黄金の守人、公式フォワードの取引が少ない理由 ― 私たちの検証口座の取引を公開します
黄金の守人 ― いただいているご質問にお答えします
こんにちは、Yokoです。
最近、黄金の守人について、「公式フォワードの取引が少ないけれど、ちゃんと動いていますか?」というお問い合わせを、いくつかいただいています。ご心配をおかけしているようなので、連載の守人の回を待たずに、この場でお答えします。
先に、結論をお伝えします
・守人は、もともと取引の少ないEAです(12年間で1,596回、月に10回ほど)
・公式フォワードは、発売直後の不具合で、取引が止まっていた期間があります(9月7日のv1.04で修正済み)
・もう一つ、公式フォワードの環境の違いも、取引が少ない理由の一つではないかと考えています(確認中です)
・私たちのデモ口座でも、9月3日〜10月2日の約1か月で14回、バックテストに近いペースで取引していました
守人は、もともと「待つEA」です
守人は、前日の高値・安値を値動きが越えた時だけ動く、ナンピンなし・ワンポジ運用のEAです。12年間のバックテストの取引回数は1,596回で、月に10回前後、週にすると2〜3回のペースです。
これは平均の話なので、相場によっては、ほとんど動かない週もあります。取引が少ないのは、故障ではなく、このEAの性格です。
公式フォワードで、起きていたこと
① 発売直後の不具合
発売直後、一部の口座環境で、資金管理の計算が正しく行われず、新規注文が出せなくなる事象がありました。公式フォワードでも、この影響で、しばらく取引が出ない期間がありました。
9月7日のv1.04で修正し、その後は取引が出ています。ご心配をおかけしました。
② 環境の違い(確認中です)
もう一つ、可能性として考えていることがあります。
守人には、スプレッドが広がっている時に、新規エントリーを見送る安全装置があります。守人が狙う日足の切り替わりの前後は、どの口座でも、スプレッドが広がりやすい時間帯です。
公式フォワードの環境は、私たちが運用・検証に使っている口座に比べて、ゴールドのスプレッドが広めに出る場面があるようで、そのためにエントリーを見送っているのではないか、と考えています。現在、確認を進めていて、分かったことはこの場でお知らせします。
私たちのデモ口座では、こう動いています
実際の動きを見ていただくために、私たちが検証に使っているデモ口座での、黄金の守人の取引を、9月3日〜10月2日の全14回、そのままお見せします。資金に余裕のあるデモ口座で、他の多くのEAとも並行稼働している都合で、途中でロットを変えているため、表の損益は、すべて0.1ロットに換算した金額に揃えています。口座の業者名は、非公開とさせてください。
| 日付 | 方向 | 損益 (0.1ロット換算) |
|---|---|---|
| 9月3日 | 売り | +250円 |
| 9月4日 | 売り | -94円 |
| 9月8日 | 売り | +247円 |
| 9月10日 | 売り | +155円 |
| 9月11日 | 売り | -12,868円 |
| 9月14日 | 売り | +4,235円 |
| 9月16日 | 売り | +203円 |
| 9月17日 | 買い | -2,769円 |
| 9月21日 | 売り | +5,998円 |
| 9月22日 | 売り | +707円 |
| 9月23日 | 売り | +2,575円 |
| 9月25日 | 買い | -2,494円 |
| 10月2日 | 買い | +24,718円 |
| 10月2日 | 売り | -2,697円 |
| 合計(14回・9勝5敗) | +18,166円 | |
この表は、9月3日〜10月2日の、黄金の守人の全取引です。実際のロットは、9月3日が0.01、9月4日〜11日が0.5、9月14日以降が0.1でした。表の金額は、実際の損益を、0.1ロットだった場合に単純に直したものです。
約1か月で、14回。週に3回ほどのペースで、バックテスト(月10回前後)と近い頻度で動いていました。
勝ちは9回、負けは5回。勝率は約64%で、12年間のバックテスト(77.1%)より低めでした。
勝ちは、トレーリングで伸びることがあります。10月2日の買いは、+24,718円(0.1ロット)でした。
良いところだけをお伝えするのは、私たちのやり方ではないので、気になる点も書いておきます。
一番大きな負けは、9月11日の売りです。損切りに達し、0.1ロット換算で-12,868円でした(実際は0.5ロットで、-64,338円でした)。ナンピンはしませんが、損切りに達すれば、その分の負けは出ます。
この期間の合計は、0.1ロット換算で+18,166円です(実際のロットのまま足すと、-32,300円です)。9月11日の負けと、10月2日の勝ちの2つが、全体を大きく左右しています。この2つを除くと、約+6,300円です。
14回という回数はまだ少なく、ここから何かを判断するのは早いと考えています。
また、デモ口座のため、リアル口座とは、約定やスプレッドに違いが出ます。公式フォワードとは、口座もロットも違うので、金額をそのまま比べることはできません。あくまで「動き方の一例」としてご覧ください。
バックテストは、どれくらいのスプレッドで検証したの?
「商品ページのバックテストは、どんなスプレッドで検証したのですか?」というご質問も、あわせていただいています。
12年間のバックテストは、MT5のストラテジーテスターで、リアルティックデータ(ヒストリー品質99%)を使って検証しています。スプレッドは固定ではなく、当時の実際の値動きに基づく、口座の可変スプレッドです。商品ページに載せている数字は、スプレッドの狭い「低スプレッド口座」で検証したものです。
スプレッドが広い口座では、成績が下がります。そこで、同じ条件で、「スタンダード口座」(低スプレッド口座よりスプレッドが広い口座)でも検証しました。
| 低スプレッド口座 (商品ページ掲載) |
スタンダード口座 | |
|---|---|---|
| プロフィットファクター | 3.36 | 2.51 |
| 最大ドローダウン (残高比) |
3〜4% | 5% |
| 勝率 | 77.1% | 69.6% |
| 12年間の純利益 (証拠金100万円) |
約798万円 | 約669万円 |
2014年7月〜2026年7月・0.50ロット固定・過去の検証結果であり、将来の成果を保証するものではありません。
スプレッドが広がると、数字は下がります。ただ、スタンダード口座でも、プロフィットファクター2.5前後、最大ドローダウン5%と、実用的な水準を保っています。
逆に言えば、スタンダード口座よりスプレッドが広い環境では、成績がさらに下がり、エントリーを見送る場面も増える可能性があります。ご利用の口座のゴールドのスプレッドを、事前にご確認ください。
ご検討中の方へ
・取引が少ないのは、EAの性格で、故障ではありません。
・スプレッドの狭い口座のほうが、成績が良く、エントリーの機会も多くなる傾向があります(上の表をご覧ください)。ご利用の口座のゴールドのスプレッドを、事前にご確認ください。
・公式フォワードの取引回数だけで、判断なさらないでください。ご自身の口座で、小さめのロットから動きを確かめていただくのが、一番確実です。
今後について
公式フォワードの状況について、分かったことは、良い点も悪い点も、この場でお知らせします。
また、10月5日から、リアル口座(スタンダード口座)でも、黄金の守人を単独で稼働させ始めました。取引がたまってきましたら、その動きも、この場でお知らせします。
連載「YokoとKenjiのGOLD EA使いこなし帖」でも、後半で黄金の守人の回をお届けする予定です。そちらでは、守人の仕組みを、もっと詳しくお話しします。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
Yoko
黄金の守人
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