MT5で 任意のティックチャートを表示が可能!
MT5で「ティックチャート」を表示するインジケータを作りました。
海外で長く読み継がれている短期売買の定番書、ボブ・ボルマンの『FXスキャルピング』。この本に出てくる図版は、すべてティックチャートで描かれています。ローソク足を時間ではなく取引の回数で区切った、見慣れない形のチャートです。
本を読んだ人が最初にぶつかるのが、「このチャート、MT5のどこに出せばいいのか」という壁でした。
答えは、どこにもない。MT5に標準搭載されていないからです。
そこを埋めるために作ったのが、このツールです。
そもそもティックチャートとは何か
MT5を開いて、チャートを一枚出してみてください。1分足でも、5分足でも、日足でもいい。
そのチャートの横軸は、全部「時計」です。
1分経ったから新しいローソク足が生まれる。5分経ったから次が生まれる。市場で何が起きていようと、いなかろうと、時計が進めば足も進みます。
これ、当たり前のようでいて、実は少し奇妙なことです。
深夜3時、値がほとんど動かない時間帯。ローソク足は律儀に1分ごとに生まれ続けます。ほぼ真横に、意味のない足が並んでいく。
一方、指標発表の瞬間。1分の間に何千という取引が成立し、値が何十pipsも走る。それでも足は、たった1本です。世界でいちばん濃密な60秒が、他の何もない60秒と同じ幅に押し込められる。
時計は、市場が動いているかどうかを知りません。
ティックチャートは、ここを根本から変えます。
時間ではなく、取引が何回成立したかで足を区切る。「70ティック足」なら、70回の値動きが起きるたびに1本です。市場が活発なら足はどんどん流れ、閑散としていればピタリと止まる。深夜に無駄な足は生まれず、指標発表の瞬間は何十本にもわたって展開されます。
チャートの横幅が、実際に市場が動いた量そのものになる。
ボルマンが見ていたのは、この画面でした。
TrueTick Forge でできること
- 足を作るティック数を自由に変更可能
- 多くの既存のインジケータをそのまま利用が可能
できることは、たった2つです。ですが、この2つは大きい。
生成されるのは、MT5の通常のチャートと同じように扱える画面です。つまり、そこに好きなインジケータを重ねられます。
移動平均でも、オシレーターでも、自作のものでも構いません。普段1分足で使っている道具を、そのままティック軸の上に載せられる。
同じロジックでも、横軸が変われば見え方が変わります。
値が動かない時間帯は、足そのものが進みません。画面が無駄に動かないぶん、判定も静かになります。逆に値が走る場面では、1分足なら1本に潰れていた動きが何十本かに分解される。同じ60秒から読み取れる情報の量が、まるで違います。
手法を変える必要はありません。いま使っている手法を、別の軸で検算できるということです。
1つ目のティック数も同じ考え方です。ボルマンの「70」は固定値ではありません。銘柄、時間帯、自分の売買の速度に合わせて変えられます。70は出発点であって、そこから先は各自が決める領域です。
本の図を再現するだけのツールにはしたくありませんでした。土台だけ用意して、その上に何を置くかは使う人に委ねる。そういう作りにしてあります。
最後に
派手な売買サインは出ません。「ここで買え」とも言いません。
このツールがやるのは、たった一つ。MT5にはなかった見え方を、MT5の中に用意することです。
ただ、短期売買において「何を見ているか」は、たぶん「どう判断するか」と同じくらい重要です。時計を見ているのか、市場を見ているのか。その差は、決して小さくありません。
同じところで足踏みしていた人に、届けばうれしいです。
商品ページ: MT5 ティックチャート生成EA TrueTick Forge
#ゴゴジャンスキャル特集2026