2026年9月4日号・朝刊】ロンチFX 主要4銘柄 デイリー市場分析&トレードシナリオ
?️ 【2026年9月4日号・朝刊】ロンチFX 主要4銘柄 デイリー市場分析&トレードシナリオ
おはようございます!「ロンチFX」です。
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9月4日(金)の朝刊です。昨日は日銀の高田審議委員が連続利上げ・大幅利上げの可能性に言及したことをきっかけに円買いが加速し、ドル円は159円台後半から東京午後にかけて156円台へ、さらにNY時間には155円30銭台まで一気に下落しました。ここ数か月来の円高水準です。米国側でも8月ADP雇用者数が市場予想を下回ったこと、NY連銀総裁が利上げを急がない考えを示したことが重なり、日米双方から「金利差縮小」方向の材料が噴き出した格好です。
一方で夜間の米国株はダウ平均が最高値を更新するなど底堅く推移し、中東情勢についても緊張緩和を示唆する報道が伝わったことで、日経平均先物は夜間取引で前日比400円超上昇する場面がありました。円高と米株高が綱引きする展開が今日の東京市場でも続きそうです。
そして本日最大の注目材料は、21:30発表の米8月雇用統計です。NFP(非農業部門雇用者数)は5.5〜5.8万人増前後が予想されており、前月分が大幅な下方修正を伴う弱い結果だっただけに、今回の内容が今後のFRBの利上げ判断を大きく左右します。
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※本記事での分析は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘ではありません。最終的な投資判断は必ずご自身で行っていただきますようお願いいたします。
? 本日21:30 米8月雇用統計 ファンダメンタル予想戦略
・NFP予想:5.5〜5.8万人増(前回:大幅下方修正を伴う弱い結果)
・注目点:ADP・JOLTSがそろって軟調だった後の発表であり、「雇用減速そのものは既定路線」。焦点は減速の“度合い”。
【シナリオA:予想を下回る弱い結果】
ここまでのADP・JOLTS軟調と整合的な内容となり、労働市場減速がさらに裏付けられます。米金利は低下、ドルは売られやすく、昨日からの日銀材料と重なってドル円は155円割れも視野に。GOLDは金利低下・ドル安を追い風に反発を継続しやすく、株式・BTCは利下げ期待を材料に買われやすい一方、雇用減速そのものへの警戒から上値は限定的になりやすいと見ています。
【シナリオB:予想を上回る底堅い結果】
「弱いなりの雇用でも合格ライン」との見方もあり、労働供給の減少を背景に強い数字が出てもすぐには過度な楽観に傾きにくいですが、それでも米金利は切り返しやすく、ドルは買い戻されます。ただし日銀のタカ派方向自体は変わらないため、ドル円の戻りは157円台前半までが目安。GOLDは4,339〜4,300ドル方向への戻り売りを意識、株式・BTCは金利上昇を嫌気した短期的な上値の重さが出やすいと見ています。
1️⃣ ドル円(USD/JPY)
現在値:約 155.30 〜 155.60 円付近
【レジスタンス】 R3 : 158.90(一昨日高値) / R2 : 157.50 / R1 : 156.50
【サポート】 S1 : 155.23(8/3安値) / S2 : 155.04(5/6安値) / S3 : 154.00
? 本日の結論
- 【買い】:155.23円(S1)付近で下げ止まりを確認できたら短期の買い
- 【売り】:156.50円(R1)まで戻したところで上値が重ければ、日銀材料継続とみて戻り売り
- 【静観】:21:30の雇用統計発表直後は方向感が定まりにくいため様子見
? 指標発表前(21:30まで)の通常時の戦略
東京仲値(9:55)にかけては実需の売買が出やすいタイミングです。155.23〜156.50円のレンジ内でのレジサポ反発を軸に、S1(155.23円)付近での短期の押し目買い、R1(156.50円)接近時の戻り売りを、通常のレンジ内取引として淡々と繰り返す時間帯と位置づけます。無理に大きな値幅を狙わず、指標発表が近づく20:30〜21:00頃はポジションを軽くしておくのが無難です。
? 相場構造と見解
2日間で4円近い下落は明確なトレンド転換のサインですが、下げ足が速かった分、目先は155.23〜155.04円の既往安値ゾーンで一旦落ち着きどころを探る展開もあり得ます。雇用統計がシナリオA(弱め)なら節目を割り込み154円台を試す可能性、シナリオB(強め)でも日銀材料が重く157円台前半までが戻りの目安とみています。
? 各時間足のアプローチ
- 日足:2日間の急落を受け、まずは値固めの時間帯に入るかを確認する。
- 4時間足:155.23〜156.50円のレンジ。雇用統計発表後30分程度の値動きを重視する。
- 1時間足:156.50円到達時に伸びが鈍ければ、日銀材料の重さを引き続き意識した戻り売りの根拠にする。
- 15分足:S1・S2付近ですぐ値を戻すようなら、下げの勢いが一巡したサインとして買いを検討。
- 5分足:21:30発表直後の初動は方向が定まりにくいため、数本先の実体を見てから動く。
2️⃣ 日経225(日経平均株価)
現在値:約 64,700 〜 64,850 円付近(夜間先物ベース)
【レジスタンス】 R3 : 65,300 / R2 : 64,850(夜間先物高値) / R1 : 64,500
【サポート】 S1 : 64,000 / S2 : 63,770(昨日安値) / S3 : 63,000
? 本日の結論
- 【買い】:64,500円(R1)を上抜けて定着できれば米株高を素直に反映した買い
- 【売り】:円高進行の重石で64,000円(S1)を割り込むようなら戻り売り
- 【静観】:21:30の雇用統計発表前後はボラティリティが跳ねやすいため様子見
? 指標発表前(21:30まで)の通常時の戦略
寄り付き(9:00)〜前引けにかけては、64,000〜64,850円のボックスレンジでの取引を基本とします。下限(64,000円)付近での押し目買い、上限(64,850円)付近での戻り売りをレンジ内取引として繰り返し、上下どちらかへの明確なブレイクが出るまでは大きく振れる場面を追いかけないことを優先します。後場(13:00以降)は米雇用統計を控えて商いが細りやすく、値動きが鈍る時間帯です。
? 相場構造と見解
米国株高・中東緊張緩和という追い風と、急速な円高という向かい風がちょうど綱引きしている状態です。雇用統計がシナリオA(弱め)なら米株の底堅さが続く一方、円高も進みやすく方向感が定まりにくい展開に。シナリオB(強め)なら米金利上昇でハイテク株にはやや逆風ながら、ドル円の戻りが輸出株の支援材料になり得ると見ています。
? 各時間足のアプローチ
- 日足:夜間先物の強含みを東京日中でも維持できるかを確認する。
- 4時間足:64,000〜64,850円のレンジ内での値動き。
- 1時間足:64,500円を超えたあと、そこまで戻ってきて支持に変わるかで買いの根拠にする。
- 15分足:円高進行時の下押しに対し、下ヒゲで戻す動きが出れば売り一巡のサインとして見る。
- 5分足:寄り付き直後の乱高下が収まった9:30以降、はっきりした方向に値が動き出したタイミングで乗る。
3️⃣ GOLD(金スポット / XAUUSD)
現在値:約 4,410 〜 4,430 ドル付近
【レジスタンス】 R3 : 4,460 / R2 : 4,422(25日線) / R1 : 4,400
【サポート】 S1 : 4,356(100日線) / S2 : 4,339 / S3 : 4,259(75日線)
? 本日の結論
- 【買い】:4,356〜4,339ドル帯で下げ渋る動きが出たら押し目買い
- 【売り】:4,422〜4,460ドル帯で頭を抑えられ、上ヒゲが目立つようなら短期の売り
? 指標発表前(21:30まで)の通常時の戦略
アジア時間からロンドン早朝にかけては値動きが比較的緩やかになりやすく、4,400〜4,422ドルの狭いレンジで小さく上下する展開を想定します。この時間帯は無理に方向を取りにいかず、レンジ下限(4,400ドル)での買い・上限(4,422ドル)での売りを小さく繰り返す程度にとどめ、値幅を大きく狙うのは指標発表後まで待つのが基本方針です。
? 相場構造と見解
弱めのADP統計を受けたドル安・金利低下を追い風に反発が続いており、14日RSIも50付近まで戻して過熱感はほぼ解消しています。雇用統計がシナリオA(弱め)となれば4,460ドル、その先の200日線方向まで反発余地が広がる可能性がある一方、シナリオB(強め)となれば4,339ドル、さらに75日線の4,259ドル方向への戻り売りが出やすいと想定しています。
? 各時間足のアプローチ
- 日足:4,356〜4,339ドルを割り込まずに反発できているうちは、押し目買い目線を継続。
- 4時間足:4,422ドル(25日線)を上抜けられるかが次の関門。
- 1時間足:4,422ドル到達時の反応の強さで、その後4,460ドルまで伸びるかを判断する。
- 15分足:戻り高値圏で急に売りが増えても、すぐに値を戻すなら押し目継続のサインとして見る。
- 5分足:雇用統計発表直後は値が飛びやすいため、発表直後の動きだけで判断しない。
4️⃣ ビットコイン(BTC/USD)
現在値:約 76,950 〜 77,900 ドル付近
【レジスタンス】 R3 : 82,656 / R2 : 80,000 / R1 : 78,000
【サポート】 S1 : 77,057(直近レンジの下限) / S2 : 75,000 / S3 : 73,500
? 本日の結論
- 【買い】:77,057ドル(S1)を維持したまま反発を確認できれば押し目買い
- 【売り】:77,057ドルを明確に下抜けた場合のみ、下方向への追随を検討
? 指標発表前(21:30まで)の通常時の戦略
BTCは24時間市場のため、日本時間の日中も77,057〜78,000ドルのレンジ内での値動きが中心になりやすい時間帯です。この間は上限・下限を明確にブレイクしない限りレンジ内取引に徹し、雇用統計を意識した様子見ムードが強まる21:00以降は、新規のポジションは控えめにするのが無難です。
? 相場構造と見解
8月に大きく上昇した反動で調整・様子見ムードが続いていますが、主要な移動平均線の上は維持しています。77,057ドルの下限を守れるかが目先の分岐点で、ここを割り込むと下値メドが大きく後退するとの見方もあるため慎重な判断が必要です。雇用統計がシナリオA(弱め)なら利下げ期待を材料に反発しやすく、シナリオB(強め)なら金利上昇を嫌気して77,057ドル割れを試す展開も想定しています。
? 各時間足のアプローチ
- 日足:主要移動平均線と77,057ドルの下限を維持できているかを引き続き確認。
- 4時間足:78,000ドルの節目に対する値動きの重さ・軽さを比較材料にする。
- 1時間足:78,000ドルを実体で超えたら、様子見ムードが崩れたサインとして買いに回る。
- 15分足:株式市場のリスクオン・オフの空気と逆行するような動きが出たら、一時的なダマシとして扱う。
- 5分足:雇用統計発表前後は値が飛びやすいため、無理に利確ラインを固定せず勢いが止まったところで手仕舞う。
? 本日のまとめ(9月4日)
昨日からの急速な円高で地合いが一変した中、本日21:30の米雇用統計が最大の分岐点です。
弱め(シナリオA)ならドル円は155円割れ・GOLD続伸・リスク資産買い、
強め(シナリオB)ならドル円は157円前半までの戻り・GOLD戻り売り・リスク資産は上値の重さ、
という構図を想定しています。固定ラインだけで判断せず、発表結果がどちらのシナリオに近いかをまず確認してから動きましょう。
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