サインが出ても、すぐには飛びつかない、という話
はじめに
前回の記事では、私たちが「発見の数」を誇張しない理由についてお伝えしました。今回は、実際に5つの頑健性検定に合格した条件が見つかったあと、私たちがどのように向き合っているかについてお話しします。
合格したその日から、すぐに使うわけではない
5つの頑健性検定をすべて通過したからといって、私たちはその条件をすぐさま実運用に組み込む、ということはしていません。検定に合格したというのは、あくまで「偶然ではなさそうだ」という一段階をクリアしたに過ぎず、それ以降も慎重な確認を重ねています。
サインが出たときに、まず立ち止まって考えること
仮に、検定を通過した条件から実際にサインが出たとしても、そのサインだけを根拠にすぐ判断するのではなく、そのときの相場全体の状況とあわせて確認することを大切にしています。過去のデータで確かめた条件がどれだけ丁寧に作られていても、相場は常に変化し続けているからです。
「合格した戦略」と付き合い続けるということ
第1話でお伝えした「合格した戦略と勝てる戦略は違う」という考え方は、検定に合格したあとも変わりません。合格はゴールではなく、そこからも定期的に成績を確認し、傾向が崩れていないかを見続ける必要がある、というのが私たちの理解です。サインが出た瞬間に飛びつくのではなく、一呼吸置いて向き合う。この積み重ねが、長く付き合えるかどうかを分けると考えています。
ここまでで感じたこと
検証に合格することと、実際にそれとどう付き合い続けるかは、まったく別の努力を必要とします。次回の記事では、この番外編シリーズの最終話として、これまでよくいただいた質問に、まとめてお答えします。
免責事項
・この記事で発信する内容は、特定の売買を勧めたり、投資の助言をしたりするものではありません。あくまで情報の共有です。
・過去のデータをもとにした検証結果は、将来も同じ結果になることを約束するものではありません。相場は常に変化します。
・実際に売買を行うかどうかの判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
・今後ご紹介するインジケーターやツールは、相場を見るための判断材料のひとつであり、それを使えば必ず利益が出る、という意味ではありません。
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