39年前はビックリマン集めてました
「1ドル=161円後半」
今、日本の通貨「円」の価値が、1986年以来、なんと約39年ぶりの安値に迫っています。
ニュースで連日報道されていますが、「ぶっちゃけ、なんでこんなに円安が進んでいるの?」「これからどうなるの?」という疑問を、専門用語をできるだけ使わずに3つのポイントで解説します。
? ポイント1:なぜ、ここまで円安が進んでいる?
理由は一言でいうと「日本とアメリカの金利の差」です。
アメリカ:景気が良く、利上げが意識されている(=ドルを持っていると利息がたくさんもらえる)
日本:まだまだ金利が低い(=円を持っていても利息がほとんどつかない)
世界中の投資家やトレーダーは、「利息がつかない『円』を売って、利息がたくさんもらえる『ドル』を買おう」と動きます。この巨大な流れが止まらないため、どんどんドルの価値が上がり、円の価値が下がっています。
? ポイント2:「39年ぶり」ってどれくらい凄いの?
現在のターゲットになっているのが、2024年7月につけた「1ドル=161円95銭」という壁です。
ここを超えて162円台に入ると、歴史を1986年(昭和61年)まで遡ることになります。
1986年といえば、バブル景気が始まったばかりの時代。それ以来の歴史的な水準に、いま私たちは立ち会っています。
? ポイント3:これからの注目イベントと「政府の介入」
これ以上の円安(物価高)を防ぐために、日本の政府・日銀が「円買い介入(無理やり円を買い戻して円安を止める対抗策)」を行うかどうかに注目が集まっています。
過去にも160円を超えたタイミングで巨額の資金を使った介入が行われており、市場は常に「いつ政府が動くか」とピリピリしています。
? 私たちの生活やトレードへの影響は?
生活への影響:海外からの輸入に頼っているエネルギーや食品、iPhoneなどのガジェット類がさらに値上がりする可能性があります。
トレードへの影響:これだけの円安トレンドですが、162円の手前は「政府の介入」が最も警戒されるゾーンです。突発的な大暴落(急激な円高)のリスクも潜んでいるため、非常に神経質な値動きが続いています。
歴史的な節目を迎えているドル円相場。ここからトレンドが加速するのか、それとも政府の防衛策が牙をむくのか、まさに今が最大の正念場です。