鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2026年10月13日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、アストロロジー相場分析のパイオニア、金融サイクル分析の第一人者である、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比6.6㌦高の4,197.5㌦で引けたものの。安値は8月4日以来、2カ月ぶりとなる4,091.2㌦をつけた。また週間ベースでは8月戻り高値を付けて以降、6週連続安値を更新している。金にとっては金利上昇とドル高の環境が重荷となってジリ下げ基調を強めている。とはいえ大きく崩れていないのはイラン情勢の先行き不透明感が続いているからであろう。もっともこの要因が原油高を引き起こし、金利上昇につながって、金の上伸を妨げているとも言える。つまりは日々変わる情勢に、これら正と負の要因が綱引き状況となり、相場の方向感を出にくくさせている。イラン情勢に解決の糸口が見えれば、原油上昇も止まることで金利も穏やかに推移し、金相場の環境も強気に働きやすくなるといった見方もある。
10年債金利に関しては5%以上で高止まりしており、週足チャートのギャップアップレンジを下回ってこない限り、金利の低下は見込めない。
年内、あと1回のFRBの利上げ見通しは変わっていない。今週は米の重要な経済指標であるCPIが発表されるが、この見通しが市場予想を下回ると、また違った反応がみられるかもしれない。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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