【7年目の真実】毎年爆損した兼業投資家が、人間の心理の弱みと数々のポジポジ病を乗り越え「10年無敗の要塞EA」を作るまでの全記録。
ゴゴジャンご利用の皆様、こんにちは! こむぎです。
noteでも公開している『7年前の爆損ストーリー』を、こちらでも共有させていただきます。
7年前の2018年。FXの世界に飛び込んだばかりの僕は、チャネルラインやフィボナッチを夜な夜な引きながら、「テッパンパターンを見つけた!」と一人で目を輝かせていました。
当時の記事の締めくくりには、自分自身でこうツッコミを入れていたものです。
「誰がキョーミあんねんな!?(ヤナギブソン)」
……ええ、当時の僕に言いたい。誰も興味なかったかもしれません(笑)。
ですが、あの痛々しくも情熱的だった日々から7年。 僕は数々の「とんでもない失敗」と「壮大な寄り道」を繰り返し、最終的にプログラミング(MQL4)と3億ティックの数理の世界へと辿り着くことになりました。
今日は、僕が経験した生々しい挫折の歴史と、なぜ人間の感情を捨てて「完全自動売売システム(EA)」の開発者へ至ったのか、そのすべてのストーリーをお話ししたいと思います。
兼業トレーダーとして仕事と相場の間で胃を痛めている方、自分の感情に負けて大切な資金を溶かしてしまったことのある方に、少しでも届くものがあれば幸いです。
第一章:華麗なる「こむぎ穂先農法」と、秒で消えた1,000万円の夢(2020年)
2020年3月。僕は兼業投資家として、本業の忙しさとトレードの両立に深く悩んでいました。 仕事中もポケットの中でスマホを握りしめ、ポジポジ病を発症してはハラハラする……そんな弱い自分を克服しようと編み出したのが、自らの名にちなんだ『こむぎ穂先農法』でした。
ルールは至ってシンプル。 「1日5〜6pipsのスキャルピングを、1日1回だけ集中してサクッと抜き、即撤退する」。
手元の1万円が、毎日5pips増え続ければ、複利計算でわずか7ヶ月後に「1,000万円」に化けるという自作のエクセルシートを作成。夜な夜な画面を眺めては、「ふふふ……勝ったな」と一人でニヤニヤと狸の皮算用に酔いしれていました。
……まあ、賢明な読者の皆様ならお察しの通り、結果は「見事なまでの秒殺・資金底つき」でした(笑)。
ハイレバレッジでの短期スキャルは、投資ではなくただの度胸試し。 自分の浅はかさと甘さを痛感した僕は、その記事を静かに非公開(下書き)へ戻し、心の中で「反省と再出発」を誓ったのです。
第二章:「日足職人」の手動検証と、実弾400万円での勝利……からの転落
「相場に楽して勝てる魔法などない」。 目が覚めた僕は、ここから泥臭い手動検証を始めました。
日足のプライスアクション(ローソク足の形状、包み足、レジサポ、N値・E値)に特化した法則性に気づいた僕は、過去何年分もの日足チャートを1枚ずつ手動で遡り、エントリー根拠・値幅・リスクリワード(RRR)をひたすらエクセルに記録していきました。
この地道すぎる検証から生まれたロジックを、僕は『日足職人』と名付けました。
ポンドドル(GBPUSD)などで非常に高い有効性を示したこのロジックを、僕は満を持して実弾400万円のリアル口座で稼働させました。
無駄な打診買いを一切せず、日足のここぞというポイントだけを待って狙い撃つ。 口座残高は着実に、少しずつ右肩上がりに増えていきました。
「勝てる……! 俺のロジックは本物だ!」
そう確信した矢先、相場の魔物は「チャート」ではなく「僕の心」の中に現れました。
海外口座の画面に表示される、ふくらんだ「余剰証拠金」。 「あれ? この余った資金でちょっとスキャルピングしたら、今日のおいしい晩酌代くらい一瞬で稼げるんじゃない……?」
魔が差した僕は、ロジックも何もないハイレバの「下手くそなスキャルピング(下手スキャ)」を解禁。 一晩にして激しい含み損を抱え、見事なまでに大切な利益と資金を溶かしてしまったのです。
第三章:自分の「感情」を排除せよ――MQL4コード独学とGWRの誕生
冷え切った自室で、暗転した画面を前に僕は誓いました。
「ロジックは勝てる。だが、人間の『欲』と『油断』が入る限り、俺はいつかまた同じ過ちを犯す。……ならば、俺自身をトレードから完全に排除するしかない」
そこから僕は、MQL4(MT4のプログラミング言語)のコードを独学で猛勉強し始めました。
まず作ったのは、かつて手動でエクセル検証し、実弾で実績を出したプライスアクションロジックをそのままプログラムへ移植した、先輩EA『日足職人』です(※現在ゴゴジャン様にて審査中)。
そして、さらに研究を重ねた僕がたどり着いたのが、5分足確定判定と多層複合フィルターを組み合わせた、全天候型の多層防衛グリッドEA『Golden Wheat Reaper(GWR)』でした。
過去10年半(3億ティック)の歴史的大暴落(コロナショックやフラッシュクラッシュ)をすべて直撃させても、一度も破綻することなく耐え抜く数理の要塞。
「相場の波を予想するのをやめ、壊れない構造の中に資金を置く」。 7年間の失敗と検証の歴史が、ついに1つのコードとして結実した瞬間でした。
終わりに:7年前の自分へ
現在、僕の主力口座(実弾約800万円)では、GWRが24時間、静かにチャートに実った小麦を刈り取り続けてくれています。
僕が毎日やることは、ただ1回「システムが正常に動いているか」を生存確認するだけ。 かつて仕事中にスマホを見てあたふたしていた兼業トレーダーの姿は、もうそこにはありません。心は驚くほど「凪(なぎ)」の状態です。
7年前、フィボナッチやチャネルラインを引いて「テッパンパターン」を探していた自分へ。
「テッパンは、人間の手の中にはなかったぞ。それは感情を捨てた3億ティックの数理の中にあった」
これからもこのnoteでは、800万円リアル口座の嘘偽りのない運用ドキュメンタリーや、兼業投資家が生き残るための資産形成論を発信していきたいと思います。
長文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました! それでは、皆様も良き投資ライフを!