【負けを回数で並べ直す手順】大きな一敗より先に同じ形を見つける
週末の振り返りで、いちばん大きく負けた一回ばかり見返していませんか?
そのチャートを拡大して、入った場所を何度も見直す。
反省の言葉はたくさん出てくるのに、翌週も同じくらい口座が減っているんですよね。
見直しているのに減り方が変わらない時は、どこから見ればいいのでしょうか?
こんばんは!
まさしです^^
今回は、振り返りでどこから見るかという話をします。
見る中身より、見る順番の話です。
僕が自分に決めているのは、大きな一敗より先に、毎週繰り返している小さな負けを見ること。
そのために、記録を金額の順ではなく、同じ形が何回出たかで並べ直します。
✅ 大きく負けた一回ばかり拡大していた週末
僕も昔、週末の振り返りといえば、大きく負けた一回を見る時間でした。
記録の中から、いちばん金額の大きい負けを探して、そのチャートを開く。
上位足ではどこにいたのか、下位足ではどう動いていたのか。
何度も往復して、入った場所を拡大して眺めていました。
一回のトレードに、一時間近くかけた週末もあります(;'∀')
見れば見るほど、反省の言葉はたくさん出てきました。
・焦っていた
・待てなかった
・場所が悪かった
ノートには毎週、こんな言葉が並んでいたんです。
✅ 一番痛かった一回を、一番長く見ていました。
? 当時の週末: 【いちばん大きい負けを開く/拡大する/反省の言葉を書く】
? 反省した一敗は翌週に出てこない
不思議だったのは、翌週の記録です。
あれだけ反省した大きな一敗は、翌週にはたいてい出てきませんでした。
それなのに、口座の減り方はあまり変わっていない。
大きく負けていないのに、なぜか同じくらい削られていたんです。
当時の僕は、それを「勝ったり負けたりでした」の一言で片づけていました。
振り返りでよく見かける言葉ですが、僕もまさにそれでした。
大きな一敗を見ることは、間違いではありません。
ただ、それだけでは、毎週の減り方の理由までは見えていなかったんです。
✅ 大きな一敗は、翌週には同じ形で出てこないことが多いです。
? 毎週出てくるのは、目立つ一回より、目立たない小さな負けのほうでした。
? 回数で並べたら同じ形が並んでいた
ある週末、たまたま記録の並べ方を変えてみました。
金額の順ではなく、入った時の形が似ているものどうしをまとめてみたんです。
すると、一回あたりは小さいのに、同じ形の負けが一週間に何回も並んでいました!
時間帯が似ている。入った場所も似ている。
上位足で見ると、壁と壁のちょうど真ん中あたりでした。
そこで、下位足の小さな動きに触って入っていたんです。
前の週をさかのぼっても、同じ束がいちばん上に来ていました。
偶然の一週ではなく、自分の手順の中にずっとあった形だったんですよね。
✅ 口座を削っていたのは、名前のない同じ形の繰り返しでした。
? 束ねて見えた形: 【昼の薄い時間/上位足の壁と壁の真ん中で触った】
? 小さな負けが見えにくい理由
なぜ、こんなに分かりやすい形に気づかなかったのでしょうか?
理由は、一回ずつの金額が小さくて、記録を見ても目が止まらなかったからです。
痛かった記憶ほど強く残ります。
小さな負けは、その日のうちに忘れて、翌日には別の一回に上書きされます。
記録に残っていても、毎回少しずつ違う一回として読んでしまうんです。
名前がないから、ばらばらのまま埋もれていたんですよね。
あ、もう少し正確に書くと、小さな負けそのものが悪いわけではありません。
同じ形で繰り返しているのに、自分で気づいていないことが問題なんです。
✅ 名前のない負けは、記録の中でばらばらに埋もれます。
⚠ 一回ずつ読むと「たまたま」に見えて、束で見ると「いつもの形」に見えます。
? 家計の見直しと同じ順番で見る
これ、家計の見直しと少し似ているんです。
家計を見直そうとすると、つい一回きりの大きな買い物ばかり気になります。
でも実際に効いてくるのは、毎月同じように出ていく支出のほうだったりします。
細かく全部を記帳するより、毎月繰り返す大きな項目から見たほうが早いんですよね。
トレードの記録も、同じ見方ができます。
一回きりの大きな負けは、毎週は出てきません。
でも同じ形の小さな負けは、手順が変わらない限り、来週も同じように出てきます。
✅ 先に見るのは、毎週繰り返している負けのほうです。
? 見る順番: 【繰り返す形を先に/一回きりの大きな負けは別に】
? 負けたトレードだけを一行で書き出す
やることは、ものすごく単純です。
まず、その週に負けたトレードだけを書き出します。
金額は書かなくて大丈夫です。
むしろ書かないほうが、大きい一回に目が引っ張られません。
書くのは、次の三つだけです。
・入った時間帯
・上位足で見た時の場所
・入るきっかけになった下位足の動き
一行にすると、例えばこんな形です。
【昼過ぎ/上位足の壁と壁の真ん中/下位足で小さく伸びたのを見て入った】
✅ 金額を書かないと、大きい一回に目が引っ張られません。
? 書くのは三つ: 時間帯、上位足の場所、下位足のきっかけ。長い文章はいりません。
✔ 似ている行を束ねて回数を数える
書き出した行を眺めて、似ているものどうしを束ねます。
完全に同じである必要はありません。
時間帯と場所が近ければ、同じ束に入れてしまいます。
束ができたら、それぞれ何回あったかを数えて、回数の多い順に並べ替えます。
ここで一つだけ気をつけていることがあります。
数えている途中で、この一回は本当は違う形かも、と分け直したくなることです。
分け直しを始めると、いつまでたっても数え終わりません。
迷った行は、どの束にも入れずに横へ置いておけば十分です。
✅ 金額で並べると一回が見えて、回数で並べると自分の手順が見えます。
✔ 迷った行は横に置く。最初にそう決めておくと手が止まりません。
? いちばん多い形に名前をつける
いちばん回数の多い束が見つかったら、その形に一行で名前をつけます。
僕がつけた名前は【昼の薄い時間/上位足の壁と壁の真ん中で触った】でした。
次に同じ形が来た時、画面の前で思い出せる長さにしておくのが大事です。
名前をつけると、何が変わるのでしょうか?
それは、ばらばらの負けが一つのまとまりとして見えるようになることです。
それまでは、負けるたびに「今日はたまたま」と思っていました。
名前がつくと、「あ、またこの形だ」と気づけるようになったんです。
ただ、ここではまだ直し方を決めません。
見つけて名前をつける。今週やるのはそこまでです。
✅ 名前がつくと、同じ形が何回出たかを週ごとに比べられます。
? 名前の長さは、画面の前で一瞬で思い出せるくらいにしておきます。
⚠ ルールを破った一回は別の欄に書く
ここまでの話を、一度崩します。
大きな一敗を見なくていい、という話ではないんです。
大きな負けの中には、繰り返す小さな負けとは別に扱うべきものがあります。
自分で決めたルールを破った一回です。
・普段より大きく張っていた
・置くはずの損切りを置かなかった
・置いた損切りを遠くへずらした
こういう一回は、形の話ではなく、口座を守る約束を破った話です。
だから回数の束には入れず、別の欄に一行で残します。
僕なら【ルール外/損切りをずらした】と、何を破ったかだけを書きます。
逆に、ルールの中で出た大きな負けは、損切りが想定内のコストとして働いた結果です。
金額が大きく見えても、その一回だけを何時間も見返す必要はありません。
✅ ルールを破った一回は別に扱い、ルールの中の負けは回数で見ます。
⚠ 別欄に書くのは、何を破ったかだけ。理由の言い訳までは書きません。
⭕ 小さな損切りも想定内のコストでは?
この話をすると、こう聞かれることがあります。
小さな負けも損切りなんだから、想定内のコストでいいんじゃないですか、と。
これは本当にその通りで、一回ずつの損切りは想定内のコストです。
置いた位置で出ているなら、それ自体は何も間違っていません。
ただ、同じ形で何度も出ているなら、話が少し変わります。
入らなくてもよかった場所で払っているコストかもしれないからです。
コストを払うこと自体は問題ありません。
見直すのは、どこで払っているか、なんですよね。
記録が少なくて束ねられない週は、二週間分、三週間分とまとめて並べてみてください。
✅ 見直すのは、損切りの有無ではなく、払っている場所です。
⭕ 回数が少ないうちは、無理に名前をつけなくても大丈夫です。
? 名前がつくと注文の前に気づける
形に名前がついてから、変わったことがあります。
その形で入りそうになった時、注文の前に気づけるようになったんです。
前は、入った後で記録を見て初めて「またか」と思っていました。
今は、上位足で壁と壁の真ん中にいると分かった時点で、名前のほうが先に浮かびます。
もちろん、毎回止まれるわけではありません。
気づいても入ってしまう日は、今でもあります…w
それでも、気づいた回数そのものを記録に残せるようになりました。
この確認を毎回一人で続けるのは、慣れるまで少し手間がかかります。
価格の位置を見える形で並べておくと、自分の記録と見比べやすくなります。
ただし、道具が判断を代わりにやるわけではありません。
✅ 気づく場所が、入った後から入る前へ移ります。
? 形に名前をつけるのも、入るかどうかを決めるのも、自分です。
? まとめ:大きな一敗より、繰り返す形を先に見る
振り返りでは、つい一番大きく負けた一回に目が行きます。
でも口座を削っているのは、毎週同じ形で繰り返している小さな負けのことが多いです。
だから記録は、金額の大きい順ではなく、同じ形が何回出たかで並べ直します。
負けたトレードだけを書き出して、似ている行を束ねて、回数の多い順に並べます。
いちばん上に来た形に、一行で名前をつけます。
ルールを破った大きな一回は、回数とは別の欄に書いて扱います。
今週末は、一週間分の負けを書き出して、いちばん多い形に名前をつけるところから試してみてください^^
名前をつけた形が、入った後のどこで崩れているのか。
そこは、また次の記事で書いてみますね。
自分の記録と価格の位置を見比べる材料を増やしたい方には、黄金ラインスナイパーAIも選択肢の一つです。
どの形が多いかや、入るかどうかを代わりに決めるものではありません。
表示内容と限界を確かめたうえで、最終判断は自分で行う前提で使ってください。
✅ 次の週末は、金額ではなく回数で並べます。
? 週末の一行: 【負けだけ書き出す/形で束ねる/いちばん多い形に名前をつける】
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^