日米協調介入後のドル円を、雇用統計が試す一週間――国内勢と海外勢の読みはなぜ割れたのか
FX
今週の主な予定
すでに発表されたISM製造業景気指数は55.6と、かなり強かった。
ただし、価格指数と入荷遅延も強い。総合指数の高さを、そのまま景気の強さとして受け取るのは危ない。ここはドル高に繋がったとだけ受け取り今週はJOLTS、ADP、失業保険申請、ISM非製造業の雇用項目を重ねながら、金曜日の雇用統計を待つことになる。
介入は、利上げを遅らせるのか
日米の協調介入で155円台まで急落したドル円は、すでに157円台半ばまで戻ってきた。
Bloombergが報じたソシエテ・ジェネラルの見方には、次の一文がある。
「為替介入を日銀の金融引き締めペースを抑える手段と見なしてきた」
介入が利上げを遅らせる――市場はこの見方で、再び円を売り始めているように見える。
国内勢は前倒し、海外勢は先送り――ここから先は、読みの差から円売りの次のリスクを考える