指標はトレンドを変えるか作るかの2択しか起きない
投資の基礎
指標発表で勝負する人は、トレーダーではなくギャンブラーだ
指標発表の瞬間、ゴールドは上下に激しく飛ぶ。
その一瞬に賭けるのは、トレードではなく、コインを投げているだけだ。
その一瞬に賭けるのは、トレードではなく、コインを投げているだけだ。
米国の雇用統計、消費者物価指数、政策金利の発表——こうした重要指標が発表される瞬間、ゴールドは激しく動きます。数秒で数十pips、時に100pips以上飛ぶこともあります。この激しい値動きに、「一気に稼げるチャンスだ」と飛び込む人がいます。
はっきり言います。指標発表の瞬間に勝負をかけるのは、トレードではありません。ギャンブルです。そこにあるのは、分析でも根拠でもなく、ただの運任せの賭けです。
今回は、なぜ指標発表での勝負が危険なのか、そして、ゴールドトレーダーが指標とどう付き合うべきかを解説します。
指標発表の瞬間は、誰にも読めない
指標発表での勝負が危険な最大の理由は、発表直後の値動きが、誰にも予測できないからです。
「良い数字が出れば上がる、悪ければ下がる」——そう単純ではありません。事前の市場予想との比較、数字の受け取られ方、他の要因との兼ね合いで、値動きの方向は決まります。時には、良い数字なのに下がる、悪い数字なのに上がる、という動きもします。プロでも、発表直後の方向は読めません。
さらに、発表直後は値が上下に激しく振れます。一瞬上に飛んで、次の瞬間には下に急落、また戻る——こんな乱高下が起こります。この中でエントリーするのは、方向も分からないまま、荒れ狂う波に飛び込むようなものです。分析の入り込む余地がありません。
指標発表時に起こる「事故」
指標発表の瞬間には、通常では起こらない「事故」が起こりやすくなります。これらは、あなたの分析や技術では防げません。
指標発表時に起こりやすい事故:
・スプレッドが急拡大する(コストが跳ね上がる)
・スリッページ(注文価格と約定価格のズレ)が起こる
・値が飛んで、損切りが想定より深い位置で約定する
・一瞬の乱高下で、損切りにも利確にも引っかかる
これらは技術で防げない。指標発表という環境そのものの問題。
・スプレッドが急拡大する(コストが跳ね上がる)
・スリッページ(注文価格と約定価格のズレ)が起こる
・値が飛んで、損切りが想定より深い位置で約定する
・一瞬の乱高下で、損切りにも利確にも引っかかる
これらは技術で防げない。指標発表という環境そのものの問題。
特に怖いのが、損切りが機能しないことです。値が飛ぶと、設定した損切り価格を飛び越えて、はるか下で約定することがあります。「損切りは20pipsに設定していたのに、実際には50pips損失していた」——こういうことが、指標発表時には起こり得ます。リスク管理の前提が崩れるのです。