【第1回】なぜ私たちは「チキン利食い」と「損切り遅れ」を繰り返すのか?【トレードと脳のバグ 第1回】のコピー
※連載第1回の投稿が抜けていたようなので改めて投稿します。
プロトレードコーチMaxです。
今日から数回にわたり、トレード技術と同じくらい重要な「メンタルと脳のバグ」についてお話ししていきます。
私の元には日々、多くのご相談が寄せられますが、その中で最も多い悩みが以下の2つです。
・含み益が出るとすぐに利食いしたくなる(チキン利食い)
・含み損が増えてもなかなか損切りできず、お祈りトレードになる
「ルール通りにやればいい」と頭では分かっていても、いざポジションを持つと感情に支配されてしまう。これはあなたの意志が弱いからではありません。人間の生存本能が引き起こす「脳のバグ」が原因なのです。
行動経済学における「プロスペクト理論」は、この現象を見事に証明しています。
例えば、「確実に10万円もらえる」か「コイントスで勝てば20万円、負ければゼロ」という選択。多くの人は確実な10万円を選びます。しかし、「確実に10万円失う」か「コイントスで勝てば損失ゼロ、負ければ20万円失う」という選択になると、途端にギャンブル(後者)を選んでしまうのです。
人間は「利益を前にするとリスクを避けて手堅く確定させたくなるが、損失を前にするとリスクを冒してでも回避しようとする」という強烈な本能を持っています。
この本能をそのまま相場に持ち込めば、必然的に「利小損大」となり、口座資金は削られ続けていきます。本能に抗うための唯一の方法は、自分の主観や感情が挟まる余地のない「システマティックな絶対的ルール」で相場に挑むことです。
? 脳のバグを打ち破り、真の「自律した勝者」へ向かうための2つの道筋
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次回は、絶好のチャンスで指がすくむ「エントリーの躊躇」の正体について解説します。
プロトレードコーチMax