SMCの手動描画をやめました — OB・FVG・BOSを全自動で引くMT4インジケーター【SMC-Radar】#01
今回は、SMCシリーズの第1弾 SMC-Radar をご紹介します。ひとことで言うと、SMC(スマートマネーコンセプト)の主要6要素を、MT4チャートに全自動でリアルタイム描画する分析ツール です。
Order Block も FVG も BOS も、もう手動で引く必要はありません。

SMCを学んだ人ほど、描画に追われていませんか
SMCは「機関投資家の足跡を読む」考え方として、ここ数年で一気に広まりました。私も学びましたが、学ぶほどにある問題へぶつかりました。
Order Block や FVG を 手動で描くのが面倒 で、描画が追いつかない
時間足を切り替えるたびに 一から引き直し になる
描いている間に相場が動いて、BOS/CHoCHを見落とす
古くなったゾーンが残り続けて、チャートがゴミだらけ になる
チャートに張り付けず、重要な価格到達に気づけない
分析手法としては強力なのに、運用がとにかく重い。これがSMCの実情だと思います。
SMC-Radarは、この「描く作業」をまるごと自動化するために作りました。
自動描画する6つのSMC要素
チャートにセットするだけで、次の6要素を検出して描画します。
1. Order Block(OB)
機関投資家の注文が集中したとされる価格帯を自動検出します。ブルッシュOBは青、ベアリッシュOBは赤の矩形で表示します。
ポイントは 無効化の管理 です。価格が到達して無効化されたOBは自動で削除(またはグレーアウト)されるので、チャートには いま有効なOBだけ が残ります。
2. Fair Value Gap(FVG)
3本のローソク足で形成される「価格の空白地帯」を検出します。上昇FVGは紫、下降FVGはオレンジで表示し、価格が埋め戻す(フィルする)と自動で消えます。
3. BOS / CHoCH(構造ブレイク・転換)
スイング高値・安値を基準に、トレンド継続の BOS(Break of Structure)は白のライン、トレンド転換の CHoCH(Change of Character)はオレンジのラインで自動表示します。「気づいたらブレイクしていた」を防ぐ、SMCの背骨にあたる機能です。
4. Breaker Block
一度形成されたOBがブレイクされた後の「反転ゾーン」です。通常のOBと別色で表示するので、リテスト狙いの根拠として使えます。
5. Premium / Discount ゾーン
直近スイングの50%ライン(均衡点)を基準に、上半分をPremium(割高)、下半分をDiscount(割安)として背景色で表示します。「Discountで買い、Premiumで売る」というSMCの基本を、色で直感的に守れます。
6. Liquidity Sweep(流動性狩り)
直近のスイング高値・安値を一時的にブレイクして反転する「ストップ狩り」パターンを検出し、矢印マーカーで表示します。ダマシのブレイクを「ダマシ」と認識できるようになります。



5種類のアラートで「張り付き」から解放

描画の自動化と同じくらい大事なのが通知です。SMC-Radarは次の5イベントをアラートできます。
OBタッチ(価格がOrder Blockに到達)
FVGタッチ(価格がFair Value Gapに到達)
BOS / CHoCH発生
Breakerタッチ
Liquidity Sweep検出
通知方法はポップアップ/スマホへのプッシュ通知/サウンドの3系統から選べます。「OBに引きつけてエントリーしたい」なら、OBタッチ通知を待って、チャートを開けばいいわけです。

カスタマイズも一通りそろえています
6要素すべて 個別にON/OFF 可能(例: OBとBOSだけ表示)
全要素の 色変更 可能
スイング検出の感度、解析バー数の調整
対応: 全通貨ペア(GOLD・指数もOK)、全時間足(推奨はM15〜H4)
DLL不使用・外部インジケーター不要

なぜ作ったか
私がSMCを学んだとき、最初にやったのは「毎朝OBとFVGを描き直す」ことでした。続けて分かったのは、この作業は人間がやり続けるには重すぎる ということです。
描くのに時間を使い、描き終わる頃には状況が変わっている。それなら検出ルールをコードにして、機械に描かせたほうが、人間は「判断」に集中できます。SMC-Radarは、私自身の毎朝の作業をゼロにするために作ったツールです。
こんな方に向いています
SMCを学習中で、教科書どおりの要素を実チャートで確認しながら 覚えたい方
分析はできるが、描画の時間を判断に回したい 方
ゾーンへの価格到達を 通知で拾いたい 兼業トレーダーの方
逆に、「矢印でエントリーポイントまで教えてほしい」という方には、姉妹ツールの SMC-Signal のほうが合っています(マガジン内に解説記事があります)。Radarは「見える化」、Signalは「サイン化」と役割を分けています。
販売情報
SMC-Radar は GogoJungle にて販売しています。
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/78349
免責事項
本ツールはSMCの各要素を自動描画する分析支援ツールです。売買シグナルの的中や利益を保証するものではありません。表示される情報は裁量判断を補助する目安であり、売買の最終判断はご自身の責任で行ってください。相場環境やブローカーの提供データによっては、検出結果が想定と異なる場合があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この連載では、SMCシリーズ3部作(Radar/Signal/Compass)をすべて解説しています。あわせて読んでいただくと、ご自身に合う1本が見つかるはずです。記事が役に立ったと感じたら、フォローをいただけると励みになります。
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