IFVG完全攻略 ── 「だましのブレイク」を見抜く一手
FX
はじめに ── そのブレイク、本当にブレイクですか?

高値・安値を抜けたと思ったら、そのままヒゲで戻されて逆行した。
そんな経験、一度はあるのではないでしょうか。
実はこの「だましのブレイク」には、
チャート上にはっきりとしたサインが残っています。
それが今回お伝えする IFVG(インバーテッド・フェア・バリュー・ギャップ) です。

① IFVGとは何か
まずFVG(フェア・バリュー・ギャップ)をおさらいします。
3本のローソク足のうち、1本目の高値(または安値)と3本目の安値(または高値)の間にできる「隙間」。
大口が急いで注文を通した痕跡です。
IFVGは、このFVGが「逆方向に実体で抜けて確定した」状態を指します。

たとえば下落中にできたベアリッシュFVG(陰線側の隙間)を、価格が実体でしっかり上に抜けてしまう。
これは何を意味するでしょうか。
本来そこは「下落を継続させるための空間」だったはずです。
それが上に抜かれたということは、
大口はもうその方向に相場を動かす気がない。
つまり、一瞬で買い方向にシフトしたという証拠になります。
特に効果が高いのが、流動性のスイープ(高値・安値の一時的な突破)が起きた直後にIFVGが発生したケースです。
個人のSLを巻き込んだ直後に方向転換のサインが出るため、精度の高い反転シグナルになりやすいポイントです。