「今日は動く日か、動かない日か」を見極める、たった1つの視点
同じやり方をしているのに、なぜか結果が変わる日がある
トレードをしていると、こんな経験はないでしょうか。
「昨日と同じルールで、同じようにエントリーしたはずなのに、今日はまったく伸びなかった」
多くの場合、これはエントリーの技術やタイミングの問題として捉えられがちです。しかし実際には、そもそもその日が「値動きが伸びやすい日」だったかどうかという、もっと手前の部分が結果を大きく左右していることがあります。
今回は、私が毎日チャートを開いたときに最初に確認している「値動きの節目」の考え方について、少し書いてみようと思います。
相場には、時間帯ごとの「性格」がある
FXは24時間動いていますが、値動きの性質は時間帯によってかなり違います。
ある時間帯は値幅が小さく、狭いレンジの中で値動きが収まりやすい傾向があります。一方で、別の時間帯になると急に値動きが活発になり、それまでのレンジから抜け出していく動きが出やすくなります。
この「レンジの中でおとなしくしている時間帯」と「そこから抜け出していく時間帯」という構造は、多くのトレーダーが経験的に意識しているポイントだと思います。
レンジが狭くまとまっている日、広く暴れている日
ここで面白いのが、そのレンジの「まとまり方」自体に、日によって違いがあるという点です。
レンジが比較的狭くきれいにまとまっている日は、その後の値動きに勢いがつきやすい傾向があると言われます。反対に、レンジ自体が最初から広く暴れている日は、その後の展開も読みにくくなりがちです。
もちろん、これは絶対的な法則ではなく、あくまで傾向としての話です。ただ、このレンジの「まとまり方」を意識するだけでも、「今日はいつも通りのルールで挑んでいい日か」「今日は少し様子見に回った方がいい日か」という判断材料が1つ増えます。
私が毎日やっている、地味なチェック
私自身は、チャートを開いたらまず、その日の主要な取引時間帯のレンジがどれくらいの幅でまとまっているかを確認するようにしています。
このレンジの上限・下限を頭の中で(あるいは手動でラインを引いて)把握しておき、その後の値動きがそのレンジをどちらに抜けていくかを見る、というのが基本的な流れです。
ただ、これを毎日手作業でやるのは、地味に手間がかかります。チャートを見る時間帯によっては見逃してしまうこともありますし、複数の通貨ペアをチェックしていると尚更です。
自動化してみた話
そこで、このレンジの検出とライン描画を自動化するインジケーターを作りました。それが「SessionBreakLine」です。
条件が揃った日には、想定されるレンジの上限・下限を自動で水平線として描画し、その水準を価格が抜けたタイミングでアラートも出せるようにしています。毎日手作業でラインを引く手間がなくなり、値動きの節目をアラートで把握できるようになります。
詳しい機能や対応環境については、商品ページに記載しています。
さいごに
相場に一日中張り付いているのは、なかなか現実的ではありません。だからこそ、「今日は動きやすい日かどうか」という節目だけは見逃さないようにしておく、という考え方は、日々のトレードの負担を減らす1つのヒントになるかもしれません。
※本記事は相場に関する一般的な考え方の共有を目的としたものであり、特定の売買を推奨するものではありません。相場の値動きや利益を保証するものでもありませんので、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。