鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2026年9月7日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、アストロロジー相場分析のパイオニア、金融サイクル分析の第一人者である、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
-------------------------------------------------------------------------------------------
先週のメインイベントは米雇用統計であったが、市場予想よりかなり上振れた。以下ワシントン時事より。
※
米労働省が4日発表した8月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比16万2,000人増だった。前月(2万1,000人増=修正)から急増。市場予想5万6,000人増を大幅に上回った。失業率は4.1%と、前月と同水準だった。雇用情勢の底堅さが保たれた形。FRBは今月中旬の金融政策会合で、焦点となっている利上げの有無を判断するに当たり、8月の消費者物価指数(CPI)などインフレ指標を見極める方針だ。業種別の就業者数は、前月マイナスだったレジャー関連が6万2,000人増、地方政府の教育部門が4万2,000人増と、プラスに転じた。トランプ大統領が再興を目指す製造業は1万,6000人増、医療関連は1万3,000人増だった。一方、人工知能(AI)普及の影響を受けているとみられる情報関連は2万3,000人減だった。労働市場が堅調さを保つ一方で、インフレ率は連邦準備制度理事会(FRB)目標の2%を上回る。FRBは15、16日の金融政策会合での利上げ検討に際し、来週発表される8月の消費者物価指数(CPI)などを精査する方針だ。
※
これを受け、アナリストたちの9月FOMCでの利上げ確率は上昇。あるエコノミとは「最も熱心に利下げを支持するハト派でさえも、8月の雇用統計から政策金利据え置きを正当化する材料を見つけるのは困難だろう」とのコメントを載せている。また、CMEグループのフェドウオッチによると、金利先物市場が織り込む9月の利上げ確率は前週末の6割から今週3日には5割を下回るまで低下したが、4日の雇用統計を背景に再び6割に上昇し、目まぐるしく上げ下げを繰り返している。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。