【第2回】絶好のチャンスで指が動かない「エントリーの躊躇」の正体【トレードと脳のバグ 第2回】のコピー
プロトレードコーチMaxです。
前回の記事では、チキン利食いと損切り遅れを引き起こす「プロスペクト理論」について解説しました。
今回は、もう一つの致命的なトレードエラーである「エントリーの躊躇(ちゅうちょ)」についてお話しします。
・完璧なチャンスに見えるのに、過去の負けがよぎって指がすくむ
・「もう少し引きつけよう」と様子見している間に相場が伸びてしまい後悔する
・焦って飛び乗りエントリーをしてしまい、結果的に高値掴み・安値掴みになる
こうした「負のループ」に陥ってしまう原因は、脳の奥深くに存在する「扁桃体(へんとうたい)」の過剰反応によるものです。
扁桃体は、人間に危険を知らせて命を守る「火災報知器」の役割を果たしています。過去のトレードで大負けしたり大きな痛みを経験すると、脳は相場を「生命の危険(猛獣と出くわした状態)」として記憶します。 そのため、似たような局面が来ると扁桃体が過剰に警報を鳴らし、身体をフリーズさせてしまうのです。
この生物学的な防衛本能(恐怖)を、精神論や根性論で押さえつけることは不可能です。気合で挑もうとすればするほど脳はストレスを感じ、聖杯探し(新しい手法集め)へと逃避してしまいます。
扁桃体の過剰アラートを静める唯一の方法は、「客観的で物理的な根拠に基づいた、迷いの生じないルール」で脳を安心させてあげることです。
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次回は、この「恐怖」を完全に「確信」へと塗り替え、期待値を追うための具体的訓練法をお伝えします。
プロトレードコーチMax