探していたのは新しい答えのはずが、前にも見た顔でした
「何度も出てくる」ということは、それだけ強い証拠なのだろうか。一瞬そう思いかけて、立ち止まりました。
このシリーズについて(検証ジャーニー第4弾・全6本)
- 第1話:第4弾のはじまりの合図(公開済み)
- 第2話:時間軸を上げるほど、受かりやすくなるのか(公開済み)
- 第3話(この記事):同じ答えがまた出てきた、という違和感 ← 今ここ
- 第4話:壁は時間軸を変えても消えなかった
- 第5話:間の時間軸で、また見つかった
新しい時間軸を探していたはずだった
前回お伝えした通り、"間"の時間軸(H1)でも、コストを織り込んだ状態で頑健性検定を通過する候補がいくつか見つかりました。新しい時間軸を試したのだから、当然、新しい答えが見つかったのだろうと、私たちも最初はそう思っていました。
ところが、見つかった候補の条件を1つずつ照合していく中で、ある違和感に出会いました。
【画像:28_diverging_paths_converge.png をここに挿入予定(オーナーが手動で貼付)】
「これ、前にも見た条件では」
見つかった候補のうちのいくつかは、条件の中身をよく見ると、以前どこかの記事ですでにお伝えした条件と、まったく同じものでした。時間軸も通貨ペアも違うはずなのに、指標の組み合わせ・パラメータの数値まで、驚くほど一致していたのです。
正直に言うと、最初にこれに気づいたとき、私たちは一瞬こう思いました。「これだけ何度も出てくるということは、よほど強い条件なのではないか」と。
しかし、一度立ち止まって考え直すことにしました。
「何度も出てくる=強い証拠」とは限らない
考え直した結果、たどり着いた見方はこうです。私たちが使っている探索の仕組みは、同じ乱数の並び(種)をもとに、指標の組み合わせを機械的に試していきます。 同じ仕組みを使っている以上、時間軸や通貨ペアを変えても、似た条件・同じ条件にたどり着くこと自体は、決して不思議なことではありません。
つまり、「何度も出てくる」という事実は、それだけで「特別に強い証拠」を意味するわけではなく、「探索の仕組み上、出やすい条件だった」という可能性のほうが高いのです。この違いを取り違えると、実際よりも過大に評価してしまう危険があります。
【画像:28_repetition_misconception.png をここに挿入予定(オーナーが手動で貼付)】
早合点せず、いったん立ち止まる
今回の気づきは、私たちにとってシリーズを通じて最も大事な教訓のひとつになりました。検証を通過したという結果だけを見て、すぐに「強い」「特別だ」と結論づけない。何度も出てくる背景に、探索の仕組みそのものの偏りがないかを、必ず疑ってかかる。 これが、今回あらためて確認できたことです。
具体的にどの条件が重複していたのか、どの通貨ペアの話なのかは、今の段階ではまだお伝えできません。ですが、この「早合点しない」という姿勢そのものを、まずこの記事でお伝えしておきたいと思いました。
【画像:28_pause_and_reconsider.png をここに挿入予定(オーナーが手動で貼付)】
免責事項
- この記事で発信する内容は、特定の売買を勧めたり、投資の助言をしたりするものではありません。あくまで情報の共有です。
- 過去のデータをもとにした検証結果は、将来も同じ結果になることを約束するものではありません。相場は常に変化します。
- 実際に売買を行うかどうかの判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。気になる方は、インジケーター研究所の商品ページものぞいてみてください。