ドル円版・自動フィボナッチツールの使い方と手法解説
はじめに
本記事では、「ドル円版・自動フィボナッチツール」の使い方と、実際のトレードでの活用方法を解説していきます。
ドル円版・自動フィボナッチツールをまだ持っていない方は、下記よりダウンロードをお願いします▼
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そもそもフィボナッチとは?
「フィボナッチ」
FXを始めたばかりだと、チャートに斜めの線がいくつも引かれているのを見て、
「これ何の線…??」と思ったことがある人、多いんじゃないでしょうか?
※これのことです↓↓↓
ということで、分からない方のために、まずは「フィボナッチ」について軽く解説をしていきます。
既にわかってるよ!という方は、実践編まで飛ばしてもらってOKです!!
フィボナッチとは、もともとは数学の世界にある数列の名前です。
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21...
前の2つの数字を足すと、次の数字になる。そんなシンプルなルールでできています。
この数列の中の数字同士を割り算していくと、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%といった、ある一定の比率が繰り返し現れます。
面白いことに、この比率は、自然界のいろいろな場所(貝殻の模様や植物の並び方など)にも見られると言われていて、「黄金比」と呼ばれることもあります。
FXでは、この比率をチャートに当てはめて、「価格がどこまで戻ったら、反発しやすいか?」を予測するために使います。
これが「フィボナッチリトレースメント」と呼ばれるものです。
FXでは具体的に何に使うのか?
使い方は、意外とシンプルです。
①チャート上の安値と高値を見つける
②MT4の下記の赤丸ボタンで、その2点を結んでフィボナッチのラインを引く(高値→安値、または安値→高値)
③自動で、23.6%・38.2%・50.0%・61.8%…といった価格帯にラインが引かれる
このラインが引かれた価格帯は、「多くのトレーダーが意識しやすいポイント」になりやすいと言われています。
なぜなら、世界中のトレーダーが同じ考え方でフィボナッチを使っているので、「みんなが同じ場所を見ている」という状況が生まれやすいからです。
なぜ反発しやすいと言われるのか
相場が一方向に大きく動いたあと、そのまま真っ直ぐ進み続けることは、実はあまりありません。
多くの場合、
- 少し伸びる(推進)
- 少し戻る(調整)
- また伸びる(推進)
というように、伸びる → 戻るを繰り返しながら進んでいきます。
このときの「戻り幅」の目安になるのが、フィボナッチの比率です。
「どこまで戻ったら、また元の方向に動きやすいか」を測るための、いわば地図のような役割を果たしています。
初心者がまず覚えておきたい3つの数字
フィボナッチにはいくつも比率がありますが、最初からすべて覚える必要はありません。
まずはこの3つだけ押さえておけば十分です。
- 23.6%:浅い戻り。強いトレンドのときに見られやすい
- 38.2%〜50.0%:よく意識される、代表的な戻りの深さ
- 61.8%:深い戻り。ここを超えるとトレンドの勢いが弱まりやすいと言われる
下記のチャート画像の例では、高値(100%)から安値(0%)に向けて、フィボナッチが引かれているので、下降トレンドとなります。
その場合、重要な戻り売りのポイントは、【23.6】【38.2】【50】【61.8】となり、その間で価格が行き来していることがわかります。
数字だけ見ると難しく感じますが、「戻りが浅い・普通・深い」くらいのざっくりした感覚で最初は十分です。
フィボナッチを使うときに注意したいこと
ここで一つだけ、初心者の方に伝えておきたいことがあります。
フィボナッチは、どんな相場でも同じように機能するわけではないということです。
方向感がはっきりしているトレンド相場では機能しやすい一方、上下にただ行ったり来たりしているだけの相場では、基準そのものが曖昧になりやすいです。
なので、「フィボナッチを引けば必ず反発する」というものではなく、あくまで「反発しやすいポイントの目安」として捉えるのがおすすめです。
ここまでで、フィボナッチの基本的な考え方は掴めたと思います。
とはいえ、毎回毎回、実際のトレードで「安値と高値を見つけて、手動でラインを引く」というのは、地味に面倒だったりします。
見る足を変えるたびに引き直しが必要ですし、そもそも「どこを安値・高値とするか」の判断自体が、初心者のうちは意外と難しいポイントだったりします。
そこで登場するのが、今回お渡ししている「自動フィボナッチツール」です。
このツールでできること
このツールは、上位足のドル円のトレンド発生を自動判定し、その値幅にフィボナッチラインを自動で引いてくれるインジケーターです。
- 上昇トレンド判定時:安値→高値でライン描画
- 下降トレンド判定時:高値→安値でライン描画
- 23.6%・38.2%・50.0%にラインが到達すると自動アラート(音・メール)
安値・高値を自分で探して手で引く作業がまるごと不要になります。
※本版はドル円(USDJPY)専用の無料版です。
ステップ1:チャートに設置してパラメータを設定する
エントリーで使いたい時間足のチャート(例:M15など)にツールを設置し、「パラメーターの入力」タブから①②③の項目を設定していきます。
①検知トレンドの強さ:検知するトレンドの強さを設定します(ドル円の場合は、D1:0.2 、H4:0.1 、H1:0.05)
②極値探索期間:高値・安値を探索する期間(ローソク足の本数)(20〜30本が目安)
③判定TF(全時間足選択可):トレンド判定・フィボナッチ描画に使用する時間足(D1・H4・H1あたりがおすすめ)
例えば、トレンドの判定足を「1時間足」にしたいなら、③判定TFを「H1」に設定します。
その時、実際のチャートを見ながら、高値と安値を判定するローソク足の数を②「極値探索期間」で設定します(30~20と値を変えて変化をみてください)。
続けて、①検知トレンドの強さの設定をします。トレンド判定足を1時間としたので、設定の目安を確認して検知トレンド「0.05」と設定します。
※検知トレンドの強さの値は、各通貨ペアによって異なります
※ドル円の場合は、D1:0.2 、H4:0.1 、H1:0.05です
これで、ドル円の1時間足レベルでトレンドが発生した場合、自動でフィボナッチラインが表示されるようになります。
後は、5分や15分足を見ながら、ライン到達を待ってエントリーを行います。
※同様に、③判定TFを「H4」とした場合は、①検知トレンドの強さを「0.1」に設定する必要があります。
※③判定TFは「チャートの表示時間足」とは別物です。チャート自体はエントリーしたい下位足(M5~M15など)のままで構いません。ツールが裏側で上位足のデータを見て、ライン位置を自動計算してくれます。
※検知トレンドの強さについて:数値を大きくするほど「強いトレンドのときだけ」ラインが引かれるようになり、小さくするほどラインが引かれる頻度が増えます。
上の目安を基準にしつつ、ラインが引かれる頻度が多すぎる/少なすぎると感じたら、少しずつ調整してみてください。
ステップ2:ラインへの到達をアラートで待つ
以下がONになっていれば、価格がフィボナッチラインに近づいたときに自動で知らせてくれます。
- トレンドアラート:ライン到達アラートを有効化
- タッチアラート:ラインからの許容距離(初期値2pips)
- 音声アラート/メール送信:通知方法
※アラートが鳴るのは23.6%・38.2%・50.0%の3本のみです(61.8%以降は通知対象外なので、深い戻りを狙いたい場合はチャートを目視で確認してください)。
また、トレンドアラート= trueにしておくと、上位足でトレンドが発生した瞬間(ラインが新しく引かれたタイミング)も別途通知が来ます。
「トレンド発生の通知」→「戻りライン到達の通知」という2段階でお知らせが来るイメージです。
ステップ3:下位足の転換を確認してエントリー
アラートが鳴ったら、チャートを開いて実際の値動きを確認します。
①上位足が上昇トレンド判定中に、下位足でラインへ到達 → 下位足で反発の値動き(陽線での切り返し・平均足の色変化等)を確認できたら買いエントリー
②上位足が下降トレンド判定中に、下位足でラインへ到達 → 下位足で反発の値動き(陰線での切り返し・平均足の色変化等)を確認できたら売りエントリー
「上位足でトレンドが発生」×「下位足の反発確認」が揃って初めてエントリー、というのが基本の流れです。
アラートが鳴った瞬間に飛び乗るのではなく、あくまで「確認のきっかけ」として使ってください。
よくあるつまずきポイント
①ラインが消えて「no clear trend」と表示される:上位足がレンジ相場と判定されている状態です。この場合はエントリー根拠が弱いので見送りが無難です。
②ドル円以外の通貨ペアで動かない:本版は仕様上USDJPY専用です。他の通貨ペアでも利用したい方は下記リンクより、全通貨ペア対応の完全版自動フィボナッチツールをご検討ください。
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/62148
まとめ
- フィボナッチはもともと数学の数列
- FXでは、価格の戻り幅を予測するために使う
- 23.6%・38.2%〜50.0%・61.8%が代表的な比率
- 多くのトレーダーが意識するからこそ、反応しやすい
- ただし、相場の状況(トレンドかどうか)によって効きやすさが変わる
- 今回配布したツールを使えば、この一連の流れを自動化できる
まずはこのツールをチャートに設置して、実際にアラートが鳴る感覚をつかんでみてください。
慣れてきたら、他の通貨ペアでも同じ手法を試してみたくなるはずです。
その際は全通貨ペア対応の完全版もご用意していますので、気になった方はチェックしてみてください▼
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/62148