【実例3つ】水平線の3つの使い方|レンジ・ブレイク・ブレイクの後(USDJPY 5分足)
水平線を引いても、「この線、どう使えばいいの?」と迷うことはないでしょうか。
水平線には、大きく3つの使い方があります。
・レンジ狙い:線の付近で値動きが止まる場面
・レンジブレイク狙い:線を抜ける場面
・ブレイクの後:抜けた価格が、次の目安になる場面
この記事では、USDJPYの5分足で、3つの使い方を実際のチャートで1つずつ紹介します。
この記事の設定
・通貨ペア・時間足:USDJPY 5分足
・高値・安値の決め方:左右それぞれ1本の足より突き出た山と谷
・線の終わり方:実体(ローソク足の太い部分)が線を越えたら線が終わる。ヒゲだけが越えたときは、線は残る
・線はMT5インジケーターで自動で引いたもので、後から位置を動かしていません
この日のチャート全体
10月1日のUSDJPY 5分足です。この1日のチャートの中に、3つの使い方の場面がすべて入っていました。①〜③の枠の部分を、この後で1つずつ拡大して見ていきます。
使い方① レンジ狙い
安値の線の付近で、下げ止まった場面
10月1日の17時半〜18時半ごろ、価格は158.25〜158.30円付近の青い線の近くまで下がるたびに下げ止まり、上に戻っていました。上は158.45円付近の赤い線、下はこの青い線の間で動く、レンジの形です。
ヒゲが線を少し下に越えた足もありますが、実体は線の上で終わったので、線は消えずに残っています。
これらの線は、17時すぎから表示されていました。レンジの下限がどこにあるかを先に知っておくと、慌てずに値動きを見られます。
使い方② レンジブレイク狙い
安値の線を下に抜けた場面
19時15分ごろ、レンジの下限だった158.24円付近の青い線に、ローソク足の実体が届きました。
線は、実体が届いたこの足で終わっています。次の足で、価格は大きく下に抜けました。
線が終わった位置を見れば、「この価格を抜けた」ことがひと目でわかります。
※ 線の終わり方を「実体」にしているときは、実体(終値)が線にわずかでも届いた足で線が終わります。大きく抜けた足より、1本前で終わることもあります。
使い方③ ブレイクの後
抜けた価格が、次に上値を抑えた場面
下に抜けた後、価格は19時50分〜20時ごろ、その先にあった158.06〜158.10円付近の青い線の近くで、いったん下げ止まりました。
そこから戻った価格は、20時15分ごろ、さっき抜けた158.24円付近で上値が止まりました。
下値を支えていた価格が、抜けた後に上値を抑える価格になることがあります。
英語圏では「Role reversal(役割の反転)」と呼ばれる考え方です。
抜けた先にある線は、次に値動きが止まりやすい価格の目安になります。
※ 役割が入れかわらず、そのまま戻っていくことも多くあります。
この日も、その後は158.06円付近の線を下に抜けて、さらに下げています。
まとめ
今回の3つの場面は、そのまま水平線の3つの使い方です。
・レンジ狙い:安値の線の付近で下げ止まった(使い方①)
・レンジブレイク狙い:線を抜けて、線が終わった(使い方②)
・ブレイクの後:抜けた先の線で下げ止まり、抜けた価格で上値が止まった(使い方③)
線は「値動きが止まる価格」ではなく、「値動きが変わることがある価格の目安」として見ると、止まったときも抜けたときも、落ち着いて判断できます。
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※ 本記事は、過去のチャートで線の付近の値動きを記録したもので、特定の売買を勧めるものではありません。
線の位置で必ず値動きが止まるわけではありません。
売買の判断は、ご自身の責任で行ってください。
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