Gold Canonアップデート|スプレッド・外付け手数料を考慮した利伸ばし設定(Signals v1.08)
Gold Canon Signals v1.08 のアップデート内容をご説明します。
今回の主題は、スプレッドと外付け手数料を、サイン側の利確タイミングに反映できるようにしたことです。 チャート上の矢印の考え方や、半自動EAの基本的な使い方はこれまでどおりです。
※パネルの数値や決済サインは内部ロジックに沿った概算です。 実口座のスプレッド・滑り・約定とは完全一致しません。 成績や利益を保証するものではありません。
1. なぜこの設定が必要か
ゴールドは値動きが大きい一方で、スプレッドの影響もはっきり出ます。 また、口座タイプによって次のような違いがあります。
外付け手数料がない口座(いわゆるスタンダード口座など)…コストの中心はスプレッド
外付け手数料がある口座(いわゆるRaw/ECN系など)…スプレッドに加え、往復の手数料がかかる
建値ちょうどで決済できても、手数料やスプレッドを考えると手元に残りにくい、という場面は実運用ではよくあります。 v1.08では、その前提をパラメータで指定し、利確側の決済を少し先まで伸ばす判断ができるようにしています。
2. 追加された設定
入力パラメータの「Cost / profit extension」付近に、次があります。
項目 | 内容 |
|---|---|
FeeMode | 外付け手数料なし/あり |
CommissionPerLotRT | 往復・1.0ロットあたりの手数料(口座通貨)。「あり」のとき有効 |
SpreadCoverPips | 利確系の決済前にクリアする、スプレッド相当のpips(0でオフ) |
対象ファイル: Gold Canon Signals v1.08
半自動EA: Semi Linked v1.02 のまま利用可(差し替え不要)
3. どう動くか(イメージ)
効くのは、トレール・リカバー・BBクライマックスなど、利益側の決済です。
手数料なし+スプレッドカバー小さめ … 建値付近の決済も許容しやすい設定
手数料あり+金額入力、またはスプレッドカバーを大きめ … そのコスト分を意識して、利確サインを後ろへ伸ばしやすい
一方で、損切りや週末決済など、資金を守る側のルールはカバー待ちをしません。 守りは守り、伸ばすところは伸ばす、という分け方です。
半自動EAをRUN ONにしている場合は、サインの決済(×)に連動します。 サイン側で決済位置が後ろにずれた分だけ、半自動の決済タイミングもそれに従います。
4. 設定の目安
あくまで出発点です。ブローカー・口座通貨・相場状況で最適値は変わります。
SpreadCoverPips
このツールでは 1 pip = 10ポイント です。
気配のスプレッドが 15ポイントなら、目安は 1.5。
余裕を見るなら 1.5〜2.0 程度から。外付け手数料なし
FeeMode=なし。Commission は使いません。外付け手数料あり
FeeMode=あり。
口座通貨で、往復・1.0ロットの金額を入れます。
円建て口座なら円(例: 公表が往復495円/ロットなら 495)。
ドル建てならドル(例: 往復7ドルなら 7)。
いちばん確実なのは、MT5の約定履歴で実際に引かれた手数料を確認し、1.0ロット往復に換算して入れる方法です。
5. 差し替え手順(購入者向け)
配布の GoldCanon_Signals_Fast(v1.08)を所定フォルダへ配置
MetaEditor でコンパイル(F7)
チャートの旧サインを外し、新しい Signals を付け直す
FeeMode / 手数料 / SpreadCoverPips を口座に合わせて設定
半自動を使う場合は、同じチャートに Semi Linked v1.02 を付け、Mode を揃える
統計パネルの期間を見るときは、DATE_RANGE で開始・終了を指定すると、見たい期間だけを切り出せます。
6. おわりに
v1.08は、「見えているpips」だけでなく、口座タイプごとのコスト前提をサインの利確側に反映しやすくするための更新です。
設定は万能ではありません。スプレッドは変動し、パネルは概算です。 まずはご自身の口座タイプに近い値で試し、実運用の感覚と照らし合わせて調整してください。
ご不明点は、商品ページのサポートよりお問い合わせください。
本記事および本商品は投資助言ではありません。FX・CFDには元本欠損のリスクがあります。表示・シミュレーションは将来の成績を保証するものではありません。