【FX講座】検証では勝てるのに 実践で勝てない理由
実践で勝てない理由
こんにちは、Leoです。
トレードをしていると、 こんな経験をしたことがある人も多いと思います。
「検証上の勝率と実運用の勝率が全然違う」
こうなると、
「この手法、本当に使えるのか?」
と疑いたくなります。
でも僕は、 ここですぐ手法そのものを疑う前に、
本当に同じトレードをしているのか?
を確認した方がいいと思っています。
検証と実践は、同じようで全然違う
過去検証では、 チャートを客観的に見られます。
すでに終わったチャートなので、 お金も動いていません。
だから、
条件が崩れた → 損切り
利確ポイント到達 → 利確
と、 比較的淡々と判断できます。
でも実践では、
「さっき負けたから取り返したい」
「せっかく利益が出ているから確定したい」
「このまま伸びそうだから入ってしまおう」
と、 感情が入ってきます。
ここが、 検証と実践の一番大きな違いです。
実践では「微妙にルールが変わっている」
例えば検証では、
というルールだったとします。
でも実践では、
「そろそろ抜けそうだから」
と、 高値更新前に入ってしまう。
これだけでも、 検証とは別の手法になっています。
検証結果とは別物
利確が早くなれば、期待値も変わる
検証では、 RR1:2で利確していた。
でも実践では、 含み益になると怖くなって、 RR1:0.7くらいで利確する。
一方、 損切りだけは検証通り1R。
これでは、
期待値は大きく下がる
ことになります。
「検証では勝てるのに」
と思っていても、 実際には利確ルールが変わっているかもしれません。
損切りをずらした瞬間、検証結果から離れる
逆に、 損切り側でも同じです。
検証では、
「直近安値を割ったら損切り」
だった。
でも実践では、
「もう少し待てば戻りそう」
と損切りを広げる。
すると、
損失 → 検証より大きい
という、 一番良くない状態になります。
検証では入るのに、実践では見送ることもある
これも意外とあります。
検証上は、 条件が全部揃っている。
でも実践では、
「今日はもう負けたくない」
「なんとなく嫌な感じがする」
と、 本来取るべきトレードを見送る。
そして、 見送ったトレードだけ伸びる。
すると、 さらに判断が崩れます。
勝つトレードを見送る
ということも起こります。
ロットが変わると「同じ手法」でも別物になる
検証では、 1回のリスクを資金の1%。
でも実践では、 自信がある時だけ3%。
負けた後は取り返すために5%。
これでは、 同じ手法を使っていても、 資金曲線は全く別物になります。
資金管理まで含めて「1つのルール」
検証と実践のズレを5項目でチェックする
実運用の成績が悪くなった時、 僕ならまずこの5つを見ます。
② 損切り位置は同じか
③ 利確ルールは同じか
④ ロット・リスク量は同じか
⑤ 見送る基準は同じか
ここが違えば、 検証結果と実運用結果が違うのは当然です。
10回程度で検証結果と比較しない
もう一つ注意したいのが、 母数です。
例えば、 過去検証1,000回で勝率60%。
実運用10回で勝率30%。
だから、
「実践では使えない」
とはまだ言えません。
10回程度なら、 偏りは普通に起こります。
ある程度の母数で比較する
一番分かりやすいのは「同じチャートで再検証する」
実トレードで負けたら、 そのチャートを保存する。
そして、 トレードが終わった後に、
を確認する。
これをやると、 ズレがかなり見つかります。
「実践では少し早く入っていた」
「利確を20pips早めていた」
「損切りだけ5pips広げていた」
こうした小さな違いが、 積み重なると大きな差になります。
本当に必要なのは「勝てる手法」より再現できる手法
僕が手法を考える時に重要だと思うのは、
同じ条件なら、同じ判断ができるか
です。
後からチャートを見れば勝てる。
でもリアルタイムだと判断できない。
それでは、 実践で再現するのが難しいです。
だから、 ルールはできるだけ、
・安値を割ったら
・水平線まで戻ったら
・サインが発生したら
のように、 判断基準を明確にした方が再現しやすくなります。
成績が悪い時の改善順序
検証では勝てているのに、 実践で勝てない。
そんな時は、 いきなり手法を作り直すのではなく、
↓
② 検証とのズレを確認
↓
③ 相場環境別に成績を見る
↓
④ 十分な母数を取る
↓
⑤ それでもダメなら手法を修正
僕なら、 この順番で考えます。
過去検証では勝てる。
でも実践では勝てない。
その時、 手法そのものが悪いとは限りません。
同じことをしているか?
まず、 ここを確認する。
エントリーが少し早い。
利確が少し早い。
損切りを少し広げている。
ロットが毎回違う。
こうした小さなズレでも、 長期では大きな差になります。
そのルールを再現できる状態を作る
ここまでできて初めて、 過去検証が実践につながってくると思っています。