【振り返りを翌朝に回す理由】負けた夜にチャートを巻き戻さない
損切りが重なった日の夜、チャートを何度も巻き戻していませんか?
「ここで入らなければ」「この線が違ったのかも」と探しているうちに、気づけば日付が変わっている。
翌日は寝不足のまま、昨夜思いついた新しいルールを試して、また崩れてしまう。
負けた日の振り返りは、いつ、どこまでやればいいんでしょうか?
こんばんは!
まさしです^^
前回は、同じ場所で切られた後に二回目を入るなら、一回目との違いを一行で書くという話をしました。
今回はその続きで、負けた日の夜の過ごし方です。
先に書いてしまうと、僕は負けた日の夜に長い振り返りをしません。
夜は事実だけを一行メモして閉じて、振り返りは翌朝、相場を開く前にやります。
✅ 日付が変わるまで巻き戻した夜
僕にも、そういう夜が何度もありました。
その日は、入った二回とも想定していた位置で損切りになったんです。
手順としては崩れていません。
それでも、夕飯を食べた後にもう一度チャートを開いてしまいました。
入った場所までスクロールで戻して、そこから先の動きを見る。
また戻して、別の線を引き直す。
「ここで待っていれば、もっといい場所で入れたのに」
「この線じゃなくて、少し上の線が本命だったのか」
そうやって巻き戻しているうちに、時計を見たら日付が変わっていました(;'∀')
布団に入ってからも、新しい入り方のアイデアが頭の中をぐるぐる回っていたんです。
✅ 夜の巻き戻しは、終わる場所が決まっていません。
? その夜の記録: 【二回とも想定の位置で損切り/夕飯後にまた開いた/気づけば日付が変わっていた】
? 夜のチャートは結果が描き終わった絵
なぜ夜の振り返りは、こうなりやすいのでしょうか?
理由はシンプルで、夜にはもう結果が分かっているからです。
価格がどこで止まって、どこまで伸びたのか。
夜のチャートには、全部が描かれています。
その状態で見返すと、止まった場所に引いてあった線だけが、やけに目立って見えるんです。
ん? 目立つというより、正しい線に見えてしまう、と言った方が近いかもしれません。
実は、入る前の自分には、その線が本命かどうかは分かっていませんでした。
画面には他にも線が何本かあって、どれで止まるかは、まだ決まっていなかったはずです。
これがいわゆる後知恵というものですね。
結果を知った目で探すと、当たっていた線はいくらでも見つかります。
✅ 夜のチャートと、入る前の画面は別物です。
? 入る前の画面には、まだ結果が描かれていません。次の一回も同じです。
❌ 夜に作ったルールが翌日崩れる理由
あの夜の翌日、僕は寝不足のままチャートを開きました。
そして、昨夜思いついたやり方をさっそく試したんです。
結果は、前の日より悪い崩れ方でした。
今思えば当然で、昨夜のルールは一晩でできたものでした。
後知恵で見つけた線から作ったルールは、まだ一度も、入る前の目で確かめたことがありません。
しかも負けた日の夜は、何か理由を見つけて終わりたくなっています。
理由を見つけて終わりたい目と、結果が全部見えている画面。
この二つが重なるのが、負けた日の夜なんですよね。
✅ 夜に作ったルールは、まだ入る前の目を通っていません。
⚠ 翌日の記録: 【寝不足のまま開いた/昨夜のアイデアを試した/前の日より崩れた】
? 反省しないと同じ負けを繰り返すのか
この話をすると、こう聞かれることがあります。
「その日のうちに反省しないと、同じ負けを繰り返すでしょ?」
僕も昔は、まったく同じことを思っていました。
振り返りを先延ばしにするのは逃げだ、と考えていたんです。
ただ、ここで分けて考えたいのは、振り返りをやめる話ではないということです。
やめるのは、夜に長く振り返ることだけ。振り返り自体は、翌朝にちゃんとやります。
それに、夜のうちに一行だけは残します。
何も残さずに寝ると、翌朝には記憶が都合よく丸くなってしまうからです。
✅ 夜は材料を残すだけ。並べて見るのは翌朝です。
? 役割の分け方: 【夜は一行を残す/翌朝に照らす】
? 夜に書くのは事実の一行だけ
では、夜に何を書くのか。
僕が書くのは、この四つだけです。
・時間
・場所
・入った理由
・出た理由
これを一行に書きます。例えば、こんな書き方です。
【二十一時台/上位足で見ていた壁の手前/下位足で止まりを確かめて入った/想定の損切り位置で出た】
ポイントは、評価を書かないことです。
「焦っていた」「入るべきではなかった」のような言葉は、夜の一行には入れません。
評価は、結果を知った目でしか書けないからです。
事実だけなら、悔しさが残っている夜でも一、二分で書けます。
書いたら、チャートは閉じます。もう一度だけ見ておこう、と思っても閉じます。
✅ 夜の一行には、評価を書きません。
? 夜の一行の型: 【時間/場所/入った理由/出た理由】
? 翌朝、値動きを見る前に照らす
振り返りは翌朝です。
大事なのは、その日の値動きを見る前にやることなんです。
チャートを開いてしまうと、目がもう今日の値動きに引っ張られてしまいます。
コーヒーを淹れて、メモ帳だけ開く。そのくらいの順番で十分です。
・昨夜の一行をそのまま読む
・入る直前に画面にあったものを書き出す
・手順どおりだったかだけを照らす
一晩たつと、不思議なくらい落ち着いて読めます。
昨夜は大ごとに感じた二回の損切りが、四つの欄に収まった普通の記録に見えてくるんです。
手順どおりなら、その損切りは想定内のコストです。直すところはありません。
外れていたら、どこで外れたかを一行足します。
✅ 翌朝見るのは、勝ち負けではなく手順どおりだったかです。
? 外れていた時の一行: 【壁の手前で待つはずが、届く前に入っていた】
⭕ ルールを変えるのは同じことが続いた時だけ
翌朝の振り返りで手順から外れていたと分かっても、すぐにはルールを変えません。
一回だけの外れは、その日の事情かもしれないからです。
ルールを変えるのは、同じ外れ方が何度か続いた時だけにしています。
一行メモを並べて、同じ外れ方が週に何度も出てきた時に、初めて確認を一つ足すかを考えます。
夜に新しいルールを作りたくなるのは、たった一回の負けを、全部の答えにしようとしているからなんですよね。
急がなくても、溜まったメモは逃げていきません^^
しかも、週末にまとめて並べると、負けた日と勝った日の一行が案外似ているんです。
違うのは、その後に価格がどう動いたかだけ、ということがよくあります。
これに気づいた時は、正直ほっとしました!
✅ 手順どおりの負けは、手順どおりの勝ちと同じ形をしています。
? ルールを見直す合図: 【同じ外れ方が並んだ一行メモに何度も出てくる】
⚠ 夜のうちに残した方がいいこともある
ここまでの話を、一度崩します。
夜は一行だけと書いてきましたが、一行に収まらないものもあるんです。
それは、事故の記録です。
・決めていたルールを破って入った
・数量をいつもと違う大きさで入れていた
・注文の向きや指値の位置を間違えた
こういうことが起きた日は、その日のうちに記録します。
事故は、時間がたつほど細部が記憶から抜けていくからです。
ただし、ここでも書くのは事実だけです。
原因と直し方まで夜に考え始めると、また日付が変わってしまいます(;'∀')
✅ 事故の記録だけは、その日のうちに残します。
⚠ 事故の記録の例: 【数量の欄を確認せずに注文した/いつもの倍で入っていた】
? 負けた日は罰の日ではない
夜に長い振り返りをしてしまう理由を、もう一つ書いておきます。
負けた日を、罰を受けるべき日のように扱ってしまうことです。
損切りになった日は、何か反省しないと気が済まない。
僕も昔は、夜遅くまでチャートを見て、自分を追い込まないと次に進めませんでした。
でも、損切りは想定内のコストです。
決めた位置で切られたなら、手順どおりにコストを払っただけなんです。
お店をやっている人が、仕入れのお金を払った日に反省会をしないのと同じです。
必要なのは反省より、何にコストを払ったかの記録です。
罰の日だと思っていると、夜の振り返りはどんどん長くなります。
でも、夜中の二時間より、翌朝の十分の方が、ずっと冷静に見られます。
✅ 負けた日に要るのは、反省会より記録です。
? 振り返りの長さと中身は比例しません。
? 線を動かさない、違いを一行、振り返りは翌朝
この数回で書いてきたことを、一度つなげておきます。
・入った後に線を動かさない
・二回目は一回目との違いを一行で書く
・振り返りは翌朝にやる
三つとも、やっていることは同じなんです。
結果を見た後の自分に、入る前に決めたことを書き換えさせない。
線を動かすのも、二回目を何となく入るのも、夜中に新しいルールを作るのも、全部、結果を知った後の目が手を出している場面です。
翌朝の照らし合わせでは、入る前に価格がどの位置にあったかを思い出すのがいちばん難しいところです。
位置が目で見える形で残っていると照らし合わせは短くなりますが、道具が入るべきだったかを代わりに決めてくれるわけではありません。
✅ 決めるのは入る前、見直すのは落ち着いた翌朝です。
? 三つの共通点: 【結果を知った後の目に、入る前の決めごとを書き換えさせない】
? まとめ:負けた夜は一行で閉じて、翌朝に照らす
損切りが重なった日の夜は、チャートを何度も巻き戻したくなります。
でも夜のチャートは結果が全部描かれているので、探すほど当たっていた線が見つかってしまいます。
だから夜は、時間・場所・入った理由・出た理由を一行だけ書いて、チャートを閉じます。
評価の言葉は入れません。
振り返りは翌朝、相場を開く前にやります。
昨夜の一行を読み、入る前に見ていたものを書き出し、手順どおりだったかだけを照らします。
ルールを変えるのは、同じ外れ方が何度か続いた時だけです。
ルール違反や数量のミスのような事故だけは、その日のうちに事実を残しておきます。
損切りは想定内のコストなので、負けた日は罰の日ではありません。
今夜もし負けたら、まずは一行だけ書いて、そのまま寝てみてください^^
翌朝の照らし合わせを、自分の記憶だけでやるか、位置が目で見える道具を使うかはどちらでも大丈夫です。
黄金ラインスナイパーAIは価格の位置を確認する補助で、入るかどうかや振り返りの良し悪しを代わりに決めるものではありません。
✅ 今夜の一行が、明日の朝の振り返りの材料になります。
? 今夜の一行の例: 【二十二時台/壁の手前/止まりを確かめて入った/損切り位置で出た】
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^