時間軸を変えても、最後の壁は変わりませんでした
見える景色は変わっても、最後にぶつかる壁は同じ場所にありました。
このシリーズについて(検証ジャーニー第4弾・全6本)
- 第1話:第4弾のはじまりの合図(公開済み)
- 第2話:時間軸を上げるほど、受かりやすくなるのか(公開済み)
- 第3話:同じ答えがまた出てきた、という違和感(公開済み)
- 第4話(この記事):壁は時間軸を変えても消えなかった ← 今ここ
- 第5話:間の時間軸で、また見つかった
"間"の時間軸でも、変わらなかったもの
ここまでの2話で、"間"の時間軸(H1)でもいくつかの候補が見つかったこと、そしてその中には以前見た条件と同じものが混ざっていたことをお伝えしてきました。今回は、もうひとつの気づきについてお伝えします。
それは、「惜しいところまでいくのに、最後の関門で落ちる」候補が、時間軸を変えても相変わらず多く残っていた、という事実です。
【画像:29_near_miss_distribution.png をここに挿入予定(オーナーが手動で貼付)】
一見良さそうな数字が、少し崩すと崩れる
これまでのシリーズでも何度か触れてきましたが、統計的な検証というのは1つの基準だけで合否を決めるものではありません。パラメータを少しずらしてみる、価格データに小さなノイズを混ぜてみる、といった複数の角度から、その候補が本当に頑健なのかを確かめます。
一見良さそうな数字を出していた候補でも、こうした確認をかけると、あっさり崩れてしまうことがあります。この壁は、第1弾からずっと私たちの前に立ちはだかってきました。そして今回、時間軸を変えて"間"を探索してみても、この壁は消えませんでした。
【画像:29_timeframe_vs_wall.png をここに挿入予定(オーナーが手動で貼付)】
「時間軸を変える」は魔法ではない
今回あらためて実感したのは、時間軸を変えることは、私たちに"別の景色"を見せてくれる一方で、"検証の壁"そのものをなくしてくれる魔法ではない、ということです。
短い時間軸で厳しかった壁は、長い時間軸でもゆるやかにはなるものの、消えてなくなるわけではありません。"間"の時間軸を試してみても、それは同じでした。惜しいところで落ちる候補は、どの時間軸を試しても、相変わらず数多く存在し続けます。
【画像:29_same_wall_every_timeframe.png をここに挿入予定(オーナーが手動で貼付)】
この記事で伝えたかったこと
「時間軸を変えれば、もっと簡単に、もっとたくさん見つかるのではないか」。そう期待してしまう気持ちは、私たちの中にもありました。ですが、実際に確かめてみると、現実はそう甘くはありませんでした。
惜しい候補が多く残り続けるという事実は、裏を返せば、検定を通過した候補は、それだけ厳しい関門をくぐり抜けてきた、ということでもあります。この構造は、時間軸を変えても変わらない、検証というものの本質なのだと、あらためて確認できた回でした。
免責事項
- この記事で発信する内容は、特定の売買を勧めたり、投資の助言をしたりするものではありません。あくまで情報の共有です。
- 過去のデータをもとにした検証結果は、将来も同じ結果になることを約束するものではありません。相場は常に変化します。
- 実際に売買を行うかどうかの判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。気になる方は、インジケーター研究所の商品ページものぞいてみてください。