第25話:NEO3――群れ全体を見る
NEOの役割は決まりました。
エージェント・スミスのように、
同じ方向へ。
同じようなポジションが。
次々と増えていく。
その増殖を、
間違っている時だけ止める。
でも、
ここで一つ決めなければならないことがありました。
何本持ったら、NEOを呼ぶのか?
2本?
3本?
4本?
5本?
早く止めれば、
大きな損失になる前に守れるかもしれません。
でも、
早すぎれば、
ACEが正しくトレンドに乗っている時まで
止めてしまいます。
そこで、
実際に比較することにしました。
NEO3
NEO4
NEO5
違いはシンプルです。
例えばNEO3なら、
同じグループ。
同じ方向。
そのポジションが
すでに3本ある時、
次の1本を入れていいのか
をNEOが判定します。
ただし、
3本あるから止めるわけではありません。
ここが重要です。
見るのは、
その3本の合計損益。
3本合わせてプラスなら、
まだ群れは生きている。
次の1本を許可する。
でも、
3本合わせてマイナスなら、
同じ間違いを
さらに増やしている可能性がある。
そこで、
次のエントリーを止める。
NEOは「人数制限」ではない
これなら、
単純なMaxPositionsとは違います。
5本持っていても、
その群れ全体が利益を出しているなら、
走らせることができます。
逆に、
まだ3本でも、
同じグループ、
同じ方向の3本が
まとめて含み損なら、
4本目に待ったをかける。
NEOが見るのは、
人数ではなく、群れの健康状態。
そんな形になりました。
BUYとSELLも別々に見る
BUYが苦しんでいるからといって、
SELLまで止める必要はありません。
別のグループまで
巻き込む必要もない。
だからNEOは、
同じグループ・同じ方向
だけを一つの群れとして見ます。
BUYの群れはBUYだけ。
SELLの群れはSELLだけ。
違うグループなら、
別の集団です。
では、3・4・5のどこがいい?
ここから比較検証です。
NEOを使わない状態。
3本から判定するNEO3。
4本から判定するNEO4。
5本から判定するNEO5。
同じ期間。
同じACE。
変えるのは、
NEOが動き始める本数だけ。
結果が出た
この時点の比較では、
NEOなしの純利益は
+2,598,834円
PFは
1.50
でした。
これを基準にします。
NEO3
純利益
+3,058,659円
PF
1.63
遮断したエントリーは
246回。
NEO4
純利益
+2,996,738円
PF
1.61
遮断数は
127回。
NEO5
純利益
+2,932,389円
PF
1.59
遮断数は99回。