【無料配布】「天底」でサインが欲しい→AIと試行錯誤して作った天底ツール
FX
今回のお題は「天底でサインを出すツール」
要は、相場が反転する起点でサインが欲しいというやつ。
これができたら誰も苦労しないんですが、まあやってみないとわからないので、いつも通りAIに相談するところから始めました。
手法のアイデア
最初、AIに「トレンド前の天底でサインが出るツールを作りたい、まずはロジックから考えて」とざっくり投げてみたんです。
そしたら「天底は後から見てわかるものなので、リアルタイムで検出するには、過剰に伸びた状態の検出・勢いの減衰・転換の初動確認、この3つを組み合わせるのが定石」みたいな、やたら真面目な答えが返ってきた。
候補も4つくらい出してきて、正直「多すぎる」と思った。
なので、もっとシンプルに自分のイメージを伝えることにしました。
「エリオット波動の3波・5波の部分に出てほしい」と。
これに対してAIは「3波・5波の起点って、結局どっちも"上昇トレンド中の押し目の底"という同じ構造ですよ」と整理してくれた。
これは地味に納得感があって、あ、そういうことかと。
要するに僕がやりたいのは「押し目の底でBUY、戻り高値でSELL」ってことだったわけです。
AIに仕様書を作らせる
で、AIが出してきた検出ロジックの案がいくつかあって、一番シンプルな「平均線+RSI」の案を選びました。
平均線が上向きでトレンドを確認
⇩
価格が平均線まで押したら押し目と判断
⇩
RSIが下から回復したら底打ち
という流れ。
ただ、これだけだと絶対だましが多いだろうなと思って、その不安をそのまま伝えた。
「これだけだとだましが多そう」と。
AIも「その直感は正しいです」と。
下降トレンドに変わったのに押し目と勘違いしてBUYする、みたいなパターンを並べてきて、フィルター候補をいくつか提示してきました。
トレンド強度、多時間足、値幅、反転確認、ボラ。全部入れるとサインが激減するから2〜3個にしろ、と。
ここで選んだのが「多時間足フィルター」
大きい流れに逆らわないようにする、ってやつですね。
これは効きそうだなと直感的に思った。
設定はこんな感じで詰めていきました。
メイン足の2個上の時間足を見る形にして、平均線はメインも上位も同じ期間21。RSIは下限30から回復したらBUYという、わりと厳しめの設定にしました。
そのあと「これだけだとまだ弱いな」と思って、平均線21・50・100が綺麗に並んでる状態(パーフェクトオーダー、要は3本の線が順番通りに並んでトレンドが出てる状態)も必須条件に追加。これで条件は4つ全部ANDになりました。
AIに丸投げしてコードを作らせる
仕様が固まったら、あとはAIに「これで作って」と丸投げ。
時間足の対応表(M5なら上位はM30、H1なら上位はD1、みたいなやつ)を渡して、コードを吐き出させました。
検証結果
完成したのがこれ。AUD/JPYのM30(上位足H4)で動かしてみた様子です。
チャートを見てもらうと、下降の入り口(天井)で赤い矢印が出て、そのあとの底で星マークが出てる。まさに「天底でサイン」というイメージ通りの場所に出てくれてました。これは普通に嬉しかった。
簡易の検証パネルの数字はこんな感じ。トレード数2回、勝ち負け1勝1敗で勝率50.0%、合計50.0pips。最大の勝ちが100pipsで負けが50pips、PFは2.00、期待値が1トレードあたり25.0pips、平均保有が65本(1950分)。リスク2%でのロットは0.40でした。
結果の考察
正直、トレード数2回はサンプルとして全然足りないので、勝率50%もPF2.00もまだ何も言えないレベルです。
ここは正直に書いておく。
ただ、PF2.00(勝った時の利益が負けた時の損失の2倍)っていうのは、勝率5割でもトータルでプラスになる形ではあって、形としては悪くない。
負けた時は50pipsで切れて、勝った時は100pips取れてる。損小利大の形にはなってる、というのは見ていて思いました。
何より、チャート上のサインの位置。天井と底、出てほしかった場所にちゃんと出てたのが今回の収穫です。
だましを減らすために条件をガチガチに固めた分、サインの回数自体は少ない。でもそれは想定通りで、むしろ「ここぞ」でしか出ないツールが欲しかったので、方向性は合ってると思ってます。
完成版「EMA_RSI_MTF」を無料配布します
ということで、完成したツールは無料で配布します。ツール名は EMA_RSI_MTF、MT4用のインジケーター(mq4)です。
中身をざっくり説明すると、メインで見てる時間足の2個上の時間足の平均線の向きをチェックして、大きい流れに逆らったサインを出さないようにしてます。
そのうえで期間21・50・100の平均線が綺麗に順番通り並んでる時だけBUYを許可(逆ならSELL)、さらにRSI(期間5)が下から回復したらBUYの起点、上から下げてきたらSELLの起点。この4条件が全部そろった時だけ矢印が出ます。条件が厳しめなので、サインの回数は少なめ。そのぶん「ここぞ」で出るツールです。
配布はゴゴジャンの無料出品ページから。無料ですがダウンロードにはゴゴジャンのアカウントが必要です。mq4ファイルをMT4の MQL4/Indicators フォルダに入れて再起動すれば、ナビゲーターに出てきます。