鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2026年8月3日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、アストロロジー相場分析のパイオニア、金融サイクル分析の第一人者である、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
-------------------------------------------------------------------------------------------
8月10日号は夏季休暇のためお休みとさせていただきます。ご了承願います。
先週のNY金相場(期近)は前週比36.2㌦高の4,107㌦で引けた。下値4,000㌦が頑強なサポートになっている。ただ為替市場は日米協調介入により、月末、1㌦164円近くから、週明け東京市場155円台まで大幅に円高となったことから、国内金相場は30日、22,100円台の高値から一時20,730円まで急落。6月11日以降、円安の影響で2万1千円台を辛うじて維持してきた国内金相場も、さすがに今回の協調介入による円高には抗しきれず、昨年11月以来の安値に落ち込んだ。
ただ、今回の米国の介入はユーロ売り/円買いであったことが発表されたが、ドル安にはしたくないとの意図が働いているように見える。ベセント米財務長官は2日、「われわれはさらなる協調介入をためらわない」とSNSで表明。「円の著しい過小評価を是正するための日本による市場、金融面での断固たる措置を強く支持する」と強調したようだ。
協調介入となれば、さすがの円安も転換する可能性が浮上してきた。さらにこれはドル安ではなく、円安是正だけに、NY金相場にとっては円高による国内金の下げだけが目立つ展開になっているといえよう。本当のドル安なら、金は上振れているはずだが、その兆候はない。しばらくは協調介入効果で円高転換が実際起こったのかどうか見守る必要がある。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。