2026.9.16「日経平均 今日の振り返りと来週の予想」
【9月16日】日経平均は4日ぶり反発、高値引け。63,000円の底堅さを確認、次は64,000円突破なるか
9月16日の日経平均株価は、前日比438円90銭高の63,923円00銭で取引を終えました。
上昇率は0.69%。
始値は63,672円13銭。
安値は63,209円92銭。
そして高値は、
63,923円00銭
終値と同じです。
つまり今日は、
「高値引け」
となりました。
昨日まで日経平均は4営業日連続で下落。
今日の前場も一時63,209円まで売られました。
しかし、そこから流れが変わります。
前場の安値から徐々に買い戻され、後場に入ると上昇幅を拡大。
最終的にはその日の最高値で取引を終了しました。
私は今日の相場を、
「底打ちを確定したわけではない。しかし、63,000円台前半での買いの強さを改めて確認した一日」
と見ています。
まず昨日の予想を検証する
昨日の記事では、
63,000円
64,100円
62,700円
の3つを重要ラインとして挙げました。
今日の安値は63,209円92銭。
つまり、
63,000円を守りました。
昨日は63,067円まで下落して反発。
そして今日も63,209円まで売られたところで反発。
これで2日続けて、
63,000円台前半では買いが入った
ことになります。
一方で、上方向の重要ラインとしていた64,100円には届いていません。
今日の高値は63,923円。
あと177円です。
したがって昨日からの見方は、
「63,000円の下値支持は強まった。しかし上昇転換の確認には64,000~64,100円突破が必要」
に修正します。
今日の最大のポイントは「高値引け」
今日の438円高という数字も重要です。
しかし、それ以上に重要なのは、
終値=高値
だったことです。
相場では同じ400円高でも、
朝に400円上昇して、その後売られて終わるのと、
朝は弱かったのに、午後に買われ続けて最高値で終わるのでは、
意味が違います。
今日は後者です。
朝方には63,209円まで売られました。
そこから終値63,923円まで、
約713円切り返しています。
つまり引けにかけても売りに押されず、
買い手が優勢なまま取引を終えた。
これは昨日までとは明らかに違う値動きです。
市場全体も今日は強かった
今日の日経平均だけが上昇したわけではありません。
TOPIXも、
前日比24.56ポイント高の4,061.72
となり、0.61%上昇しました。
さらに東証プライム市場では、
値上がり銘柄が67.4%
値下がり銘柄が29.0%
でした。
つまり今日は、
「一部の値がさ株だけで日経平均が上がった」
という相場ではありません。
幅広い銘柄に買いが入りました。
これは昨日までとの大きな違いです。
ここ数日は、
日経平均は上がっても中身が弱い。
あるいは、
日経平均は下がってもTOPIXは強い。
というように、指数間でかなりバラつきがありました。
今日は、
日経平均もTOPIXも上昇し、値上がり銘柄も市場全体の約3分の2。
相場の中身としては、ここ数日で最も素直な反発だったと考えています。
今日の主役は半導体株の買い戻し
個別株では、
東京エレクトロン
アドバンテスト
TDK
信越化学
フジクラ
村田製作所
SCREEN
などが上昇しました。
特にここ数日の下落を主導していた半導体・電子部品関連に買い戻しが入ったことは重要です。
昨日までの相場では、
米金利上昇
↓
高PER株売り
↓
AI・半導体株下落
↓
日経平均下落
という流れが非常に強く出ていました。
今日は、その流れがいったん弱まりました。
米国の長期金利上昇が一服し、原油価格も高値からやや落ち着いたことで、
「売られ過ぎていた成長株を一度買い戻す」
動きにつながったと見ています。
ただし、
半導体株が本格的な上昇相場へ戻った
と判断するのはまだ早いです。
今夜のFOMCがあります。
一方、ソフトバンクグループは弱かった
今日の特徴として、
半導体関連が上昇する一方、
ソフトバンクグループは下落
しました。
キオクシアも弱く、AI関連株すべてが一斉に買われたわけではありません。
これは非常に重要です。
現在のAI関連株では、
「AIなら何でも買う」
という相場ではなくなっています。
業績、バリュエーション、事業内容によって、
銘柄を選別する相場
へ移行していると考えた方がいいでしょう。
日経平均を見るうえでも、
ソフトバンクグループ
アドバンテスト
東京エレクトロン
を一括りにせず、
それぞれの値動きを見る必要があります。
ドル円は155円前後
今日15時時点のドル円は、
155円08銭前後
でした。
昨日までと比べれば円安方向です。
輸出関連株には追い風になります。
ただし現在の為替は、
単純な日本の材料だけで動いているわけではありません。
最大の材料は、