時間足がバラバラを向いているとき、あなたはどうする?
投資の基礎
時間足がバラバラを向いているとき、あなたはどうする?
上位足は上昇、下位足は下降。方向が揃わない。
こういう時にどうするかで、トレーダーの実力が分かる。
こういう時にどうするかで、トレーダーの実力が分かる。
マルチタイムフレームで複数の時間足を見ていると、必ず遭遇する状況があります。それぞれの時間足が、バラバラの方向を向いているときです。上位足は上昇トレンドなのに、下位足は下降している。あるいはその逆。こういう時、あなたはどうしますか?
実は、この「時間足が揃わない時の対応」に、トレーダーの実力が表れます。前回、3つの時間足を連携させると解説しましたが、その3つが揃わない時こそ、正しい判断が問われます。今回は、この難しい局面への対処法を、丁寧に解説します。
バラバラは、むしろ普通の状態
まず知っておいてほしいのは、時間足がバラバラを向くのは、異常ではなく、むしろ普通だということです。常にすべての時間足が同じ方向を向いているわけではありません。
なぜなら、上位足が上昇トレンドでも、その中で必ず「押し目(一時的な下げ)」があるからです。この押し目の局面では、下位足は下降を示します。つまり、「上位足は上昇、下位足は下降」という状態は、上昇トレンド中の押し目では、当たり前に起こることなのです。バラバラを見て慌てる必要はありません。
「上位足優先」の原則
では、バラバラの時、どう判断するか。原則はシンプルです。上位足を優先する。前回解説した通り、大きな流れ(上位足)が、細かい動き(下位足)を支配するからです。
上位足が上昇トレンドなら、下位足が下降していても、狙う方向は「買い」で変わりません。下位足の下降は、上昇トレンド中の一時的な押し目である可能性が高い。だから、その下降(押し目)が終わって、再び上昇に転じるところを狙う。下位足のバラバラな動きに惑わされず、上位足の方向を軸にするのです。