこで一番上に来た形が、そのまま今週の一つの候補になります。
大きく負けた一回は、どうしても目に入ります。
でも口座を少しずつ削っているのは、毎週何回も出ている小さな形のことが多いんです。
✅ 今週の一つは、記録の中でいちばん回数の多い形から選びます。
? 候補の例: 【昼の薄い時間/壁と壁の真ん中で触った】
? 注文の前に確かめられる形を選ぶ
選ぶ時に、もう一つ見ていることがあります。
それは、注文の前に確かめられるかどうかです。
利確が早いという反省は、持っている間の話です。
これは二回目のとおり、入る前に持っている間の一点を決めておけば、そちらで扱えます。
一方で、壁と壁の真ん中で入っているという反省は、注文ボタンを押す前に確かめられます。
注文の前に確かめられる形にしておくと、週末に守れたかどうかがはっきりするんです。
守れたかどうかを自分で付けられる形を、今週の一つにします。
? 持っている間のことは、二回目の一点に任せます。
? 記録の一番上に、画面で確かめられる一行
選んだ一つは、記録の一番上に一行で書きます。
【上位足の壁と壁の真ん中なら、注文しない】
ノートでもメモアプリでも構いません。
記録を開いた時に、最初に目に入る場所に置くのが大事です。
書く時は、自分の気持ちではなく、画面で確かめられることを書きます。
焦って入らない、もっと我慢する、では注文の前に確かめようがないからです。
【昼の薄い時間は、壁に触れるまで注文しない】
【勝った直後の一回は、数量を変えない】
このくらいの長さなら、注文の前に一秒で読めます。
✅ 注文の前に一秒で読めて、当てはまるかが画面で分かる一行にします。
? 書き直しの例: 【焦らない】→【壁に触れるまで注文しない】
✔ 注文の前に、その一行だけを読む
注文ボタンを押す前に、今週の一行だけを読みます。
ほかの反省点は見ません。
当てはまったら、その一回は見送ります。
当てはまらなければ、いつもどおりの手順で入ります。
六つを思い出そうとしていた頃は、注文の前に何秒も手が止まっていました。
一行なら、迷う時間がほとんどありません^^
価格がいまどの壁のどのあたりにいるのかが目で見えていると、この確認はさらに短くなります。
ただ、表示が入るかどうかを代わりに決めてくれるわけではありません。一行に当てはまるかを判断するのは自分です。
注文の前に読むのは、今週の一行だけです。
✔ 注文前の動き: 【一行を読む/当てはまれば見送る/外れればいつもの手順】
⭕ 週末は、その一つだけで残すか戻すか決める
週末の振り返りでは、今週の一つだけを見ます。
見るのは、この二つです。
・その一行を、注文の前に守れたか
・選んだ形の負けが、記録の中で減ったか
守れていて、その形の負けも減っていれば、その一行は残します。
守れていたのに形の負けが変わらなかったら、その一行は戻して、順番待ちの次の形へ移ります。
一週間の損益の合計だけで、一行の良し悪しは決めません。
損切りは想定内のコストで、一行を守っていても想定どおりに切られる回はあるからです。
✅ 週末に見るのは、損益の合計より、一行を守れたかどうかです。
⭕ 週末の判定: 【守れた+形の負けが減った→残す/変わらない→戻して次へ】
⚠ 口座を守る話だけは、一つの外
ここまでの話を、一度崩します。
一週間に一つの制限に、入れないものがあるんです。
・決めていたルールを破って、大きく張った
・数量をいつもと違う大きさで入れていた
・損切りを置かずに注文していた
こういう口座を守る話は、今週の一つとは関係なく、その日のうちに止めます。
次の一回で同じことが起きたら、口座が持たないかもしれないからです。
止め方も一行で残して、今週の一つとは別の枠に置きます。
【注文の前に、数量の欄を指でなぞって確かめる】
口座を守る決めごとは、見つけたその日に止めます。
⚠ 別枠に置くもの: 【ルール破りの大きな張り/数量の間違い/損切りなしの注文】
? 見つける、決める、一つずつ直す
この三回で書いてきたことを、一度つなげておきます。
・繰り返す小さな負けを、回数で見つける
・持っている間に見る一点を、入る前に決める
・直すのは一週間に一つ、注文の前の一行にする
三つとも、やっていることは同じなんです。
見る場所を、先に、少なく決めておく。
見る場所が多いほど、人は迷います。
迷った分だけ、その場の気分が判断に混ざってきます。
一回目で見つけた形を、今回の一行にする。
持っている間のことは、二回目の一点に任せる。
こうつなげると、週末の振り返りから月曜の注文までが一本の線になるんです!
✅ 決めるのは入る前、見る場所は少なく。
? 三回の流れ: 【見つける→持っている間の一点→一つずつ直す】
? まとめ:今週直すのは一つ、注文の前の一行にする
振り返りで直したいことが五つも六つも出ると、月曜に全部入れたくなります。
でも全部を一度に入れると、水曜にはどれも守れず、週末に何が効いたのかも分からなくなります。
だから直すのは、一週間に一つだけにします。
選ぶのは、記録を回数で並べた時にいちばん多く出ていて、注文の前に確かめられる形です。
その一つを、記録の一番上に、画面で確かめられる言葉で書きます。
注文の前にはその一行だけを読み、当てはまったら見送ります。
週末は、一行を守れたかと、選んだ形の負けが減ったかだけを見て、残すか戻すかを決めます。
残りの反省点は、順番待ちに置いておきます。
ルールを破って大きく張った、数量を間違えたといった口座を守る話だけは、一つの外です。
見つけたその日に止めます。
今週末は、反省点を全部書いたあとで、いちばん回数の多いものに一つだけ印をつけてみてください^^
注文の前の確認を自分の目だけでやるか、価格の位置が目で見える道具を使って短くするかは、どちらでも大丈夫です。
黄金ラインスナイパーAIは価格の位置を確認する補助で、入るかどうかや一行に当てはまるかを代わりに決めるものではありません。
✅ 今週末に印をつけた一つが、来週の注文の前の一行になります。
? 来週の一行の例: 【上位足の壁と壁の真ん中なら、注文しない】
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^