金価格急落!FOMCシゴールドマンサックス予想引き下げ!金価格4,100ドル割れ目前
本日の注目ニュース
金(XAU/USD)は6月19日も下落が続き、一時4,121ドルまで値を下げました。
FOMC後に強まった利上げ観測を背景にドル高と米国債利回り上昇が進み、金市場には厳しい展開となっています。
執筆時点では4,147ドル付近で推移しており、3週連続の下落となる可能性が高まっています。
なぜ下落しているのか?
今回の下落要因は主に3つです。
① FOMCが想定以上のタカ派姿勢
先日のFOMCでは政策金利を据え置いたものの、
ドットチャートでは
19人中9人が年内利上げを予想。
市場では
「高金利が長期化する」
との見方が急速に強まりました。
FRBのウォーシュ議長も
「最優先は物価安定」
と発言しており、市場は利下げ期待を大きく後退させています。
② ドル指数が13か月ぶり高値
ドル指数(DXY)は
101.00を突破し、
2025年5月以来の高値を記録しました。
さらに利上げ期待を反映し、
米2年債利回りも急上昇。
金利の付かない金は相対的に魅力が低下するため、売り圧力が強まっています。
③ ゴールドマンサックスが予想引き下げ
市場に衝撃を与えたのが、
ゴールドマンサックスによる金価格見通しの下方修正です。
従来予想
5,400ドル
↓
新予想
4,900ドル
へ引き下げられました。
依然として強気予想ではあるものの、目標価格引き下げは市場心理を冷やす材料となっています。
中東情勢は改善も効果限定
米国とイランの和平合意によって
ホルムズ海峡は再開。
エネルギー供給不安は後退し、
インフレ圧力も緩和されています。
しかし市場は現在、
中東情勢よりも
「FRBの利上げ」
を重視している状況です。
テクニカル分析
金価格は200日移動平均線を明確に下抜けています。
チャート上では
「安値切り下げ」
「高値切り下げ」
が継続しており、下落トレンドが優勢です。
上値目標
・4,382ドル
・4,466ドル(200日移動平均線)
・4,500ドル
下値サポート
・4,100ドル
・4,023ドル(年初来安値)
・4,000ドル
・3,886ドル
現在最大の注目ポイントは4,100ドル防衛です。
ここを割り込むと4,000ドルが現実的なターゲットとなる可能性があります。
来週の注目イベント
来週は重要経済指標が相次ぎます。
注目材料
・第1四半期GDP確報値
・コアPCE(FRB重視のインフレ指標)
・PMI速報値
・雇用関連指標
結果次第では追加利上げ観測がさらに強まる可能性があります。
まとめ
✅ FOMC後のタカ派姿勢で金価格続落
✅ ドル指数は101突破
✅ 3週連続下落の可能性
✅ ゴールドマンサックスが目標価格を4,900ドルへ引き下げ
✅ 4,100ドルが重要攻防ライン
✅ 次の焦点はGDPとコアPCE
FOMCをきっかけに市場の空気は大きく変化しました。
今後は4,100ドルを守れるか、それとも4,000ドル割れへ向かうのか。来週の経済指標が次の大きな分岐点となりそうです。