養分とは
投資の基礎
リスクリワード1:1で満足しているうちは、養分だ
「損切りと利確、同じ幅にしています」——一見、バランスがいい。
でも、1:1では、少し勝率が落ちただけで、あなたは沈む。
でも、1:1では、少し勝率が落ちただけで、あなたは沈む。
リスクリワードを意識し始めた人が、最初にたどり着くのが「1:1」です。損切り幅と利確幅を、同じにする。リスク10pipsなら、リワードも10pips。バランスが取れていて、良さそうに見えます。
でも、はっきり言います。リスクリワード1:1で満足しているうちは、まだ養分の段階です。1:1は、決して安全な設定ではありません。むしろ、少しの綻びで簡単に負け越す、危うい設定です。今回は、なぜ1:1では不十分なのかを、数字で解説します。
1:1が要求する勝率
リスクリワード1:1のとき、トータルでプラスになるには、どれだけの勝率が必要でしょうか。答えは、50%を超える勝率です。
利益と損失が同じ幅なら、勝った回数が負けた回数を上回らなければ、資金は増えません。勝率がちょうど50%なら、トントン。いや、実際にはスプレッドなどのコストがかかるので、50%では負けます。コストを考えると、1:1で勝つには、55%や60%といった、それなりに高い勝率が必要になります。
リスクリワード1:1で必要な勝率:
勝率50% → コストを引くとマイナス
勝率55% → ようやくプラス圏
1:1は「高い勝率を維持し続ける」ことが前提。
勝率が少し落ちただけで、すぐ負け越す。
※数値は説明のための概算です。
勝率50% → コストを引くとマイナス
勝率55% → ようやくプラス圏
1:1は「高い勝率を維持し続ける」ことが前提。
勝率が少し落ちただけで、すぐ負け越す。
※数値は説明のための概算です。
問題は、高い勝率を安定して維持し続けるのは、非常に難しいということです。相場の状況は常に変わります。調子のいい時期も悪い時期もある。勝率が一時的に50%を割ることは、普通に起こります。1:1では、そのたびに負け越してしまうのです。