【書くより読み返す日を作る】記録が効き始める週一の使い方
十四ヶ月ぶん、毎日欠かさず記録を書いていました。
去年の春に全部読み返して、はじめて分かったことがあります。
……これ、一度も読み返してなかったな。
四百ページ近いノートを前にして、そう思いました。
書くことは習慣になっていたのに、読む習慣が無かったんですよね。
この春に何を変えたかを、そのまま書きます。
変えたのは書く量ではなく、読む日を決めたことでした。
こんばんは!
まさしです^^
今回決めたのは、毎週一日だけ記録を読む日を作ることです。
読むのは、その週のぶんではありません。三週間前のぶんを読みます。
時間を空けてから読むと、見えるものがまったく変わります。
この一日を入れてから、書いた記録がやっと役に立ち始めました。
十四ヶ月ぶん書いて、一度も読み返していなかったと気づいた日の話です。
✅ 四百ページを、二日かけて読みました
せっかくなので、最初から順番に読んでみました。
最初の一ヶ月は、ほとんど同じことが書いてあります。
反省の言葉も、決意も、毎日ほぼ同じでした。
二ヶ月目も、三ヶ月目も、同じでした。
十四ヶ月かけて、同じ反省を四百回書いていたことになります。
これ、読んだ時はさすがにこたえましたね。
毎日書いていたので、努力している実感はあったんです。
でも実際には、同じ場所を四百回踏んでいただけでした。
しかも、その事実に気づく方法が一つもありませんでした。
前の日のページを見ることは、たまにあります。
けれど一ヶ月前のページと並べたことは、一度も無かったんです。
反復に気づけるのは、離れたページを並べた時だけなんですよね。
✅ 十四ヶ月かけて、同じ反省を四百回書いていました。
反復に気づけるのは、離れたページを並べた時だけです。
? 書く作業には、達成感が付いてきます
なぜ書くほうだけ続いたのでしょうか?
理由は簡単で、書くと終わった感じがするからです。
一日の締めくくりとして、区切りになるんですよね。
読み返すほうには、この区切りがありません。
読んでも何も増えないし、むしろ嫌な気分になることが多いです。
だから、時間がある時にやろうとして一生やりません。
僕も、そのうち読もうと十四ヶ月思っていました。
そのうち、は来ないんですよね。
来ないものを待つより、曜日を決めるほうが早いと思いました。
書く時間を減らしてでも、読む時間を作るほうを選んでいます。
実際、今は書く量を三分の一くらいまで減らしました。
? そのうち読もう、の「そのうち」は来ませんでした。
書く作業には区切りの感覚があり、読む作業にはありません。だから曜日で決めます。
? 当日に読み返しても、何も出てきません
以前は、その日の夜に読み返そうとしたこともあります。
これがまったく効きませんでした。
当日は、書いた時の気持ちがそのまま残っているからです。
自分が書いたことに、自分で納得してしまうんですよね。
納得すると、そこで終わりになります。
時間を空けると、この納得が剥がれます。
三週間前の自分は、もうほとんど他人なんです。
他人が書いた文として読むと、抜けているところが目に入ります。
なんでここで入ったのか、という疑問が普通に出てきます。
その疑問が出た瞬間が、いちばん学べるところでした。
僕は三週間で落ち着きましたが、二週間でも一ヶ月でも良いと思います。
大事なのは、書いた時の気持ちが消えるまで置くことですね。
? 三週間前の自分は、もうほとんど他人です。だから抜けが目に入ります。
当日に読み返すと、自分で自分に納得してそこで終わります。
? 読む日と、読む範囲を決めます
決めたのは二つだけです。
読むのは日曜の朝。読むのは三週間前の一週間ぶん。
【読む日:日曜の朝/範囲:三週間前の七日ぶん】この一行を貼ってあります。
範囲を決めたのは、決めないと全部読もうとして疲れるからです。
七日ぶんなら、十五分もかかりません。
読みながらやることは一つで、同じ言葉に印を付けます。
二回以上出てきた言葉に、丸を付けるだけです。
丸が多い言葉が、自分が毎週つまずいている場所になります。
僕の場合、最初の月は早すぎたという言葉に丸が集中しました。
早いと分かっているのに、毎週やっていたということですね。
書いている時は、毎回はじめての反省のつもりだったんです。
? 二回以上出てきた言葉に丸を付けるだけ。それが毎週つまずく場所です。
実行例:【読む日:日曜の朝/範囲:三週間前の七日ぶん】
? 丸を付けたあとの、実際の使い方
丸を数えたら、いちばん多い言葉を一つだけ選びます。
そして、その言葉に対する手当てを一つ決めます。
手当ては、気をつけるではだめです。気をつけるは行動ではないので。
【今週の手当て:入る前に自分の合図を声に出して確認する】この形にします。
声に出す、書く、閉じる。動作の形になっていることが条件ですね。
決めたら、その一つだけを一週間やります。
他の丸は、その週は無視します。
無視するのが最初はつらいんですが、これが大事でした。
全部手当てしようとすると、一つも定着しませんから。
そして翌週の日曜に、また三週間前のぶんを読みます。
手当てをした週のぶんを読むのは、その三週間後になります。
効いたかどうかが分かるのも、その時ということですね。
すぐに答えが出ないのは、正直もどかしいです。
? 気をつけるは行動ではありません。声に出す、書く、閉じるの形にします。
実行例:【今週の手当て:入る前に自分の合図を声に出して確認する】
⚠ 読む日に、書き足さないようにします
気をつけていることが一つあります。
読んでいる途中で、当時のページへ書き足さないことです。
今の目で見ると、いくらでも足したくなるんですよね。
あの時はこう考えるべきだった、と書きたくなります。
ただ、それをやるとページが上書きされます。
次に読んだ時、当時の自分が何を見ていたかが消えてしまう。
気づいたことは、その日の新しいページへ書きます。
当時のページは、当時のまま残しておく。
これ、地味ですが後から効きました。
一年前のページが当時のまま残っていると、比べられるんです。
上書きしたページは、いつ書いたのか分からなくなりますから。
⚠ 気づいたことは新しいページへ書きます。当時のページは当時のまま残します。
上書きすると、当時の自分が何を見ていたかが消えます。
? 文章にできない人向けのチェックリストを付けた理由
GOLD特効薬のいちばん最後に、短いチェックリストを付けています。
理由を文章にできない人向けのものです。
本文の最後に置いたのは、ここでつまずく方が多かったからなんですよね。
手順は分かった、やることも分かった。でも書けない。
書けないのは、考えていないからではありません。
書く枠が無いから、何を書けばいいか決まらないだけです。
だから、埋めるだけの形にして最後に置きました。
今日の読み返しの話も、根っこは同じところにあります。
枠があれば書けるし、書いてあれば読み返せる。
読み返せれば、同じ反省を四百回書かずにすみます。
僕が十四ヶ月かけて遠回りした部分なので、ここは丁寧に書きました。
? 書けないのは考えていないからではなく、書く枠が無いからです。
収録内容:文章化できない人のチェックリスト/トレード全体での大事な考え方
⭕ この習慣が合わない方
最後に、合わない場合も書いておきます。
記録をまだ残していない方は、まず書くほうから始めてください。
読む日を作っても、読むものが無ければ意味がありませんから。
それから、記録を人に見せる前提で書いている方にも少し合いません。
整った文になっていると、当時の迷いが残らないからです。
教材のほうも、読んだ翌日に成績が変わる性質のものではありません。
三週間前を読むという形なので、効果が見えるのも三週間後になります。
将来の利益をお約束できるものでもないです。
まずは今週の日曜に、三週間前の七日ぶんだけ読んでみてください。
十五分で終わりますし、丸が一つも付かなければそれも結果です。
丸が付いた方は、その言葉が今の自分の一番の課題だと思います。
⭕ 丸が一つも付かなければ、それはそれで一つの結果です。
向いていない方:記録をまだ残していない方、人に見せる前提で整えて書く方
? まとめ:書く量を減らして、読む日を作る
十四ヶ月ぶん毎日書いていたのに、一度も読み返していませんでした。
結果として、同じ反省を四百回書いていただけだったんです。
だから今は、読む日と範囲を決めています。実物は【読む日:日曜の朝/範囲:三週間前の七日ぶん】です。
見るポイントは内容ではなく、二回以上出てきた言葉です。丸を付けて、いちばん多いものを一つ選びます。
選んだ一つに、動作の形で手当てを決めます。気をつけるは行動ではないので、声に出す、書く、閉じるのどれかにします。
教材の最後には、理由を文章にできない人向けのチェックリストを置いています。読んだ翌日に結果が変わるものではありませんし、将来の利益をお約束できるものでもありません。
記録は続いているのに変化が無いと感じている方は、今週の日曜に十五分だけ読み返してみてください^^
いつも読んでいただきありがとうございます^^