ゴールドは想定通り上昇した。底を当てなくても、値幅は取れる結論から書く。
前回の記事で買い下がると書いたゴールドは、その後4,300を割り込んでから反転した。
https://www.gogojungle.co.jp/finance/navi/articles/124672
現在は4,480付近。

利確の目安としていた4,500にも、かなり近づいている。
安いところから拾えていた人は、結構な値幅を取れたと思う。
ただ、今回伝えたいのは「予想が当たった」という話ではない。
底を当てなくても、利益になる形は作れる。
今回は、そのことについて書いていく。
前回は、4,320前後から買い下がると書いた
前回の記事のタイトルは、
「ゴールドはまだ下げ止まっていない。それでも僕は買い下がる」
だった。
当時のゴールドは4,320前後。
4,700付近の高値から、400ドル近く売られたあとの場面だった。
短期では明らかに下向き。
それでも僕は、大局の上昇構造はまだ壊れていないと見ていた。
だから、下落の勢いが落ち着けば、ある程度の反発が入ると考えた。
利確の目安は4,500。
下は4,230付近まで想定。
そして、一点で底を当てるのではなく、薄いロットで下がるたびに買っていくと書いた。
ゴールドは、その後も下がった
実際のチャートを見ると、4,320ですぐに反転したわけではない。
そこからさらに売られて、一時は4,300を割り込んだ。
つまり、最初の買い位置だけを見れば完璧ではなかった。
もっと下で買えた。
そう言うこともできる。
でも、僕が狙っていたのは底値を当てることではない。
さらに下がることを想定したうえで、上昇したときに利益が残るポジションを作ること。
だから、4,320から下げても問題はなかった。
薄いロットで入っていたから、下で追加できる。
追加するほど平均の買い価格も下がる。
その状態で反転すれば、底値で買えなくても十分な値幅が取れる。
今回のゴールドは、まさにその形になった。
下げ止まりを確認していたら、入れなかった
反転したあとのチャートだけを見れば、簡単に見える。
4,300付近で買って、4,480付近で売ればいい。
でも、実際に4,300まで落ちている最中は、そんなに簡単ではない。
ローソク足は下を向いている。
含み損は増えている。
さらに下がりそうに見える。
その場になってから判断しようとすると、怖くなって買えない。
そして、はっきりとした反転を確認できるころには、価格はかなり上がっている。
底を確認してから買うということは、安い価格を諦めるということでもある。
だから僕は、下げ止まりを確認してから入るのではなく、下げている途中から少しずつ入った。
もちろん、適当に買ったわけではない。
どこまで下がる可能性があるのか。
どのくらいのロットなら耐えられるのか。
どこで追加するのか。
どこまで戻ったら利益を確定するのか。
それを先に決めたうえで買っている。
予想が当たったから取れたわけではない
今回、ゴールドは想定していた方向へ上昇した。
方向としては当たった。
ただ、それだけで利益が取れたわけではない。
方向が合っていても、ロットが大きすぎれば、途中の下落に耐えられない。
反転する前に損切りしてしまえば、そのあと上がっても利益にはならない。
今回うまく取れた理由は、底値を正確に予想できたからではない。
予想が少しズレることを前提に、ポジションを分けていたからだ。
最初から薄く入る。
下がったら追加する。
さらに下がる可能性を残して、余力も残しておく。
そうすれば、最初の買い位置が外れても致命傷にならない。
むしろ、安い価格で追加する機会になる。
当てる力より、外れたときに耐えられる形を作るほうが大事だ。
今回のトレードで、改めてそう感じた。
4,500が近づいた。ここからは欲張らない
現在のゴールドは4,480付近。
前回、利確の目安としていた4,500が近づいている。
ここまで来たら、さらに強気になる場面ではない。
利益をどう残すか考える場面だ。
安いところから持っているポジションは、一部を利確してもいいと思っている。
残りを持つとしても、取れた利益を大きく削らない形にしたい。
もちろん、4,500を明確に抜ければ、さらに上を試す可能性はある。
ただ、最初のシナリオは、落ちた分の一部が戻る動きを取ることだった。
全部戻るところまで狙っていたわけではない。
最初に取ると決めていた値幅が取れたなら、それで十分だ。
天井まで持とうとすると、せっかくの含み益を失う。
利確したあとに上がったとしても、それは損ではない。
決めたシナリオ通りに利益を残せたなら、そのトレードは成功だ。
今から飛び乗るのは、同じトレードではない
前回の4,300前後と、現在の4,480前後では条件が違う。
4,300付近では、下落に耐えながら安いところを拾う価値があった。
今はすでに大きく反発している。
しかも、前回から見ていた利確目標の近くだ。
ここから新しく買うなら、前回と同じ押し目買いではない。
取れる上値は小さくなり、下げたときの値幅は大きくなる。
まだ上がると思うことと、今から買って条件がいいことは別の話だ。
今回の上昇を見て、慌てて飛び乗る必要はない。
安いところで買えなかったなら、次の機会を待てばいい。
相場は今回で終わらない。
まとめ
・前回は4,320前後から、薄いロットでの買い下がりを想定
・ゴールドはその後4,300を割り込んだが、そこから反転
・現在は4,480付近まで上昇し、目標の4,500に接近
・底値を当てたのではなく、下落を想定してポジションを分けた
・予想のズレに耐えられたから、上昇の値幅を取ることができた
・4,500付近では、さらに追いかけるより利益を残すことを考える
・上がると思うことと、今から買って条件がいいことは別
今回は、かなり想定に近い動きになった。
安いところから買い下がれた人は、結構な値幅を取れたと思う。
でも、本当に大事なのは、今回の予想が当たったことではない。
底が分からなくても、底を当てようとしなくても、利益になる形は作れる。
方向は決める。
タイミングは分ける。
外れたときの余力を残す。
そして、狙った値幅が取れたら欲張らない。
今回のゴールドは、その大切さを改めて教えてくれた。
あなたは今回の上昇、取れただろうか。