損小利大が正しいなら、なぜあなたは損大利小なのか
投資の基礎
損小利大が正しいなら、なぜあなたは損大利小なのか
「損小利大」——誰もが知っている、正しい教え。
なのに、なぜあなたのトレードは、正反対になっているのか。
なのに、なぜあなたのトレードは、正反対になっているのか。
「損は小さく、利益は大きく」。損小利大。トレードを学んだ人なら、誰もが知っている教えです。「その通りだ」と、誰もが頷きます。でも、実際のトレードを見てみると、多くの人が正反対の「損大利小」を、毎回繰り返しているのです。
頭では「損小利大が正しい」と分かっている。それなのに、行動は「損大利小」になる。この矛盾は、なぜ起こるのでしょうか。今回は、正しい知識と、実際の行動がズレてしまう理由と、そのギャップの埋め方を解説します。
知識と行動が、逆になる理由
損小利大が正しいと知っているのに、損大利小になってしまう。その原因は、知識の不足ではありません。人間の感情が、正しい行動と逆の方向に、あなたを引っ張るからです。
ここには、人間の心理的なクセが関わっています。人は、利益は早く確定したがり、損失は先延ばしにしたがる傾向を持っています。目の前に利益があると「早く確定して安心したい」と感じる。目の前に損失があると「確定したくない、まだ戻るかも」と感じる。この本能のままに動くと、利益は小さく刈り取り、損失は大きく引き伸ばす——つまり損大利小になるのです。
つまり、損大利小は、放っておくと自然にそうなってしまう「デフォルト状態」です。人間の感情に素直に従うと、誰もが損大利小になる。損小利大は、この本能に逆らって、意識的に実行しなければならないのです。ここに、知識と行動がズレる根本原因があります。
感情に従うと、こうなる:
利益が出ている → 「早く確定したい」 → 小さく利確(利小)
損失が出ている → 「確定したくない」 → 損切りできず引き伸ばす(損大)
= 損大利小(本能のままの、負けパターン)
損小利大は、この本能に逆らう「意識的な努力」が必要。
利益が出ている → 「早く確定したい」 → 小さく利確(利小)
損失が出ている → 「確定したくない」 → 損切りできず引き伸ばす(損大)
= 損大利小(本能のままの、負けパターン)
損小利大は、この本能に逆らう「意識的な努力」が必要。