手法を探すのをやめた日から変わった|勝てない人が自分のやり方を作る手順
「また新しい手法を、保存した」
「勉強しているのに、口座の残高は減っていく」
「負けても、何がダメだったのか、自分でも説明できない」
心当たりがあるなら、
少しだけ、時間をください。
わたしが勝てなかった原因は、
手法の数ではありませんでした。
何年もの間、探す対象を、
ずっと間違えていただけでした。

勝てないのは、あなただけではありません
まず、
ひとつだけ伝えさせてください。
海外の金融当局が公開しているデータでは、
個人のトレード口座は、
その7割から9割が負けている、
とされています。
つまり、
勝てないのは特別なことではなく、
むしろ「普通」なんです。
ただ、
これを言い訳にするために、
書いているわけではありません。
わたし自身、
FX歴は20年をこえます。
その前は、
20年ほどエンジニアをしていました。
理屈で物事を詰めるのは、
得意なほうだと思っていました。
自分でツールも自動EAも作れます。
作ったツールやEAは200本を超えています。
手法だけでなく高額塾にもいくつも参加しました。
それでも、
勝てない時期は、
本当に長かったです。
新しい「聖杯」を見つけるたびに、
「今度こそ」と思い、
数週間で結果が出ないと、
また次を探す。
その繰り返しのなかで、
ポジポジ病にもなりました。
チャートを開いているだけで、
なにかポジションを持っていないと、
落ち着かない。
負けが込むと、
取り返そうとして、
さらに自分のルールを破る。
あの頃のわたしは、
手法を探しているつもりで・・・
ただ、逃げていただけでした。

確信は、勝ったあとにしかやって来ません
手法を売っている人の多くは、
こう言います。
「この手法なら、
入る前に確信が持てる」と。
わたしも、
その言葉を信じて、
何度もお金を払いました。
でも、
いまなら、はっきり分かります。
順番が、
逆なんです。
「入る前の確信」は、
勝てた実績の「あと」に、
やっと生まれるものでした。
一度も勝ったことのない手法に、
確信なんて、
持てるはずがありません。
だから、
探すべきものは「手法」ではなく、
その手法を、
自分のものにできたという「実績」のほうです。
そして実績は、
他人からは買えません。
自分で、
ひとつずつ積むしかないんです。
ここまで読むと、
勝つまで、ずっと手応えゼロなのか、
と思うかもしれません。
そうではありません。
確信そのものは、
勝ったあとに来ます。
でも、
「核心に近づいている」という手応えは、
勝てていない途中でも、
数字で見ることができます。
一歩ずつ進めていれば、
まだ勝てていなくても、
自分の「勝てる形」に、
少しずつ寄っていける。
その「寄っているかどうか」を、
数字で確かめながら進むのが、
このあとお伝えする手順です。

なぜ、いくら勉強しても積み上がらないのか
理由は、
シンプルです。
手法を変えるたびに、
それまでの検証が、
ゼロに戻るからです。
100個の手法を、
10回ずつ試しても、
それは「1000回の経験」ではなく、
「10回の経験が、100種類」あるだけです。
どれも、
自分で判断できるほどの、
データになりません。
もうひとつ。
多くの人がやっている「聖杯探し」は、
過去のチャートを見て、
「この形のとき、勝てていた」
という手法を選ぶやり方です。
これは、
過去の値動きに、
都合よく合わせているだけで、
「なぜ勝てるのか」
という理由がありません。
理由がないから、
負けたときに、
どこを直せばいいのか、分からない。
「環境認識が甘かった」
「メンタルがダメだった」
そんな、
ふわっとした反省で、
終わってしまう。
これでは、
何年やっても、
同じ場所でつまずき続けます。

わたしが「探すのをやめた」日
転機は、
ある負けトレードのあとでした。
いつものように、
負けた原因を探して、
新しい手法を検索しようとして、
ふと、
手が止まりました。
「これ、
去年も、まったく同じことをしていたな」と。
その日、
手法を探すのを、やめました。
かわりに、
まっさらな紙に書き出したのは、
「自分は、
どういうときに、勝てているのか」
たった、
それだけです。
そこから、
少しずつ、変わっていきました。
これから先は、
その「変わっていった手順」を、
順番にお伝えします。
新しい手法は、
ひとつも出てきません。
そして、
この手順の中でわたし自身が使っている、
「TradeAna」という分析ツールを、
最後まで読んでくれた方への特典として、
無料でお渡しします。
自分が過去にエントリーした場面が、
そのとき、
どんな相場だったのかを、
自動で数字にしてくれるツールです。
その数字を並べて見比べると、
「自分が勝てている条件」と、
「負けやすいから避けるべき条件」、
つまり、
自分だけのフィルターが、
見つけやすくなります。
わたし自身、
このツールで、
自分が負けやすい形をいくつか見つけて、
エントリーの基準に足しました。
