【第6回】「RCIが±0をクロスしたらエントリー」が招く壊滅的な結果~RSIの常識を流用する罠~
プロトレードコーチMaxです。
世間のFXの「常識」を斬る連載、第6回となります。 今回は、「RCIが±0(ゼロライン)をクロスしたらエントリーする」というアプローチの危険性についてお話しします。
これは元々、RSI(相対力指数)のエントリー手法として世間に出回っているやり方です。「RSIで機能するなら、同じオシレーター系であるRCIでも使えるのではないか?」という仮説から、この手法にトライしている方は多いでしょう。
しかし、断言します。この手法をRCIにそのまま当てはめると、壊滅的な結果を招きます。
なぜなら、RCIにおける「±0」というラインは、RSIとは性質が全く異なるからです。RSIにおいて中間値のブレイクがトレンド加速のサインとして語られることがあっても、RCIにおける±0は決して「トレンドが加速する数値」ではありません。
むしろRCIの±0付近は、買いと売りの均衡が保たれ、相場が方向感を失って「保ち合い(レンジ)」になりやすい、非常に微妙で不安定なゾーンなのです。そこを抜けたからといって安易にエントリーすれば、ダマシに遭い、無駄な損切りを連発することになります。
他のテクニカル指標の理論を流用して新しい手法のアイデアを出すこと自体は、考え方としてはありです。しかし、それを実際のトレードで使うのであれば、自らの手で過去チャートと向き合い、徹底的な検証を行って「RCIにおいても本当に有効なのか」を実証しなければ、全くの無駄に終わります。
ネット上の安易な流用や思い込みを捨て、RCI本来の性質(形状や引力)に基づいた正しい検証結果だけを信じてください。
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プロトレードコーチMax