NK225 OPTION MONITOR — DAILY MARKET STRUCTURE 20260909
| 判定項目 | 判定 | 要点 |
|---|---|---|
| Option方向 | Neutral | Option Score +2.0。IV・Skew改善と上方再配置がある一方、Deep Put Buildingと両Wall Buildingが相殺。 |
| 15分MTF価格構造 | 売り優位 | 66,780からの下落後、65,790を戻り高値に再下落。64,810を割り、価格は3本MAの下。 |
| 総合方向 | 売り優位 | OptionはNeutralだが、65,000 Put Wallと65,303 Zero Gammaを下抜け、価格構造が下方向へ明確化。 |
| Gamma環境 | Near Zero / 通常 | Total GEX -12.87。ただし現在値周辺64,500~64,000は局所Negative GEXが大きい。 |
日次OptionデータだけではNeutralだが、20:26時点の先物は64,570まで下落。 65,000 Put Wallと65,303 Zero Gammaをともに下抜け、15分足では高値・安値切り下げが明確。 現在は売り優位と判断する。 ただし64,500~64,000はNegative GEX帯のため、下方向だけでなく急反発時の値幅拡大にも注意したい。
| 項目 | 数値 | 位置関係 |
|---|---|---|
| 日経225現物 | 65,142.78 | JPX日次データ基準 |
| 日経225先物 | 65,260 | JPX日次データ基準の先物値 |
| 20:26時点先物 | 64,570 | 日次先物値から約-690円 |
| ATM Strike | 65,125 | DTE 2 |
| Call Wall | 67,000 | BUILDING |
| Put Wall | 65,000 | BUILDINGだが現在価格は下抜け |
| Zero Gamma | 65,302.80 | 現在値は約733円下 |
| Total GEX | -12.87 | NEAR ZERO |
日次Optionデータ作成後に先物が大きく下落し、Put Wall 65,000とZero Gamma 65,303をともに割り込んだ。 したがって今夜は、日次時点の「65,000~65,303攻防」から一段進み、下側への定着確認が焦点となる。 GEXは日次データ基準のモデル値であり、ナイトの価格変動で実際の分布は変化し得る。
| Strike | OI | 1D | 3D | 5D | 出来高 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 66,500C | 3,177 | -368 | +333 | +374 | 984 | 当日Unwind |
| 66,625C | 1,062 | +899 | +900 | +1,058 | 919 | 大規模Building |
| 67,000C | 3,509 | +135 | +459 | +744 | 1,207 | Call Wall Building |
| 68,000C | 3,650 | +272 | +248 | +252 | 1,060 | 上方Building |
| 68,750C | 572 | +234 | +247 | +253 | 269 | 上方拡張 |
66,625Cの+899が突出し、67,000~68,750にもBuildingが広がる。 日次構造では上方Call Zoneの形成が続いているが、現在値64,570からは距離が拡大しており、 今夜の即時的な上値判断帯としての重要度は低下している。
Call Wallは67,000 / BUILDING。66,625Cの大幅Buildingと合わせ、 66,625~67,000が第一Call Zone。さらに68,000~69,000にも上方形成が続く。
ただし現在値は64,570まで下落しており、今夜はまず65,000~65,303を回復できるかが優先。 Call Wallは固定的な抵抗ではなく、再接近した場合の判断帯として扱う。
| Strike | OI | 1D | 3D | 5D | 出来高 | IV |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 65,000P | 4,818 | +409 | +381 | +685 | 1,345 | 30.19% |
| 64,500P | 873 | +198 | +194 | +222 | 341 | 30.80% |
| 64,250P | 335 | +285 | +295 | +293 | 400 | 31.44% |
| 62,000P | 4,042 | -206 | -5 | +478 | 1,168 | 39.59% |
| 61,500P | 1,642 | -416 | +59 | -14 | 402 | 43.78% |
| 60,375P | 2,137 | +114 | +2,118 | +2,118 | 156 | 49.08% |
| 60,000P | 5,746 | -97 | -1,004 | -4,022 | 1,018 | 49.62% |
65,000Pは+409でPut Wall Building、64,500P・64,250Pも増加しており、近接Putが下方へ形成されている。 一方、61,500P・62,000P・60,000Pでは解消が目立ち、Deep Put全体はStrike間再配置の色が強い。
Near-Market P/C OI Ratio:1.140(前日1.185から低下)
Near-Market P/C Volume Ratio:1.014
OIベースのPut優位は前日から縮小し、出来高はほぼ均衡。 Option市場の下方偏重は前日より緩和しているが、現在の価格下落とは方向が一致していない。 したがって今夜は、PCRより価格構造を優先する。
Call Near-Market OI Center:66,752.30(1D +5.51 / 3D +115.77 / 5D +62.10)
Put Near-Market OI Center:63,359.36(1D +38.83 / 3D -23.54 / 5D +154.06)
Call重心は中期的に上方向。Put重心は期間によって混在だが、5日では上昇。 Optionポジションの重心は価格の急落ほど下方へ移っておらず、ここもOption BiasをNeutralに留める材料。
ATM Average IV:31.06%(前日32.94%、-1.88pt)
Put Skew:+2.72pt(前日+4.41pt、-1.70pt)
Call Skew:+1.69pt(前日-2.38pt、+4.08pt)
ATM IVとPut Skewは低下、Call Skewは大幅上昇。 前日の強い下方ヘッジ需要は緩和したと読める一方、ナイトの実価格は急落している。 Option内部の改善と価格構造が食い違っている点が今日の最大の特徴。
Total GEX:-12.87 JPY bn / 1%
Gamma Regime:NEAR ZERO
Zero Gamma:65,302.80
| Strike | Net GEX | 評価 |
|---|---|---|
| 64,000 | -10.41 | 強いNegative GEX |
| 64,500 | -7.61 | 現在値近辺 |
| 65,000 | -3.95 | Put Wall近辺も負 |
| 66,000 | -6.40 | 局所Negative GEX |
| 66,625 | +7.43 | Positive GEX |
| 67,000 | +9.27 | Call Wall近辺 |
現在価格64,570は64,500のNegative GEX帯に入り、次の64,000も強いNegative GEX。 これは下落方向を決める材料ではないが、いったん下方向が続けば値幅が伸びやすい環境として注意する。 反対に急反発が始まれば上方向にも値幅が拡大しやすい。
右下のSW表は使用せず、チャート上に実際に描画されているスイング構造と3本MAのみで判定する。
| 時間軸 | 判定 | 根拠 |
|---|---|---|
| 15分 | 下降 | 65,790以降、戻り高値を切り下げ、64,810を割って64,570へ。20EMA下。 |
| 1H相当 | 下降・売り優位 | 価格は80EMA下。66,780→65,790の大きな戻り高値切り下げが継続。 |
| 4H相当 | 構造悪化・転換警戒 | 価格は320EMAも下抜け。ただし9/4安値63,710は未突破で、長期下降トレンド確定までは至らない。 |
短期・中期は売り優位。長期側も悪化しているが、63,710を割るまでは大きな上昇構造全体の崩壊とは断定しない。 現在は「大きな上昇後の深い調整」から「長期構造転換」へ進むかを確認する位置。
9月9日の日次OptionデータはNeutral。ATM IV・Put Skew低下、Call Skew上昇、P/C OI低下など、 前日の下方警戒を緩和する材料が確認された。一方、Deep Put Buildingと65,000 Put Wall、67,000 Call WallのBuildingが残り、 Option単独では方向を決めきれない。
しかし20:26時点の先物は64,570まで下落し、65,000 Put Wallと65,303 Zero Gammaを明確に下回った。 15分足では66,780からの戻り高値が65,790に切り下がり、その後64,810を下抜け。 価格は20EMA・80EMA・320EMAのすべてを下回っている。
Option:Neutral
MTF:売り優位
総合方向:売り優位
Gamma:Near Zeroだが、現在値周辺は局所Negative GEX
現在はOptionの改善材料よりも価格構造を優先する。 64,500を下回って定着すれば64,250→64,000が次の監視帯。 64,000ではNegative GEXが大きく、方向が継続すれば値幅拡大に注意。 さらに63,710を割る場合は4H相当の大きな構造悪化が一段進む。
反対に反発する場合は、まず65,000を回復し、続いてZero Gamma 65,303と直近戻り高値65,340を上回れるかが重要。 ここを回復できない限り、戻りは売り優位の範囲とみる。
| Strike / 水準 | 現在の意味 | 増加・回復なら | 減少・下抜けなら |
|---|---|---|---|
| 65,000P | Put Wall / +409 / Building | OI増なら65,000近辺へのPut集中継続 | OI減ならWall弱化。価格が下に定着なら支持とは見ない |
| 64,250~64,500P | 近接Put Building | 下方近接Put帯の強化 | 形成一服・再配置の可能性 |
| 66,625C | 1D +899の大規模Building | 第一Call Zone強化 | 大規模形成の解消開始 |
| 67,000C | Call Wall / Building | 上方Call帯の重要度上昇 | Call Wall弱化 |
① 64,500を維持できるか、割れば64,250→64,000へ
② 64,000割れではNegative GEX下の値幅拡大に注意
③ 反発時は65,000→65,303 Zero Gamma→65,340を回復できるか
④ 63,710割れなら4H相当の構造悪化を一段強く評価
Price structure: TradingView Nikkei 225 Futures 15-minute chart, 2026-09-09 20:26 JST.
GEXはモデル推定値であり、実際のディーラーヘッジフローを直接観測したものではありません。 Open Interestの増減だけでは買い手・売り手方向は判別できません。
本レポートは情報提供を目的とした市場分析であり、売買助言を目的とするものではありません。