160円から153円へ、約7円の急落。 でもその153円で「買えた」。なぜか?
FX
160円から153円へ、約7円の急落。
でもその153円で「買えた」。なぜか?
答えは「根拠の重さ」です。
「上の時間足は絶対」
この週に何が起きたか
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▼ 日ごとの流れ
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9/7(月) 155円を「実体」で下抜け
→ ここから下げが加速
9/8(火) 日足の上昇チャネル下限も割り、153円をテスト
→ 長い下ヒゲ①
9/9(水) 再び153円をテスト。でも安値を更新できず
→ 長い下ヒゲ②(安値切り上げ)
9/10(木) 1時間足でダブルボトムが完成、買い戻しが進む
9/11(金) 米CPI発表後に再び下げるが、153円には届かず
→ 153.24円で終了
160円 → 152.89円(週安値) = 約7円の下落
「実体で割る」とは
ローソク足には「実体(太い部分)」と「ヒゲ(細い線)」が
あります。
│ ← 上ヒゲ
┏━┓
┃ ┃ ← 実体(始値と終値のあいだ)
┗━┛
│ ← 下ヒゲ
・ヒゲだけが線を越えた …… 一時的に行っただけ。弱い
・実体が線の向こうにある … 終値ベースで抜けた。強い
9/7は155円を「実体で」割りました。だから本気のブレイク
と判断され、下げが加速したわけです。
長い下ヒゲは「買いの跡」
長い下ヒゲとは、
いったん大きく下げた
↓
でも終わってみれば戻されていた
という形です。つまり「下で待っていた買い注文に
押し戻された跡」。
★ それが2日続いた = そこに買いたい人がたくさんいる
これが「底固め(そこがため)」です。
「根拠の重さ」という考え方
よくある思い込み
FXを勉強すると、だいたいこう教わります。
・「上の時間足(日足など)が優先」
・「移動平均線は壁になる」
だから「4時間足のSMA21より下では買ってはいけない」と
覚えている人は多いはずです。
今回もまさに、4時間足のSMA21がまだ上にありました。
教科書どおりなら「買ってはいけない」場面です。
でも実際は
移動平均線は、壁になるときと、ならないときがあります。
★ 大事なのは線そのものではなく、
その線を支えている「根拠の重さ」
言い換えると、時間足の順位で機械的に決めるのではなく、
「その場所に理由がどれだけ重なっているか」で判断します。
天秤(てんびん)で考えてみる
どちらが「重い」か
【売り側】 【買い側】
壁 1つ 根拠 4つ
4時間SMA21 153円の底固め
 ̄ ̄\____________/ ̄ ̄
▲
(支点)
壁が1つでも、反対側に根拠が4つ乗れば、そちらに傾きます。
今回、買い側に重なった4つの根拠
① 7円も落ちて「売られすぎ」だった
② 153円で2日続けて長い下ヒゲ(=底固め)
③ 1時間足でダブルボトムができた
④ 15分足の三角持ち合いを上に抜けた
★ 壁1つ vs 根拠4つ
→ 重さで勝ったほうに、値は動く
小さい時間足の波が、上の時間足の壁を突破することも
あるのです。
用語メモ
【ダブルボトム】
同じくらいの安値を2回つけて、そのあいだの高値を
上に抜ける形。「W」の字に見えます。
底を打ったサインとしてよく使われます。
【三角持ち合い】
高値が下がり、安値が上がって、値動きの幅が
だんだん狭くなる形。三角形に見えます。
狭くなったあと、どちらかに大きく動きます。
【底固め(そこがため)】
ある価格帯で何度も下げ止まり、下値が固まること。
「ここから下には行かせない」という買い方の意思表示。