鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2026年8月24日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、アストロロジー相場分析のパイオニア、金融サイクル分析の第一人者である、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比243.3㌦高の4,690.4㌦で引けた。先週は「週足チャートでは15週MAを超えてきたことから底打ちをほぼ確認したといえる」と判断したが、今週はより確信が強まった。先週は再びドルの信認について問われ始めた。先週19日、ベッセント米財務長官が、長期国債の買い入れ消却を倍増させることを、急遽、発表。意表を突いた奇策に市場は驚き、長期金利はいったん急低下した。しかし、直ぐに金利は元の水準に戻り、効き目は一日半ほどしか続かなかった。一方でドル指数は99.5近辺から一気に98.7台へ下落した後、金利が戻ってもドルは99台へ戻れていない。通常なら、米長期金利上昇→ 米国債の利回り魅力上昇→ ドル買い→ ドル指数上昇-となるはずだが、利回り上昇=ドル高という金利差相場から、「なぜ米金利がこんなに高いのか」という米国そのもののリスク評価へ市場の視線が移り始めた可能性を示す。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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