〔2026年6月24日更新〕AITrendVision検証ログ|そのEA、本当に強いですか? 固定ロット10年破綻なし & 複利高負荷テストで約 11万円→約 1億 6,736万円 | ゼロ破綻継続記録 3,676日
こんにちは、つもです。
AITrendVisionの検証ログを更新します。今回のテーマは、単純な利益額だけではありません。
固定ロットだけではありませんか。
複利モードでも耐えていますか。
AITrendVisionは、「増えた」「勝った」だけを見せたいEAではありません。もちろん、バックテスト上の数字はかなり強いです。
固定ロットでは、初期証拠金 1,000 USD(約11万円相当)から10年超破綻なし。複利モードでは、同じ約11万円相当から約1億6,736万円相当まで到達しました。
ただし、ここで一番大事なのは、利益額ではありません。なぜ破綻しなかったのか。固定ロットでも地力があるのか。複利という高負荷をかけても耐えられるのか。ここです。
AITrendVisionに興味がある方はこちらをご覧ください。
「バックテストはあてにならない」は、結果を見せない理由になるのか
EAの紹介ページで、たまに「バックテストは参考程度」という説明を見ます。これは、半分は正しいです。
たしかにバックテストは未来を保証しません。スプレッド、スリッピージ、約定力、サーバー環境、急変動。リアル相場では、バックテスト通りにならない要素はいくらでもあります。
でも、だからといって、バックテストを出さなくていい理由にはなりません。バックテストは完璧ではありません。それでも、EAの中身を判断するための最低限の検査結果です。
健康診断で言えば、「検査結果は将来の健康を保証しません」と言いながら、血液検査の数値を一切見せないようなものです。それで「健康です」と言われても、判断できません。
バックテストが良いから将来勝てる、とは言いません。でも、バックテストすら見せられないEAを、買う側はどう判断すればいいのか。ここは、購入を検討する側としてかなり大事な視点だと思っています。
よくある「10年右肩上がり」の盲点
見落とされがちなのが、固定ロットの長期バックテストです。固定ロットで10年破綻なし。これは価値があります。ただし、固定ロットには構造的な特徴があります。残高が増えるほど、相対的なリスクが下がる、という性質です。
初期証拠金 1,000 USDで 0.01ロット。この時点ではリスクがあります。でも、残高が 5,000 USDになっても 0.01ロット、 10,000 USDになっても 0.01ロット。口座全体に対する重みはどんどん小さくなります。
これは実運用では悪いことではありません。むしろ堅実な運用としては合理的です。ただし、EAの実力を厳しく見るなら話は別です。本当にEAが強いのか。たまたま開始直後の危険な相場を避けられただけなのか。残高バッファに守られていただけなのか。
ユーザーがEAを動かすのは、バックテスト開始日ではありません。今日です。明日です。バックテストと同じ都合の良いスタート地点から始められる保証はありません。だから私は、固定ロットだけでは判断しません。
まず固定ロットで地力を確認する
AITrendVision v1.01 では、まず固定ロットで検証しました。利益が増えてもロットを増やさず、EA本体の地力を見る検証です。
| 固定ロット検証結果 | |
|---|---|
| 検証期間 | 2016/06/01 〜 2026/06/24 |
| 初期証拠金 | 1,000 USD(約 11万円) |
| 純益 | 10,709.79 USD |
| 最終残高 | 11,709.79 USD(約 189万円) |
| プロフィットファクター | 1.98 |
| 勝率 | 78.11% |
| 総取引数 | 10,775回 |
| 最大ドローダウン | 1,199.18 USD |
| 最大ドローダウン率 | 16.80% |
| 相対ドローダウン | 26.45% |
| ゼロ破綻継続記録 | 3,676日 |
10年超の検証で破綻なし。PFは約 2.0、最大DDは 20%未満。これは、EA本体の売買ロジックとしてかなり良い結果だと見ています。
固定ロットの資産曲線は、かなり素直です。一気に爆発するような伸び方ではありませんが、長期間にわたって右肩上がりで、全体として大きく崩れていません。複利の力で無理やり押し上げているわけではない、という点が重要です。
つまり、AITrendVision本体のロジックには、一定の安定性があると見ています。ただし、私はここで終わりにしません。
複利モードは、利益を盛るためではない
複利モードというと、「利益を大きく見せるための設定」と思われがちです。たしかに、複利にすると資産曲線は大きく伸びます。でも、私が複利モードで見たいのは、そこだけではありません。
複利モードでは、残高が増えるほどロットも増えます。つまり、固定ロットのような「残高が増えたから安全になる」という逸げ道が弱くなります。この状態で 10年超を走り切れるかを見る。これが、複利モード検証の本当の意味です。
複利モードの破綻なしは、耐久力の確認。
同じ「破綻なし」でも、重みが違います。
複利モード検証の結果
複利モードの検証結果です。初期証拠金は固定ロットと同じ 1,000 USDです。
| 複利モード検証結果 | |
|---|---|
| 検証期間 | 2016/06/01 〜 2026/06/24 |
| 初期証拠金 | 1,000 USD(約 11万円) |
| 最終残高 | 約 1,035,758 USD |
| 日本円換算 | 約 1億 6,736万円 |
| プロフィットファクター | 2.06 |
| 勝率 | 78.12% |
| 総取引数 | 10,781回 |
| 買い勝率 | 77.94% |
| 売り勝率 | 78.44% |
| 最大ドローダウン率 | 56.66% |
| 相対ドローダウン | 78.93% |
固定ロットと比べても、PFや勝率は大きく崩れていません。単にロットを上げただけで、無理やり利益を出したわけではない、ということです。高い負荷をかけても、勝率とPFが大きく崩れていない。ここに意味があります。
ただし、最大DDは 56.66%まで大きくなりました。この数字は軽くありません。でも、これは複利モードでは自然な結果でもあります。残高が増えてもロットも増えるため、後半でもリスクを下げていないからです。
「DDが大きい、だから弱い」とは単純に見ません。DDが大きいのは、常に高い負荷をかけ続けているからです。その負荷を受けながら 10年超破綻しなかった。ここに価値があります。
複利モードの資産曲線は、固定ロットとはまったく違います。序盤はゆっくり、中盤から少しずつ伸び、後半は一気に加速する。これは、利益ステップ式ロット増加が効いているためです。
固定ロットと複利モードの比較
固定ロットと複利モードは、同じバックテストではありません。目的が違います。
| 項目 | 固定ロット | 複利モード |
|---|---|---|
| プロフィットファクター | 1.98 | 2.06 |
| 勝率 | 78.11% | 78.12% |
| 最終残高 | 11,709.79 USD | 約 1,035,758 USD |
| 最大ドローダウン率 | 16.80% | 56.66% |
| 検証の目的 | 安定性の確認 | 高負荷耐久性の確認 |
固定ロットは、EA本体の地力を見る検証。複利モードは、残高が増えてもロットを上げ、後半でもリスクを下げない高負荷テスト。「固定ロットの方がDDが低いから優秀」とは見ません。両方に意味があり、両方を見るからEAの姿が立体的になります。
複利モードのパラメータ設定
| 主なパラメータ設定 | |
|---|---|
| 初期ロット | 0.01 |
| 最大段数 | 13段 |
| BUYエントリー | 許可 |
| SELLエントリー | 許可 |
| 実売買モード | true |
| 利益ステップ式ロット増加 | ON |
| 基準残高 | 1,000 USD |
| 利益ステップ金額 | 1,500 USD |
| 1ステップごとの初段ロット加算 | 0.01 |
| 初段ロット上限 | 0.0(上限なし) |
利益が 1,500 USD増えるごとに、初段ロットが 0.01ずつ増えます。残高が増えるほどロットも増え、利益も伸びます。同時に、DDも大きくなります。ここを理解せずに複利モードの数字だけを見ると、危険です。
初期資金別の初期ロット目安
今回の検証では、 1,000 USDに対して初期ロット 0.01です。AITrendVisionは最大 13段までポジションを持つ可能性があり、初段ロットを上げると後段の負荷も重くなります。実運用では右側の保守的な目安から始める方が向いている可能性があります。
| 初期資金 | 単純比例の目安 | 保守的な目安 |
|---|---|---|
| 1,000 USD | 0.01ロット | 0.01ロット |
| 2,000 USD | 0.02ロット | 0.01ロット |
| 3,000 USD | 0.03ロット | 0.02ロット |
| 5,000 USD | 0.05ロット | 0.03ロット |
| 10,000 USD | 0.10ロット | 0.05ロット |
バックテストで伸びる設定と、リアル口座で長く残る設定は違います。ここを混同してはいけません。
有利エントリーと有利クローズ
今回の設定では、有利エントリー機能も使っています。初段起動距離 3.0pips、追加起動距離 33.0pips、反発幅 1.5pips。これは、シグナルが出た瞬間に飛びつくのではなく、一度有利な方向へ価格が動くのを待ち、その後の反発を確認してからエントリーする考え方です。
有利クローズ側では、起動距離 7.0pips、反発幅 2.0pips。単純にTP到達で即決済するのではなく、回収できる位置まで来たあと、反発を見ながら有利なクローズを狙う設計です。ナンピン系や多段エントリー系では、出口が非常に重要です。どこで回収するか、どこで粘らず利確するか。ここが資産曲線に大きく影響します。
複利は魔法ではない
今回の検証結果は、かなり派手です。約 11万円相当から、約 1億 6,736万円相当。この数字だけを見ると、複利はすごいと思います。実際、複利の力は強いです。でも、複利は魔法ではありません。複利はアクセルです。
増える時は加速します。でも、沈む時も加速します。ロットが大きくなる。含み損も大きくなる。 1回の逆行が重くなる。今回、複利モードでは初段ロット上限が 0.0(上限なし)でした。これが約 1.67億円まで伸びた理由であり、同時に DDが 56.66%まで膟らんだ理由でもあります。
だから、AITrendVisionを複利で考えるなら、必ず運用ルールが必要です。固定ロットを基本にする。または、かなり緩やかな複利にする。初段ロット上限(0.05/0.10/0.20など)を入れる。一定利益ごとに出金する。ドローダウン中はロット増加を止める。EAは、最高利益を出す設定が正解とは限りません。長く残れる設定が正解です。
販売ページはこちら
AITrendVisionは、ゴゴジャンにて販売中です。商品ページでは、概要、検証結果、搭載機能、運用上の注意点をまとめています。
AITrendVisionは、MT4専用のEAです。インジケーターとしての利用と、実売買の自動化、どちらの使い方にも対応しています。MTPで育ててきた、有利エントリー、有利クローズ、口座状態の見える化、スマホ通知、リスク管理、回収設計を、単体EAとして搭載しています。いきなり大きなロットで運用するものではありません。まずはデモ口座、または小ロットで動作確認してください。
こんな方に向いています
- MT4でEAを使っている方
- バックテストを固定ロットと複利の両面で見たい方
- EAの判断状態をチャート上で確認したい方
- ナンピン・回収型EAのリスクを理解したうえで使いたい方
- 放置ではなく、資金管理しながら運用したい方
- リスク管理重視のEAに興味がある方
- 完全放置で稼ぎたい方
- ロット管理をしたくない方
- ドローダウンを一切受け入れたくない方
- 利益保証を求める方
- リスク説明を読まずに大きく動かしたい方
- 短期間で一気に増やすことだけが目的の方
AITrendVisionは、魔法のEAではありません。リスクを理解し、運用ルールを決めて使うEAです。
今日の結論
AITrendVision v1.01 は、2026年6月24日時点の検証で、ゼロ破綻継続記録 3,676日。固定ロットでは、初期証拠金 1,000 USD(約 11万円相当)から最終残高 11,709.79 USD(約 189万円相当)。PF1.98、勝率 78.11%、最大DD 16.80%。ロジック本体としてかなり安定した結果です。
複利モードでは、同じ約 11万円相当から約 1億 6,736万円相当まで到達。PF2.06、勝率 78.12%、最大DD 56.66%。DDは大きいですが、それは複利モードが常に高いリスク負荷をかけ続ける検証だからです。
勝つEAではなく、残るEAに近づける。
「長期破綻なし」という言葉は簡単です。でも、その中身が固定ロットなのか、複利モードなのかで意味はまったく変わります。私は、そこまで見てEAを判断したいと思っています。
AITrendVisionに興味がある方はこちらをご覧ください。
- 本記事は、EA開発およびバックテスト検証の記録を目的としたものです。
- 本記事は、AITrendVisionの将来の利益を保証するものではありません。
- 掲載している検証結果は、特定条件下の過去バックテスト結果であり、将来の実運用成績を保証するものではありません。
- 初期資金の日本円換算は、検証開始日である 2016年6月1日の USD/JPY=109.5471円で計算しています。最終残高の円換算は、記事作成時点のドル円レートをもとにした概算です。為替レートにより変動します。
- AITrendVisionには回収ロジックが含まれるため、相場が一方向に大きく逆行した場合、含み損が拡大する可能性があります。
- 複利運用は、利益を大きく伸ばす可能性がある一方で、損失やドローダウンも大きくなります。場合によっては投資元本を上回る損失が生じる可能性があります。
- FX・自動売買には、相場変動、スプレッド拡大、約定遅延、通信障害、証拠金不足などのリスクがあります。
- EAの利用、口座開設、入金、VPS契約、運用判断は自己責任で行ってください。
- 初回運用時は、必ずデモ口座または小ロットで動作確認してください。