週刊DAO|来週の注目通貨(2026年8月第4週)
~DAOで読み解く相場の環境認識~
おはようございます。
今週も「週刊DAO」をご覧いただき、ありがとうございます。
8月も終盤に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。気象庁の東京都の観測でも、8月は高い気温の日が続いており、引き続き体調管理には気をつけたい時期です。相場も同じで、暑さに負けて無理にトレードするのではなく、自分のペースを守ることが大切だと感じています。
今週の金融市場では、米国の長期金利や原油価格の上昇が意識され、世界的に株式市場が不安定な一週間となりました。日経平均も週間で4%下落したと報じられています。一方で、金やビットコインは上昇しており、同じ市場でも資産ごとに力関係が異なっていることが分かります。
為替では、円を取り巻く環境も引き続き注目されています。7月31日の為替介入後も市場では円相場への警戒が続いており、8月の日本のインフレ指標も日銀の追加利上げ観測を支える材料になっています。
こうしたニュースを見ると、「来週は円高になるのか」「株は下がるのか」「GOLDはまだ上がるのか」と、つい未来を考えたくなります。
ただ、今回の「週刊DAO」で確認したいのは未来ではありません。
今、相場がどのような状態にあるのか。
ここをDAOで整理していきます。
DAOでは、MN1・W1・D1・H4・H1という複数の時間足を並べ、EMA20の方向、傾き、現在価格との距離を確認します。
この作業を先に行っておくと、「なんとなく上がっているから買う」といった判断ではなく、上位足と短期足の関係を整理してからチャートを見ることができます。
私はトレード歴10年以上の裁量トレーダーとして、実際のトレードでもDAOを使用しています。
この「週刊DAO」も、未来の値動きを当てることを目的としたものではありません。
あくまで現在の環境を整理し、その時点で見えている力関係を共有する企画です。
なお、本記事は個人的な環境認識であり、投資助言を目的としたものではありません。
今週のDAOワンポイント
「DAOを使った環境認識の手順」
今回のテーマは、DAOの機能そのものというより、DAOをどのような順番で見るのかです。
初心者の方がチャートを見るとき、最初からエントリーポイントを探してしまうことがあります。
しかしDAOでは、いきなり「買う・売る」を考えません。
まず見るのは、上位足の方向です。
STEP1 上位足の方向を見る
MN1、W1、D1などのEMA20が上向きなのか、下向きなのかを確認します。
ここで長期的な相場の方向を整理します。
STEP2 短期足との関係を見る
次にH4、H1を確認します。
上位足が上向きでもH1が下向きなら、すべての時間足が同じ方向ではありません。
逆に、MN1からH1まで上向きなら、方向がそろっている状態です。
STEP3 現在価格とEMA20の距離を見る
方向だけではなく、現在価格がEMA20から何pips離れているのかを確認します。
例えば今回のGBPUSDはH1 EMA20からわずか1.0p。
一方、GOLDは2,378p、BTCUSDは110,494.8p離れています。
同じ「買い優勢」でも、現在価格の位置は大きく違います。
STEP4 時間足同士の力関係を整理する
すべての時間足が同じ方向なのか。
それとも上位足と短期足で方向が違うのか。
ここを見ることで、「今は方向が明確なのか」「まだ判断材料が分かれているのか」を整理できます。
STEP5 最後にチャートを見る
ここまで整理してから、実際のローソク足やサポート・レジスタンスを確認します。
この順番にするだけでも、チャートを見る視点はかなり変わります。
方向 → 位置 → 距離 → 力関係 → チャート
これが、私がDAOを使うときの基本的な環境認識の流れです。
来週の注目通貨 TOP3
今回のDAO分析では、12銘柄を比較しました。
その中から、長期足と短期足の方向、H1 EMA20との距離、複数時間足の方向の一致度、環境認識の明確さを基準に選びます。
第3位 NZDJPY

NZDJPYはMN1・W1・D1・H4・H1のすべてでEMA20が上向きです。
H1 EMA20から11.9p、H4から67.8pと、短期足ではEMA20との位置関係を確認しやすい状態です。
長期から短期まで方向が一致しているため、DAOで環境認識を行いやすい銘柄の一つです。
第2位 AUDUSD

AUDUSDもMN1からH1までEMA20がすべて上向き。
H1 EMA20から11.4p、H4から42.1pと、短期・中期のEMA20との距離も確認しやすい位置です。
長期足の方向と短期足の方向が一致しているため、現在の力関係を整理しやすい点を評価しました。
第1位 GBPUSD